ジャレッド・レト
米ルイジアナ州出身。ニューヨークで演技を学び、1992年からロサンゼルスで俳優として活動を始める。TVシリーズ「アンジェラ15歳の日々」(94~95)の主要キャストを経て、「プリフォンテーン」(97)で映画初主演。翌98年には主演作「ルール」がヒットし、テレンス・マリック監督の「シン・レッド・ライン」にも出演した。同年、バンド「サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ」を結成し音楽活動も開始。「ファイト・クラブ」(99)、「アメリカン・サイコ」(00)、「ロード・オブ・ウォー」(05)などの話題作に出演し、「レクイエム・フォー・ドリーム」(00)や「ミスター・ノーバディ」(07)などで主演を務める。徹底した役作りに定評があり、約18キロ減量してエイズ患者を演じた「ダラス・バイヤーズクラブ」(13)でアカデミー賞初ノミネートにして助演男優賞を受賞。以降は「スーサイド・スクワッド」(16)、「ブレードランナー 2049」(17)、「ハウス・オブ・グッチ」(21)などに出演するほか、「モービウス」(22)でタイトルロールを演じる。