樹木希林、原田眞人監督のキャスティングに異論!? 監督の“最愛の人”引っ張り出す暴走も : 映画ニュース

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樹木希林、原田眞人監督のキャスティングに異論!? 監督の“最愛の人”引っ張り出す暴走も

2015年10月25日 21:15

ティーチインに臨んだ原田眞人監督と樹木希林「駆込み女と駆出し男」

ティーチインに臨んだ原田眞人監督と樹木希林
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[映画.com ニュース] 井上ひさし氏の時代小説「東慶寺花だより」を原案とする人情時代劇「駆込み女と駆出し男」が10月25日、開催中の第28回東京国際映画祭のJAPAN NOW部門で上映。樹木希林原田眞人監督が東京・新宿ピカデリーでティーチインに臨んだ。

江戸幕府公認の縁切寺である尼寺・東慶寺に、離縁を願いさまざまな事情を抱えて駆け込んでくる女たちと、その手助けをする男の姿を描く。主人公の信次郎役を大泉洋、駆込み女を戸田恵梨香満島ひかりらが演じた。本作で時代劇に初挑戦した原田監督は、「日本映画の時代劇のいい部分を忘れないようにしたかった」と振り返る。その具体例として「例えばお吟役の満島ひかりが見せた、粋な芸者さんの体のさばきかた。これは大映時代劇だと山本富士子さんや木暮実千代さんを見て研究した」、そして「川島雄三監督の『幕末太陽傳』のようなテンポの良い時代劇」を挙げ、「そういうものを継承したかった」と熱弁した。

本作はセリフや設定において、含蓄(がんちく)ある言葉や日本の昔の文化といった古典的描写が頻出する。原田監督は、そういった描写を用いても、本作が若い観客を置き去りにしない理由として、「僕も最初は分からない言葉が結構あった。けど、徐々に分かるようになってきた。その理由にリズムがある」と解説し、心地よいセリフ回しの裏には「江戸っ子独自の、リズムの良さや言葉の響きが不可欠だった」と明かした。

樹木は原田監督の言葉に熱心に耳を傾け、「日本語の持つチャーミングな魅力を存分に発揮したセリフ、言葉の早さ。そして映像。全てが見事だった」と称賛。だがキャスティングの話題になると、原田監督が「樹木さんと意見が合わないキャスティングがあって、毎日説教されていました」と突然の暴露。樹木は、当初は老女をイメージしていた法秀尼の役を「3カ月の訓練で役になりきれるか」と懸念した原田監督が、若い女優を起用した点に納得いかなかったそうで「もちろん演じた女優さんが悪いわけじゃない。きれいな方なのに、尼さんの衣装を着ると誰が誰だか分からないからもったいないと思った」と説明した。

イベントの終了間際、突如立ち上がった樹木は「こんなに素晴らしい監督がどういう人を美しいと思うと思いますか?」と不適な笑みを浮かべる。そのまま客席に向かうと、最前列にいた女性の手を取り「監督の奥様です!」と客席に紹介。大照れする原田監督と妻・みずほさんに向けて、客席から温かい拍手が巻き起こっていた。

第28回東京国際映画祭は、31日まで開催。

駆込み女と駆出し男〈特装限定版〉[Blu-ray/ブルーレイ] 駆込み女と駆出し男〈特装限定版〉[Blu-ray/ブルーレイ] 最安価格: ¥5,141 井上ひさしが10年をかけて紡いだ『東慶寺花だより』を原案に、原田眞人監督が実写映画化。

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