奇行続きのホアキン・フェニックスがライブで観客に激怒!あわや乱闘に
2009年3月13日 12:00
[映画.com ニュース] 昨年10月に俳優業からの引退を表明し、ラッパーに転向したホアキン・フェニックスが、ライブ中に自分をヤジった観客に向かってステージからダイブ、あわや殴り合いの騒動を起こしていたことが分かった。
3月11日、フェニックスはマイアミのホテル内にあるクラブで、1月のラスベガス以来2度目のライブを行った。開演予定時刻から4時間遅れの午前2時、最近のトレードマークとなった伸ばし放題のアゴヒゲとサングラス姿で登場、もごもごと聞き取りづらいラップを披露し始めたが、すぐに観客の1人がヤジを飛ばしたらしい。
それに怒ったフェニックスは、「オレの銀行口座には100万ドルある。オマエはいくら持ってるんだ」などとわめき始め、いきなりステージからフロアに降りてその男につかみかかったという。すぐにセキュリティがあいだに入ったため乱闘にはならなかったが、会場は一時騒然となった。
ここのところ奇行の目立つフェニックス。トーク番組での振る舞いがアカデミー賞授賞式でパロディにされるほどだが、実はこの日も、フェニックスのドキュメンタリーを製作中の俳優で義弟のケイシー・アフレックが、一部始終をカメラに収めていた。そのカメラが、フェニックスがダイブする直前から客席のほうに向けられていたという観客の証言もあり、今回の騒動も含めて一連の奇行は映画用の演出ではないかという話も出ている。