ナスターシャ・キンスキーとポランスキー監督がカンヌで久々2ショット
2012年5月23日 13:30
[映画.com ニュース] 開催中の第65回カンヌ映画祭で、ロマン・ポランスキー監督「テス」(1979)のクラシック部門での上映に際し5月21日(現地時間)、主演のナスターシャ・キンスキーとポランスキーが、同作で33年ぶりにカンヌのレッドカーペットに登場した。
トマス・ハーディの名作を映画化した本作は、貧農の娘テスが奉公先の息子に暴行された上妊娠、しかも生まれた子は死んでしまう。やがて牧師の息子と結婚するが、テスの前歴を知り、姿を消す……。テスの流転の人生を、美しい英国の風景を背景に描き出した。10代のキンスキーの熱演とともに、当時ポランスキー監督とキンスキーが恋愛関係にあったことも話題となった。
ポランスキー監督は、2002年に「戦場のピアニスト」でパルムドールを受賞。現在、19世紀末のフランスで起こったスパイえん罪事件、“ドレフュス事件”の映画化を手掛けている。