「セカチュー」の製作チームが作った泣ける映画とは?
2004年10月12日 12:00
全国の書店員の支持をきっかけに、55万部のベストセラーとなった市川拓司の同名小説を、大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を世に送り出したプロデューサー、濱名一哉(TBS)、市川南(東宝)、春名慶(博報堂)が再び手を組んで映画化した「いま、会いにゆきます」が完成。10月12日、東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて、土井裕泰監督(TV「オレンジデイズ」「ビューティフルライフ」など)、家族役を演じた竹内結子、中村獅童、武井証らが会見を行った。
本作品で初メガホンを取った土井監督は「力強いキャストとスタッフの力で、性別や年齢に関わらず色々な感想を持ってもらえる間口の広い映画になった。多くの人に観てもらいたい」と自信のほどをPR。また、出演のオファーを受ける前に原作を読み、泣いてしまったという竹内は「話をもらった時は驚いたが、自分が心惹かれた作品に出演でき、光栄に思っています」と、素直な心情を吐露していた。「キル・ビル」の青葉屋のセットを手掛けた種田陽平の美術にも注目。10月30日よりロードショー。