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エイドリアン・ブロディ「戦場のピアニスト」当時を思い出し涙ぐむ

2017年8月14日 11:00

実在のユダヤ人ピアニストに扮した エイドリアン・ブロディ「戦場のピアニスト」

実在のユダヤ人ピアニストに扮した
エイドリアン・ブロディ
(C)2002 STUDIOCANAL - HERITAGE FILMS
- STUDIO BABELSBERG - RUN TEAM Ltd
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[映画.com ニュース] 米俳優エイドリアン・ブロディが、スイスで開催された第70回ロカルノ映画祭で生涯功労賞にあたる「レパード・クラブ賞」を受賞。出世作であるロマン・ポランスキー監督作「戦場のピアニスト」の公開から15年が経った現在も、同作から強く影響を受けていることを記者会見で明かした。

同作は、ナチス・ドイツ侵攻下のポーランドで生きた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化。主人公シュピルマン役を熱演し、第75回アカデミー賞主演男優賞に輝いたブロディだが、シュピルマンの過酷な人生の追体験は、長く尾を引いているようだ。

米IndieWireによれば、ブロディは断食するなど私生活を犠牲にして役づくりに挑んだことを述懐。極寒の冬に街頭で出会ったホームレスの男性の節くれだった手に衝撃を受けたことを思い出し、涙ぐむ場面もあったという。「演じた役を引きずることなどめったにないんだけど、あの映画に限っては、撮り終えてから1年近くもうつ状態から抜け出せなかった。まるで喪に服しているかのようにね。あの映画での経験を通して知ったことの数々に、すっかり心をかき乱されてしまったんだ」と語った。

オスカー俳優となってからは、ピーター・ジャクソン監督によるリメイク版「キング・コング」(05)や、「プレデターズ」(10)といったアクション大作から、ウッデイ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」(11)や、ウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」(13)といった名匠によるアート作品まで、幅広いジャンルで確かな演技力と存在感を見せており、今年3月に日本公開された主演作「白い闇の女」では製作も兼ねた。

(映画.com速報)

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