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伝説的特撮ドラマの47年ぶり新シリーズ「ネオ・ウルトラQ」が劇場上映決定

2013年10月9日 09:00

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人気特撮ドラマを映画館の大画面で
人気特撮ドラマを映画館の大画面で
(C)2013 円谷プロ・WOWOW

[映画.com ニュース] 1966年の特撮テレビドラマ「ウルトラQ」の新シリーズで、今年1~3月に放送された「ネオ・ウルトラQ」(全12話)が、劇場で上映されることが決まった。

円谷プロダクションが手がけた元祖「ウルトラQ」は、ユニークな怪獣や宇宙人が多数登場し、さまざまな怪異現象を通して、環境破壊や人間性の喪失など、社会の闇に鋭く切り込んだ特撮ドラマ。その後の「ウルトラマンシリーズ」の礎となったことでも知られる伝説的作品だ。

同作から47年を経た今年、世界がなお抱える深い闇に切り込むべく、円谷プロダクションとWOWOWがタッグを組み、“セカンドシーズン”として「ネオ・ウルトラQ」を製作。心理カウンセラーの南風原仁(田辺誠一)、トラベルカルチャー誌のライター渡良瀬絵美子(高梨臨)、バー「トビラ」のマスター・白山正平(尾上寛之)という、境遇も考え方もまったく異なる3人が、不可解な出来事に引き寄せられ、南風原の恩師・屋島教授の助けも借りながら人知を超えた力に向き合っていく姿を描いた。最新鋭の4Kカメラも導入し、石井岳龍中井庸友入江悠田口清隆とった実力派の監督たちが各話の演出を担当。1~3月にかけてWOWOWで全12話が放送された。

視聴者から好評を博し、映画館のスクリーンで見たいという声も多数寄せられたことから、劇場での上映が決定。パート1~4まで4回にわけて上映され、各回とも「ネオ・ウルトラQ」を3話ずつと、モノクロだった「ウルトラQ」を最新技術でカラー化した「総天然色ウルトラQ」から選りすぐったエピソード1話を加えた計4話、そして今回の劇場上映のために作られた本編を振り返るショートアニメ「屋島教授の部屋」で構成される。

作品名にちなみ11月9日から4カ月間、毎月9日を「Qの日」とし、全国のTOHOシネマズ15館で毎回レイトショー1回のイベント上映。メイン館であるTOHOシネマズ日劇のみ1週間レイトショー上映され、毎回初日にゲストを招いてトークショーを開催する。料金は1500円均一。

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