ハリウッド俳優・小山田真、沖縄で人生設計の重要性を説く
2012年3月29日 16:41
[映画.com ニュース] ハリウッドで活躍する日本人俳優・小山田真が3月29日、沖縄・宜野湾で開催中の第4回沖縄国際映画祭で、“アメリカで日本人が成功する秘けつ”についてトークショーを行った。お笑いコンビ「バッファロー吾郎」のバッファロー吾郎Aと竹若元博、「スリムクラブ」の真栄田賢と内間政成らが登壇し、さまざまな疑問を小山田にぶつけた。
父親の影響でアメリカに興味を持ち、中学生の時点で渡米を決意していたという小山田。「大事なことは、計画を立てること。中学2年の時から、60代までの人生計画を立てていました」と明かし、会場に集まった老若男女をうならせた。
今イベントでは、「ラストサムライ」などの出演歴があり、現在もハリウッドで活躍中の小山田をゲストに迎え「海外留学、そして海外で成功するには?」と題してトークを展開。英語の上達方法から俳優ビジネスを成功させるためのアドバイスまで、幅広い体験談が披露された。
漫才風の芸がアメリカにあるのか疑問を持ったバッファロー吾朗Aは、「日本語の『なんでやねん』の英語版は、よく字幕で見る『そんなことはワイフに聞いてくれよ』ですか?」と質問。その発言に爆笑した真栄田は、「今年はこれをはやらせましょう」と、先輩芸人の新たな芸に大喜びした。
また、映画初出演が「ラストサムライ」だった小山田だが「1番最初の撮影が、渡辺謙さんと真田広之さんと一緒だったんです。彼らの演技についていくのが大変でした」と苦労話も明かした。
第4回沖縄国際映画祭は、3月31日まで開催。