Showtimeがドリームワークスとの放送契約を延長
2013年3月21日 22:30
[映画.com ニュース] 米有料チャンネルのShowtimeが、ドリームワークス作品の放送権を更新したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
CBSの子会社であるShowtimeは、ドリームワークス作品の配給を手がけるウォルト・ディズニーと交渉し、2015年に満了となる現行契約を、18年まで延長することで合意。詳しい条件は明らかにされていない。
ライバルの米有料チャンネルHBOとは異なり、Showtimeはハリウッドのメジャースタジオとのパイプがないため、ドリームワークスとの契約延長は不可欠だった。近年、Showtimeは「HOMELAND」や「Shameless」などオリジナルドラマを積極的に手がけているものの、ハリウッド映画はいまだに主軸を担っている。
ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した「リンカーン」(スティーブン・スピルバーグ監督)は今年、Showtimeで放送されることになる。ちなみに、米有料チャンネル間でハリウッド映画の獲得競争が激化しており、昨年末にはディズニーが米有料チャンネルStarzとの契約を延長せず、動画ストリーミングサービスの米最大手ネットフリックスと独占契約を締結し、業界を震かんさせた。