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瀧本智行監督、白石一文「私という運命について」をドラマ化!

2013年12月19日 18:00

瀧本智行監督がドラマ化する「私という運命について」「犯人に告ぐ」

瀧本智行監督がドラマ化する「私という運命について」
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[映画.com ニュース] 気鋭の映画監督・瀧本智行が、直木賞作家・白石一文氏の名作をドラマ化する「私という運命について」の演出を手がけることがわかった。白石氏の著作が映像化されるのは、今作が初めて。瀧本監督にとっても、連続ドラマに着手するのは初の機会となる。

「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で山本周五郎賞、「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞した白石氏は、初期作「一瞬の光」「不自由な心」「すぐそばの彼方」などでも登場人物の心のありよう、感情の機微を丁寧にすくい取った良作を多く発表しており、現在の文壇に必要不可欠な存在だ。WOWOWが連続ドラマ化する今作は、バブル崩壊後の激動の時代を駆け抜けた主人公・冬木亜紀が、29歳から40歳になるまでの10年間に焦点を当てるとともに、数奇な運命をともにした男たちの姿を描いている。

犯人に告ぐ」「はやぶさ 遥かなる帰還」「脳男」などのメガホンをとっている瀧本監督は、「監督をやらないかという話をいただいた時、正直お断りするつもりでした。勝手も違うし、自分に務まるとは思えませんでした」とオファーを受けた当初を述懐。だが、原作を読んだことで「どうしても自分の手で映像化したくなりました。『運命』だとすら思いました。それほどまでに心を揺さぶられたのです。原作に対する僕なりの思いを、いかに映像に昇華できるか、挑戦はもう始まっています」と意欲をみなぎらせている。

原作者の白石氏は、執筆当時を「父(直木賞作家・白石一郎氏)や親友の死に遭遇し、彼らの闘病に長く寄り添っていたこともあって、絶えず『人間の死』について思いをめぐらせていました」と振り返る。さらに、「人は自らの死だけでなく、親しい人々の死に対しても無力です。死にあらがうすべを一切持ち合わせない私たちの運命。そこに見出せるかすかな希望があるとすれば、それは一体何か? 優れたスタッフ、俳優陣を得て、作中で私が追い求めたものがいかに映像化されていくのか。今から楽しみで仕方がありません」とコメントを寄せ、完成を心待ちにしている。

なお、脚本は「おひさま」の岡田惠和が執筆する。注目のキャストは後日発表を予定している。連続ドラマW「私という運命について」は、2014年3月に放送スタート予定。

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