吉永小百合、東京ドームのバックスクリーン看板で史上2人目の快挙
2012年7月22日 05:00
[映画.com ニュース] 吉永小百合の主演最新作「北のカナリアたち」の看板が7月24日~11月中旬、東京ドームのビックボード(バックスクリーンと並列の最も大きな看板)に掲出されることがわかった。同時期に吉永がイメージモデルを務めるJR東日本の看板も掲出されることになっており、ビックボードに同一人物が複数登場するのは、2007年のイチロー選手(シアトル・マリナーズ)以来、史上2人目。女性としては史上初の快挙となる。
バッターボックスから、「北のカナリアたち」の看板までの推定飛距離は150メートル。天地7290ミリ×9880ミリ。看板に打球を当てた選手には、100万円相当の劇場鑑賞券がプレゼントされる。しかし、過去に同ボードに打球が当たったことは合計で89回あるが、同作のボードが掲出されるスコアボード左横の看板を直撃させた選手は、これまでにひとりもいないという。
映画は、「告白」の湊かなえ氏の「往復書簡」(第二話「二十年後の宿題」)が原案。ある事故がきっかけで島を出た小学校教師の川島はる(吉永)が、20年後に最後の教え子のひとりが事件を起こしたと知り、かつての生徒たちと再会する旅に出る姿を描く。
阪本順治監督がメガホンをとり、撮影を担当するのは木村大作。柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平ら豪華キャストが出演し、極寒の真冬と初夏の2期にわたり利尻島、礼文島で4カ月間におよぶ一大ロケを敢行した。1年以上の製作期間をかけた今作は、7月18日にクランクアップを迎えたばかりだ。
「北のカナリアたち」は、11月3日から全国で公開。