井上真央、“霊長類最強女子”吉田沙保里の肩車に感激

［映画.com ニュース］　女優の井上真央が10月28日、三重・伊勢の皇學館大学総合体育館メインアリーナで行われた「お伊勢さん全日本男女混合綱引大会」に、スペシャルゲストとして登場し、三重出身で国民栄誉賞の受賞が決定したロンドン五輪女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手率いる小学生チームと対戦し、大金星を挙げた。

この日のスペシャルエキシビジョンマッチは、女子レスリング世界大会13大会連続優勝というギネス記録をもつ吉田選手の輝かしい経歴と、目標に向かって前向きに頑張る女性たちの姿を描く井上の主演最新作「綱引いちゃった！」のイメージが合致し、吉田選手が三重出身だったこともあり実現。2人の名前がサプライズでコールされると、場内にいた約400人の観客からは大歓声があがった。

試合前から“吉田有利”と見られていたが、撮影に際し約2カ月以上にわたり厳しい綱引きトレーニングを積んできた井上も小学生チームとともに互角の戦いを見せ、吉田選手の“連勝記録”を途切れさせた。まさかの勝利に、井上は「勝っちゃいました！　霊長類最強に勝っちゃいました！」と大喜びだ。

また、吉田選手からロンドン五輪で獲得した金メダルをかけられ、さらに肩車をしてもらうひと幕も。これには感激した様子で、「びっくりしました。まさかと思いました。なかなかお会いできる方ではないので、すごく幸せでした」と満面の笑みを浮かべた。

一方の吉田選手は、「連勝記録を止められてしまったので、また次の試合から1勝、2勝と目指して頑張っていきます」と謙虚に語っていた。それでも、最後は女子トークで盛り上がり、「今度は恋愛成就の祈願を一緒に行きましょう。恋愛は連敗続きなので（笑）」と井上を伊勢神宮参拝に誘っていた。

「綱引いちゃった！」（http://www.tsunahiki.jp）は、11月23日から全国で公開。