「牙狼」スピンオフ劇場版7月公開決定!
2013年3月23日 13:30

[映画.com ニュース]テレビドラマ、そして映画と根強い人気を誇る「牙狼<GARO>」シリーズのスピンオフ劇場版となる「牙狼外伝 桃幻の笛」の製作発表会見が3月23日、「東京国際アニメフェア 2013」にて開催され、原作者で総監督を務める雨宮慶太、メガホンを握る大橋明、キャストを代表して佐藤康恵と松山メアリが劇中のセクシーな衣裳で登場した。
スピンオフ作品として女魔戒法師の邪美と烈花に焦点を当てた本作。シリーズ本編では描かれなかった「牙狼<GARO> ~MAKAISENKI~」以降のエピソードとして女たちの美しき戦いが描き出される。
人気キャラクターとしてシリーズを支えてきた邪美を演じる佐藤は「最初に話をいただいたときは『キターッ!!』って感じでテンション上がりました」と満面の笑み。「アクションも命がけで何でもやろうという気持ちで臨みました」と強い決意を明かす。
烈花役の松山は映画「牙狼<GARO>~RED REQUIEM~」、ドラマ「牙狼<GARO>~MAKAISENKI~」に続いての出演となるが「ドラマのアフレコで雨宮監督に『またやりたい?』と聞かれてノリで『はい!』って言ったんですがまさか主役とは……」と驚いた様子で語る。
だが、誰よりも本作への参加を驚いていたのは今回、初めてメガホンをとることになった大橋監督。「ファーストシリーズではスタントをやっていて、『MAKAISENKI』ではアクション監督。『蒼哭ノ魔竜』のときに雨宮監督から『次は監督な』と言われて冗談だと思って流してたんですが……本当でビックリしました」と述懐する。それでも「大変でしたが、雨宮監督が何度も現場に来て助けてくださいましたし、俳優部も僕以上にキャラクターを完成させてくれていた。『いつも通りに』と言えばできてしまいました(笑)」と“チーム牙狼<GARO>”への強い信頼で厳しい撮影を乗り切ったようだ。
雨宮監督も「大橋くんはお芝居は撮れると思っていた」と太鼓判を押す。ドラマ版、そして先日公開された劇場版「蒼哭ノ魔竜」に続き、キャストを一新してのドラマ新シリーズの放送開始を控える中で、さらに今回のスピンオフが公開となるが「みなさんに認知していただけたいまだからこそできたと思う。長くやってみるものだなと思います」と感慨深げにうなずいていた。
いまだ内容に関しては謎に包まれた部分が多い本作だが、松山は「いままで愛してくださったファンのみなさんだからこそ分かる、(劇中には登場しない)GAROや鋼牙といった他のキャラクターを感じられるポイントがいくつもあります!」とファンの期待をあおる。佐藤も「スタッフも私たちも本当に気持ちが熱いです。何度も涙出そうになりながらやりました」と強い思いを吐露。熱烈なファンで埋まった会場は拍手と歓声に包まれた。
「牙狼外伝 桃幻の笛」は7月、シネ・リーブル池袋ほか全国公開。
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