「るろ剣」×サッカー日本代表、試合中継時に1日限定映像を放送

2012年7月10日 13:00

［映画.com ニュース］　佐藤健主演で人気剣客漫画を実写映画化した「るろうに剣心」が、7月11日に行われるサッカー日本代表戦“キリンチャレンジカップ2012”の中継時に、1日限定の特別映像を放送することがわかった。“ なでしこジャパン（日本女子代表）×オーストラリア女子代表”戦、“ U-23日本代表×U-23ニュージーランド代表”それぞれで、異なったバージョンの映像を見ることができる。

女子代表戦中継時には、今作の女性キャラクターに焦点を当てた“なでしこバージョン”を放映。「日本の女が強くなったのは、昨日や今日のことじゃない。時代が動くとき、そこには必ず戦うなでしこがいた」というナレーションからはじまり、武井咲扮する神谷薫、蒼井優演じる高荷恵が、困難に立ち向かう姿を映し出す。薫や恵の活躍から、世界を相手に戦い抜く“なでしこジャパン”にも共通する、女性の優しさと強さを表現した。

U-23代表戦で放送される“サムライバージョン”は、「どんな時代でも、大切なもののために戦い続ける生きざまを、“サムライ”と言う」というナレーションが印象的だ。緋村剣心（佐藤）、鵜堂刃衛（吉川晃司）、斉藤一（江口洋介）、相楽左之助（青木崇高）らの登場シーンを盛り込み、自らの信念や仲間のため壮絶な戦いに身を投じる男のたくましさをアピールする。

“なでしこジャパン（日本女子代表）×オーストラリア女子代表”戦は7月11日午後4時53分～7時45分、“U-23日本代表×U-23ニュージーランド代表”戦は同日午後7時45分～9時54分に、フジテレビ系列で全国生中継される。

「るろうに剣心」は、1994～99年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された、和月伸宏の剣客漫画を、大友啓史監督のメガホンで実写映画化したもの。“人斬り抜刀斎”の異名で恐れられた剣心が、明治維新を機に“不殺（ころさず）の誓い”をたて、過去に苦悩しながら自分を見つめ直す姿を描く。8月25日から全国で公開。