梅津泰臣のアニメ「A KITE」がハリウッドで実写映画化
2011年9月5日 11:51
[映画.com ニュース] アニメーターで映画監督の梅津泰臣のアダルトアニメ「A KITE」(1998)が、ハリウッドで実写映画化されることがわかった。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、黒沢清監督作「回路」の米リメイク版「パルス」をプロデュースしたほか、日本映画「隣人13号」のリメイク権を獲得したアナント・シンの製作会社ディスタント・ホライゾンがプロデュースを手がけ、「ファイナル・デッドサーキット 3D」のデビッド・リチャード・エリス監督がメガホンをとるという。
「A KITE」は、両親を惨殺された少女・砂羽が、その犯人である警察の鑑識課職員の性の奴隷となりながらも、殺し屋としての手ほどきを受け復讐を狙うというストーリー。日本版のオリジナルは60分の18禁OVAだが、海外ではおもにアダルトシーンをカットした45分バージョンのDVDが販売され、カルト的な人気を博している。
「A KITE」実写版のキャストは未定。2012年1月のクランクインを予定している。