30代女性の日常を描く「すーちゃん」シリーズ、柴咲×真木×寺島で映画化

(C)2012　映画「すーちゃん　まいちゃん　さわ子さん」製作委員会

［映画.com ニュース］　30代女性の日常と恋愛や結婚、仕事などに揺れる姿を描いた益田ミリの人気コミック「すーちゃん」シリーズ（幻冬舎文庫）が、柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶ主演で「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」として映画化されることがわかった。3人の共演は初となる。

30～40代の女性から圧倒的な支持を得ている原作の「すーちゃん」シリーズは売り上げ累計27万部の大ヒット作。益田氏の作品初の映像化となる本作では、都会に住むすーちゃん（柴咲）、まいちゃん（真木）、さわ子さん（寺島）の3人が、迷いながらも必死に毎日を生きる姿を描き、同時代を生きる女性たちの背中をそっと押すような、生きるヒントになる作品を目指すという。

3人はかつてのバイト仲間で、10数年たった今でも友情が続いているという設定。すーちゃん（34歳）は、料理が趣味でカフェ勤務、年上のマネージャーに思いを寄せるが今一歩踏み込めない奥手な女性、まいちゃん（34歳）はメーカー勤務で不倫中のOL、さわ子さん（39歳）は、母とふたりで祖母の介護をするWEBデザイナーで、偶然再会した高校の同級生との恋の始まりを予感するという役どころだ。

第一線で活躍する旬の女優3人が、都会で仕事を持つ独身30代女性の等身大の人生模様をどのように演じるかに期待が高まる。「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」は、2013年の劇場公開予定。