“野獣系”「BEAST」、渡辺謙出演「シャンハイ」イメージソングに

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［映画.com ニュース］　“野獣系K-POPグループ”の「BEAST」が、サスペンス映画「シャンハイ」のイメージソングとして「FICTION」のオーケストラバージョンを提供することが決定した。同楽曲は予告編やテレビスポットに使用される。

ミカエル・ハフストローム監督がメガホンをとり、国家の陰謀に巻き込まれた男の運命と愛を軸にアジアの歴史に迫る。舞台は1941年の太平洋戦争を目前に控えた上海。米国諜報員ポール・ソームズは、同僚殺害の真相を探るため上海を訪れる。しかし、ソームズが上海マフィアのボスの妻アンナと恋に落ちたことから、事態は真珠湾攻撃へつながっていく。ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファ、渡辺謙、菊地凛子ら日中韓の俳優陣が結集した。

「BEAST」は、3月16日に「SHOCK」で日本デビューを果たした6人組アイドルグループ。今回、歴史の波に翻ろうされながらも自らを貫いた男の強さと優しさが、グループが持つイメージと重なったことから起用が決定した。オーケストラバージョンのレコーディングは、予告編製作に間に合わせるため深夜にまでおよんだという。オリジナルバージョンとは異なり、ヨン・ジュンヒョンが日本語のラップに挑戦している点にも注目だ。

「シャンハイ」は、8月20日から全国公開。