ジョニー・デップ、キース・リチャーズのドキュメンタリーを監督

2010年2月4日 20:58


デップにとっては13年ぶりのメガホン
デップにとっては13年ぶりのメガホン

[映画.com ニュース] ジョニー・デップが、世界最高のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のギタリスト、キース・リチャーズのドキュメンタリー映画で自らメガホンをとることになったようだ。

米The Playlistほか複数の欧米メディアが報じたところによれば、1月に盟友エミール・クストリッツァ監督が主催する映画祭のゲストとしてセルビアを訪れたデップが、地元紙の取材に対して、リチャーズのドキュメンタリーを製作予定であると明かしたという。

デップは、「僕も昔より少しは賢くなったし、前作から充分な時間が経過した。また監督をやってみてもいいと考えている。実は来週からキース・リチャーズのドキュメンタリーに着手する予定なんだ」と語っている。ここで言及している前作は、97年のデップの初監督映画「ブレイブ」のこと。同作は批評・興行ともにかんばしくない結果に終わっている。

また、1月31日には、ロサンゼルスでリチャーズを撮影するデップの姿がパパラッチされている。その場には、パティ・スミスノラ・ジョーンズの姿もあったという。なお、バンドとしてのドキュメンタリーはいくつか存在するが、リチャーズを単独で追った映像作品は今回が初めてになる。デップは、「キースが僕のカメラの前に立つことを承諾してくれたことに、とても感激している」と興奮を隠し切れない様子だ。

自身も俳優になる以前はギタリストだったデップは、リチャーズの大ファンとして知られる。主演作「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで演じているジャック・スパロウ船長は、リチャーズをイメージしてキャラクター作りをしたとも言われ、シリーズ3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(07)では、念願かなってリチャーズとの共演も果たしている。

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