手塚治虫「ブラック・ジャック」がアメリカで実写ドラマ化
2012年8月3日 16:00
[映画.com ニュース] 手塚治虫の傑作医療漫画「ブラック・ジャック」を、アメリカで実写ドラマ化する動きがあることがわかった。
米Deadlineによれば、米ABCの警官ドラマ「ルーキーブルー」の制作や、米AMCのゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」の配給で知られるインディペンデントスタジオEntertainment One(eOne)が、このほど「ブラック・ジャック」のテレビシリーズ化権を獲得した。実写ドラマシリーズとして開発する予定。ハリウッド版「THE JUON 呪怨」シリーズなどを手がけたダグ・デイビソンと一瀬隆重がプロデュースを務めるという。
天才無免許医師ブラック・ジャックの活躍を描く「ブラック・ジャック」は、翻訳版コミックスやアニメ、OVAなどを通して海外でもカルト的人気を博しているが、海外で実写版が製作されるのは今回が初となる。同スタジオでは2013年中の放送開始を目指しているという。現時点ではキャストは未定。
日本国内ではこれまで、宍戸錠(「瞳の中の訪問者」)、加山雄三、隆大介、本木雅弘、岡田将生が実写版でブラック・ジャックを演じている。