鈴木京香が“息子”加瀬亮&岡田将生にしみじみ。伊坂幸太郎「重力ピエロ」完成
2008年12月25日 12:00

[映画.com ニュース] 人気作家・伊坂幸太郎のベストセラーの映画化「重力ピエロ」が完成。12月22日、映画の舞台となる宮城県仙台市で全国初の一般試写会が開かれ、主演の加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香、森淳一監督らが舞台挨拶を行った。
「重力ピエロ」は、父親の異なる泉水(加瀬)と春(岡田)の兄弟が、仙台市内で発生する連続放火事件と、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの関連性に気付き、事件の謎解きに乗り出したことから、悲しい過去に向き合うことになる姿を描くミステリー・ドラマ。映画の舞台が原作者・伊坂の住む仙台市で、撮影も同市を中心に行われたことから最速の試写会が行われ、登壇した加瀬は「撮影にとても協力してもらったので、この場を借りてお礼を言いたい。ありがとうございました」と観客に向けて挨拶した。
兄弟役の2人はそれぞれ映画の感想を聞かれ、加瀬は「台本を読んだ際、春を実写化するのはとても難しく、説得力が生まれないんじゃないかと心配していましたが、すごくかっこいい春ができあがりました」と岡田を絶賛。岡田も「自分に兄はいないので、加瀬さんのことを実際に兄だと思っています」と語り、劇中同様の兄弟愛を披露。母役の鈴木も「こんな最高にかっこいい2人の息子と素敵な旦那さん(小日向)がいて、いい家族を持てた」としみじみ。仙台生まれの鈴木は「自分の生まれ育った宮城県でロケをして、お仕事できたということはとてもうれしい」とも語った。
「重力ピエロ」は09年4月25日より宮城県で先行公開され、5月23日より全国ロードショーとなる。
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