三谷幸喜監督「スター・ウォーズ」に敗北宣言 香取慎吾「向こうは公開になってない!」と爆笑

2015年11月9日 21:30


宇宙と映画にまつわる 講義を繰り広げた三谷幸喜監督
宇宙と映画にまつわる 講義を繰り広げた三谷幸喜監督

[映画.com ニュース] 香取慎吾主演の三谷幸喜監督作「ギャラクシー街道」の特別講座イベントが11月9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。生徒に扮した香取と観客約500人に向けて、三谷監督が映画にちなんだ内容の講義を繰り広げた。

三谷監督が白衣をまとい、香取が椅子に着席すると、1限目「宇宙の大きさについて。完全版」、2限目「宇宙と映画の関係」、3限目「『ギャラクシー街道』はSFか?」の全3回の講座がスタート。「宇宙と映画の関係」の講座では、「月世界旅行」「2001年宇宙の旅」などの名作SF映画を三谷監督が紹介していく。だが、スクリーンに「スター・ウォーズ」の文字が映し出されると、香取は12月18日公開の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を引き合いに出し、「こんな大きな作品が公開される年にどうしてSF映画をやろうと思ったのか」と質問。三谷監督は「ライバルですから!」と勇ましく答えたが、すぐに「結果的にライバルになって負けましたが」と敗北宣言。「向こうは公開になってないじゃない!」と爆笑する香取に対し、三谷監督は「多分、企画はこっちの方が先だったような気がするんですよね。向こうがぶつけてきたんだ……。卑怯な奴らですよ。今年やらなくてもいいのに」とぼやき節で会場を笑わせた。

そして三谷監督の暴走はヒートアップし、続く「『ギャラクシー街道』はSFか?」というテーマに対しては、「『あんなのSFじゃない!』と言う人もいるわけですよ。なんで怒ってるんだバカヤローと思いますけども」。香取と客席が笑い声をあげるなか、三谷監督は「そもそもSFとはなんの略か?」と講義を続ける。SFの略として「サマー・フェスティバル」「俊二藤村(三谷作品の常連俳優・藤村俊二)」を挙げ始めると、真面目な映画講義は一変、大喜利状態になっていた。

映画は、老巧化が激しいスペース幹線道路「ギャラクシー街道」の脇にたたずむハンバーガーショップ「サンドサンドバーガー・コスモ店」を舞台に、そこで働く人々と客たちが繰り広げる騒動を描く。主演の香取をはじめ、綾瀬はるか優香遠藤憲一小栗旬大竹しのぶ西田敏行ら豪華キャストがそろう。

Amazonで今すぐ購入

フォトギャラリー

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース