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園子温監督「まるでガラパゴス状態」日本映画界の現状を痛烈批判

2011年11月5日 19:25

トークショーを行った園子温監督と冨樫真「恋の罪」

トークショーを行った園子温監督と冨樫真
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[映画.com ニュース] 最新作「恋の罪」の公開を控える園子温監督が11月5日、日本大学芸術学部(東京・練馬区)の芸術祭で、同作に出演する女優の冨樫真とともにトークショーを行った。同学の映画学科の学生たちを前に「日本映画が健全だったのは70年代まで。80年代後半から危うくなって、90年代には終わった。海外作品のようにもっと現代化してほしいのに、まるでガラパゴス状態」と日本映画界の現状を痛烈に批判した。

園監督は「特に良くないのは、役者が芝居をしていないこと。それにカット割りも知らない人が大作を撮っている。腐った伝統を重んじる映画評論家には、『君たちの時代は終わったよ』と墓を掘ってあげたい」。それだけに「こうした状況を引っぺがすには、僕が映画を撮り続けるしかないし、作品がヒットすることが大切。学生の皆さんには、自分たちの未来のためだと思って、ぜひ『恋の罪』を応援してほしい。とにかく先生の言うことは聞いちゃダメ」と学生へのメッセージにも熱がこもる。

同作は1990年代に東京・渋谷で実際起こった殺人事件にインスパイアされたオリジナルストーリー。水野美紀演じる女刑事・和子がラブホテル街で発生した猟奇殺人事件を捜査する過程で、大学のエリート助教授・美津子(冨樫)と貞淑なセレブ妻のいずみ(神楽坂恵)が隠し持つ“秘密”に触れ、後戻りできない禁断の領域に足を踏み入れる。園監督にとっては「女性に対する自分なりの思いの集大成。女性に対する尊敬や畏敬、それにまつわるミステリーを描いた作品」だという。

冨樫は、昼間は助教授、夜は売春婦というふたつの顔をもつ女性を体当たりで熱演。「役をいただけると聞いた瞬間、『私と心中してくださるんですか?』と聞いたら、監督が『うん』って。厳しい現場だったが『どうなってもいいや』と死なない程度に生きてやろうと思った」(冨樫)。オーディションで初めて会ったのが冨樫だったといい「いきなり『美津子、来たぞ』と思ったが、いきなりウルウル泣きだして『愛って何ですか?』って質問されちゃって(笑)。ちょっと怖すぎると思って保留したが、やっぱりあの人(冨樫)しかいないと思った」とキャスティングの経緯を明かした。

恋の罪」は11月12日から全国で公開。

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