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本田翼、子ども向け哲学番組で人形と会話「ずっと疑問に思っていることがあって…」

2017年7月27日 14:00

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子ども向け哲学番組の声優を務めた本田翼
子ども向け哲学番組の声優を務めた本田翼

[映画.com ニュース]NHK Eテレの子ども向け哲学番組「Q こどものための哲学」の会見が7月27日、東京・渋谷の同局で行われ、声優を務めた本田翼ガッツ石松が出席した。

本番組は、少年Qくんがぬいぐるみのチッチと対話しながら、「死んだらどうなるの?」「なんで勉強しなきゃいけないの?」などの疑問に対する“自分なりの答え”を見つけていく人形劇。 ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズなどで知られる古沢良太が脚本を手がけ、本田がQくん、ガッツがチッチの声を務めた。

第2話のテーマ「かっこいいってどういうこと?」にかけて、「『かっこいい』に対する答え」を問われた本田は、「そうですね、どうしよう」と悩んだ末に「足が早い人……です!」と番組内のQくんのセリフを引用し、苦笑いを浮かべる。その理由を聞かれると、「ちょっとQくんの気持ちが移っちゃたのかな?」と首をかしげていた。一方のガッツは、「何も考えないこと」と即答し、笑いが沸き起こっていた。

会見には、Qくんとチッチの人形も登場し、本田とガッツがキャラクターになりきって記者の質問に答える一幕も見られた。「印象的だった話とセリフは?」と問われた本田は「そうだなあ。どこかなあ。収録は1日で一気に録っちゃったからなあ。どこだったかなあ~?」と“Qくんの声”でごまかし、「すみません、ちょっと待ってください」と平謝り。人形の動きに合わせて「僕は……うーん。死ってこわいという内容をやったんだよなあ。それはとっても深いって思ったんだよなあ」と話し、なんとか答えを絞り出していた。

「子どもの頃に抱いていた素朴な疑問」という話題では、本田は「Qくん何だと思う?」「そうだなあ翼ちゃんはどんなことを疑問に思っていたんだろうね」「うん、そうだねQくん」と1人2役の寸劇を繰り広げつつ、「ずっと疑問に思っていることがあって、初めて英語を日本語に訳した人ってだれなんだろうって。ペリーが来航した時に誰が日本語に訳したんだろう。どうやって外交したんだろうという疑問をずっと持っています」と明かした。

「Q こどものための哲学」は1~5話が8月14~18日の午前9時~9時15分にNHK Eテレで放送。6~12話は冬休みシーズンに放送される。

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