田中要次

高校卒業後に国鉄に就職して保線を担当し、1987年に国鉄が分割民営化されたことでJR東海の社員となった。90年JRを退社、27歳で上京したのち、竹中直人の初監督映画「無能の人」（91）に照明助手として参加。エキストラも務め、スタッフ兼業の俳優として芸能活動を開始した。01年、木村拓哉主演のTVドラマ「HERO」で、バーのマスター役に起用されブレイク。その他の出演作品に、映画「キル・ビル」（03）、NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」（12）、TVドラマ「アバランチ」（21）など。メジャーからインディーズ、映画からドラマまで、フィールドを問わずバイプレイヤーとして幅広く活躍。17年には「蠱毒（こどく）　ミートボールマシン」（17）で映画初主演を務めた。