生田斗真×広瀬すず「先生!」主題歌は「スピッツ」の新曲「歌ウサギ」に決定
2017年6月13日 05:00

[映画.com ニュース] 生田斗真と広瀬すずの初共演で、河原和音氏の人気少女漫画を映画化する「先生!」の主題歌が、人気バンド「スピッツ」の書き下ろし楽曲「歌ウサギ」に決定した。「スピッツ」が実写映画作品に主題歌を提供するのは「櫻の園 さくらのその」以来9年ぶりのことで「恋愛は大体がキレイ事ではありません。でもそんな中で悩んでもがくのが醍醐味だとオジさんたちは思うのです。恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです」とコメントを寄せている。
原作は、「青空エール」「俺物語!!」などで知られる河原氏の大ヒットコミックで、一見すると無愛想だが優しく生徒思いの高校教師・伊藤貢作と、伊藤を一途に思う女子生徒・島田響の恋愛模様を描くラブストーリー。「僕等がいた」以来5年ぶりの恋愛映画出演となる生田が教師の伊藤役を務め、広瀬が伊藤に初恋をしてしまう17歳の女子高生・響を演じている。
「先生!」の連載当時、「スピッツ」の曲を聴きながら物語の世界観を膨らませていたという河原氏は「優しくて噛み締めたくなる曲と歌詞で、特に後半部分は漫画を描くとき自分もそういう表現をしていきたい! と思いました」と感動の面持ち。「恋に関して私自身も、漫画の中のキャラたちもみんな悩んでいるので勝手にリンクさせています」と感想を述べている。

メガホンをとった三木孝浩監督は、脚本作りや衣裳合わせなどの製作準備段階から「スピッツ」の曲を聴いていたようで「『スピッツ』さんの歌は僕にとってずっと、片想いの音楽でした。届かぬ想いのほろ苦さや、たわいもない卑屈な自己憐憫を優しく包んで肯定してくれる、あの頃の自分にとって無くてはならない存在でした」と念願のオファーになったようだ。そして「大人になっていくことへの寂しさをどこかで感じながら甘い感傷がたまらなく心地よい、『先生!』の世界をより深く増幅させてくれる最高の曲」と淡く切ない楽曲に仕上がった「歌ウサギ」を絶賛している。
また、今回の主題歌発表に合わせて、新たな劇中カットもお披露目。制服姿の響が、親友の川合浩介(竜星涼)、千草恵(森川葵)と階段に腰掛けている様子を写している。恋心を抱く教師・関矢正人(中村倫也)へのラブレターを手にはしゃぐ恵、そしてその横でほほえみを浮かべている響と浩介の姿から、3人の仲睦まじい関係性が浮き彫りになっている。
「先生!」は、10月28日から東京・新宿ピカデリーほか全国順次公開。
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