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100年ぶりに公開の作品も「伝説の映画コレクション」開催

2013年10月3日 10:39

「櫻田血染ノ雪」の一場面

「櫻田血染ノ雪」の一場面
(C)早稲田大学演劇博物館所蔵
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[映画.com ニュース] 11月2~3日、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターでユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント「伝説の映画コレクション 早稲田大学演劇博物館所蔵フィルム特別上映会」が開催される。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が所蔵するフィルム11本を「日本映画の起源」「外国無声映画の魅惑」「知られざる映画史」という3つのテーマで上映する。

「日本映画の起源」では、日本初の映画スターとして知られる尾上松之助主演の「雷門大火 血染の纏」をはじめ、明治大正期の映画会社が製作した新派、旧劇映画を紹介、関東大震災を逃れた数少ない貴重な作品が上映される。「外国無声映画の魅惑」では、現在本国ドイツにも存在しないという、セカイフイルム社旧蔵のドイツ無声映画2本を上映、「知られざる映画史」で紹介されるのは、太平洋戦争末期に日本映画社ジャカルタ製作所が、現地のスタッフ、キャストで製作した2本の宣伝映画で、当時のフィルムのほとんどを接収したオランダのフィルム・アーカイブにも所蔵はない。

早稲田大学で10月2日行われた会見で、日本学術振興会の上田学氏は「日本映画の起源」で上映される作品について「1963年に早稲田で20人ほどを対象に上映されているが、広く一般に公開されるのは100年ぶり」と説明。演劇博物館とフィルムセンターの合同企画は今回が初の試みで、早稲田大学文学学術院教授の児玉竜一氏は「演劇と映画研究の両方に橋を架けるような研究が盛んになればいい」とコメントした。

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