「海猿」完結編、ついに動員400万人&興収60億円突破

2010年10月12日 16:59


本年度の実写邦画ナンバー1になる可能性も
本年度の実写邦画ナンバー1になる可能性も

[映画.com ニュース] 伊藤英明の主演最新作「THE LAST MESSAGE 海猿」が、10月11日までに観客動員400万人、興行収入60億円を突破したことがわかった。

同作は、9月18日に全国467スクリーンで封切られ、20日までの3日間で動員93万9950人、興収14億3095万4460円を記録。興収71億円を稼いだ「LIMIT OF LOVE 海猿」対比で130.4%という大ヒットスタートを切った。

その後も順調に数字を伸ばし、配給の東宝は10月3日に行われた大ヒット御礼舞台挨拶では動員300万人、興収45億円に迫る勢いであると発表。これは、織田裕二主演作「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」を越える勢いで、本年度の実写邦画ナンバー1になる可能性が高い。

“衰え”知らずの「海猿」は、10月9~11日の3日間でも3Dと2Dを合わせた動員が51万2796人、興収7億8657万1420円で、前週比92.8%。公開後24日間で動員401万2783人、興収60億1694万9020円に達した。内訳は3Dが圧倒的な人気を誇り、動員275万8811人は人員内訳の68.8%、興収内訳の73.5%という無類の強さだ。

これで、興収100億円も視野に入ってきたといえる。若年層から主婦層、中高年層にいたるまで客層を選ばない作品世界も奏功した同作の、今後の興行展開から目が離せなくなった。

同作は、大火災が発生した巨大天然ガスプラント施設「レガリア」を舞台に、救助作業中に起きた爆発事故で閉じ込められてしまった海上保安官の潜水士・仙崎(伊藤)らが、生還を目指して奮闘する姿を描く。通常の2D版に加え、シリーズ初の3D版が全国277スクリーンで上映中。

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