ダルデンヌ兄弟新作のテーマは欧州のテロリズム 祖国ベルギーが舞台
2016年8月29日 17:00
[映画.com ニュース] カンヌ映画祭パルムドールに2度輝いている、ベルギーのジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌ兄弟監督の新作が、テロリズムを題材にした作品になることがわかった。
詳細は明かされていないが、米バラエティによれば、タイトル未定の新作はヨーロッパにおけるテロの台頭に焦点を当てる内容のドラマで、ダルデンヌ兄弟の祖国ベルギーが舞台。ベルギーでは今年3月、首都ブリュッセルの空港と地下鉄駅で連続テロが起こった。隣国フランスでも、2015年11月にはパリ同時多発テロ、今年7月にはニースでテロが発生している。
現在、脚本を執筆中で、来秋までにベルギーでの撮影が予定されている。