米人気アニメ「シンプソンズ」にお尻禁止令
2010年11月17日 11:30

[映画.com ニュース] 米フォックスは、過激な内容で知られる同局の人気アニメーションシリーズ「シンプソンズ」の制作陣に対し、数年前から“お尻禁止令”を出していたことがわかった。
同社はこのほど、1989年に放送が開始された同シリーズのシーズン23突入を決定。来年めでたく500話を迎えることになったが、これを記念したニューヨーク・マガジンのインタビューで、制作総指揮のアル・ジーンが「もう(主人公の)ホーマー・シンプソンが生のお尻を出すことはできないのです」と明らかにした。
ジーンは「以前はホーマーのお尻はOKだったのですが、その後、フォックスのわいせつな放送内容への規制が厳しくなり、禁止されたのです」と語っている。04年のNFLスーパボウル中継でジャネット・ジャクソンが起こしたバストポロリ事件の影響だという。
「お尻が出ている過去のエピソードが午後6時から再放送されているじゃないかとかけあったのですが、取り合ってくれませんでしたね」と振り返る。同社は今月末、「ザ・シンプソンズ MOVIE」をプレミア放送する。ジーンは、劇中でキャラクターが中指を立てたり、股間をあらわにしたり、神をぼうとくするシーンが含まれているため、どのような対処をするのかに注目しているという。

「ザ・シンプソンズ MOVIE」
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