ボストンマラソン爆破テロ映画、ジェイク・ギレンホール恋人役に「オーファン・ブラック」女優
2015年10月19日 13:50
[映画.com ニュース] クローン人間たちの運命を描くドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」で注目を集めたカナダ女優タチアナ・マズラニーが、ボストンマラソン爆破テロ事件を題材にした米ライオンズ・ゲートの新作「Stronger(原題)」に出演交渉中であることがわかった。米Wrapによれば、本作はジェイク・ギレンホールの主演が決定しており、「スモーキング・ハイ」のデビッド・ゴードン・グリーン監督がメガホンをとる。
2013年4月15日に起こったボストンマラソン爆破テロ事件では、3人が死亡、260人以上が負傷。チェチェン系移民のジョハル・ツァルナエフが逮捕され、もうひとりの実行犯である兄タメルラン・ツァルナエフは逮捕劇の際に死亡した。
映画は、マラソンに参加した恋人をゴール付近で待っていたときにテロに巻き込まれ、両足を失ったジェフ・バウマンさんに焦点をあてるもので、ギレンホールがバウマンさん役を演じる。マズラニーは、バウマンさんの恋人役を演じると見られている。
なお、本作のほかにも同テロ事件を映画化する企画がふたつ進行しており、CBSフィルムがマーク・ウォールバーグ製作の「パトリオッツ・デイ(原題)」、フォックスがダニエル・エスピノーサ監督「ボストン・ストロング(原題)」の製作に向け動いている。
「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」をきっかけに、さまざまな新作オファーが舞い込んでいるマズラニーは、ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズと共演した映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」が11月27日から日本公開。