EUフィルムデーズ2012が開幕 ハンガリーから監督が来日
2012年5月25日 14:00

[映画.com ニュース] 日本とEUの市民交流の促進を目的とする「日・EUフレンドシップウィーク」の一環として5月25日、「第10回EUフィルムデーズ2012」が開催された。ハンガリーの気鋭フォニョー・ゲルゲイ監督が来日し、24日に駐日欧州連合代表部で行われたレセプションに出席した。
映画祭で上映される「メイド・イン・ハンガリー」は、1960年代半ば、共産主義体制下のハンガリーを舞台に、両親とともに4年間アメリカで暮らし、帰国したロック好きの主人公が政府が企画したタレントショーに出場するまでを描く。実在するハンガリーのロック歌手の半生を題材にしたミュージカル映画。26日には、本作上映後に監督が出席するトークイベントを実施する。
フォニョー・ゲルゲイ監督は「タイムトラベルをするような話で、ハンガリーにおいて悲しい時代を描いていますが、今のハンガリーはEUの一員として自由な空気の明るい国になっています」と作品と現在のハンガリーを比較。マエヴ・コリンズ駐日公使は「昨今ヨーロッパからは暗いニュースばかりが届く中、フォニョー・ゲルゲイ監督はイノベーションある素敵な映画を紹介してくれました。ヨーロッパの才能はクリエイティビティがあると提示してくれました」と語った。
東京・京橋の国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「第10回EUフィルムデーズ2012」では、ロマン・ポランスキーの「水の中のナイフ」(62)、ケン・ローチ「エリックを探して」(09)など今昔のヒット作ほか日本未公開作7本を含む21本を公開。6月16日まで。また、6月13~19日に一部作品を福岡市総合図書館でも上映する。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ