栗原類、水嶋ヒロ主演「黒執事」で闇社会に生きる謎の葬儀屋に
2013年7月9日 08:00

[映画.com ニュース]ネガティブモデルとして知られる栗原類が、水嶋ヒロの3年ぶり俳優復帰作「黒執事」に出演していることがわかった。原作を下敷きにしたオリジナルキャラクターで、闇社会に生きる謎の葬儀屋ジェイ役に挑む。
「NANA」シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」のさとうけいいち監督が共同でメガホンをとり、「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で連載中の枢やな氏の人気コミックを実写映画化。ファントム社の若き総帥・汐璃(剛力彩芽)と執事セバスチャン(水嶋)が、英国女王の密命を受け、怪事件を追う。栗原が演じる役どころは、事件の引き金となった大使館員の遺体を運ぶ葬儀屋で、栗原のミステリアスな雰囲気と奇抜な衣装によって怪しげなキャラクターとして完成した。
栗原は、川口春奈主演のホラー「絶叫学級」で銀幕デビューを果たし、今後も人気ギャグ漫画を実写化する「男子高校生の日常」の公開が控えている。7月1日には、ブログで俳優業を本格化させることを発表していた。今回、「水嶋ヒロさんの3年ぶりの俳優復帰作に出演できてうれしいですが、僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした」という思いを抱えていたようだが、水嶋や剛力との会話を通して役をつかみ「(現場は)子どもの夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせていただきました」と乗り切った。
ふたりの監督は、「とにかくあやしく謎めいたジェイのキャラクターが、栗原さんに思い切りハマりました。しかも栗原さんは、とても熱心に役づくりのプランを提案してくれました。ほかに比べようのない栗原さんの個性と存在感に、ぜひ魅了されて下さい」(大谷監督)、「役づくりも打ち合わせ時から奇怪な感じをノリノリでこなす程のパフォーマンスでした。お芝居にたいする不安はクール過ぎる人柄から微塵(みじん)も感じませんでしたね。共演者たちも深夜に及ぶ撮影でも怪演ぶりに注目しっぱなしでありました」(さとう監督)と舌を巻く。
さらに、ビジュアル面を担当したさとう監督は、特注した帽子など栗原の衣装を「ノリノリでデザインさせていただきました」と明かし、「こんな怪しいキャラクターを熟す栗原類さん! 美しくも奇怪! という言葉が当てはまります」と満足げだ。栗原も「今回の衣装、好きです。衣装、すべてまるごといただきたいですが、お値段がいくらになるか分からないので……」と語っている。
「黒執事」は、2014年新春に全国で公開。
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