オダギリジョーの個性派衣装を「深夜食堂」松岡監督がツッコミ
2015年2月21日 18:33

[映画.com ニュース]小林薫主演、松岡錠司監督作の映画「深夜食堂」の大ヒット御礼舞台挨拶が2月21日、東京・新宿バルト9で行われ、小林薫と松岡監督をはじめ共演の不破万作、綾田俊樹、須藤理彩、小林麻子、宇野祥平、金子清文、オダギリジョーが出席した。
全国80館での公開ながら興行収入ランキングに2週連続トップ10入りを果たし、興収2億円突破間近となった本作。この日も満場となった客席を見渡し、松岡監督は「あるフランスの高名な映画監督が、映画作りを山登りに例えて記した手記があります。映画作りは山の登りに似ている。粛々(しゅくしゅく)と苦闘の連続だが、頂上に向かって登るしかない。しかもその山が登るに値するかは頂上に行ってみないとわからない。映画作りも同様である。何度も苦しい時にそれを読み返している。そして、深夜食堂の頂上に立ち、この光景が広がっている。皆さんが、僕の道が間違っていないということを証明してくれています。本当に感謝しています」と電車の中で考えたというスピーチで謝意を示した。
松岡監督と公私ともに縁が深いオダギリは、「監督のスピーチに感動してしまった。さすが電車で考えただけある」と感心の面持ち。この日、つばの広い帽子とマント風のトップスを合わせた魔法使いのような個性的な衣装で登場したオダギリは、松岡監督から「その帽子、どうなっているの?」とツッコまれ、「言わなくていいですよ、それは」と言葉を濁して会場の笑いをさらっていた。
これまで3作のドラマシリーズが放送された人気同名コミックを映画化し、深夜に開店する食堂“めしや”に集う人々の人間模様を映し出す。アジア各国での人気が高く、台湾、香港、マカオ、韓国、マレーシアなどでの公開が決定している。オダギリは「一番驚いたのは、韓国で深夜食堂をミュージカルにしていた」と報告し、「意味がわからない(笑)。失礼な意味ではないですが、その発想がすごいし、たくさんの方が見たというので、影響力を感じざるを得ない」と感想を語っていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)