ドリームワークス・アニメーション、350人のリストラ断行へ
2013年2月28日 08:00
[映画.com ニュース] ドリームワークス・アニメーションが、年末までに350人の解雇を行うことになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。約2200人の社員を抱える同社が行う、初めての大規模リストラとなる。
最大の原因は、昨年11月に全米公開した「Rise of the Guardians」がヒットせず、同社が8700万ドル(約80億円)の赤字を被ることになったため。「シュレック」「カンフー・パンダ」「マダガスカル」などのヒットシリーズを抱える同社が「Rise of the Guardians」で最大の損失を出したため、ジェフリー・カッツェンバーグ最高経営責任者(CEO)は、これまで原因究明と改善点の洗い出しを行ってきたという。
その結果、現状よりも製作スタッフの人数を減らし、次世代ツールの導入で生産効率をアップさせる方法を選択。リストラを断行することを決意したという。カッツェンバーグCEOは、「ドリームワークスの創設以来、もっとも辛い決断でした」と説明している。