ニコール・キッドマン、ビートたけしと共演?
2004年10月5日 12:00
ニコール・キッドマンが、ウォン・カーウァイ監督の次回作「ザ・レディ・フロム・シャンハイ」の主演をつとめることになるかもしれない。ほとんどのカーウァイ監督作品の美術を担当しているウィリアム・チャンが現在キッドマンと会談中だという。映画の舞台は30年代の上海ということだが、物語の詳細は明らかになっていない。
カーウァイ監督といえば、撮影中に脚本を書く、役柄やストーリーを俳優たちにあまり教えない、あるいは、撮影に長時間かかる(最新作「2046」は5年)などマイペースな監督として有名。多忙を極めるハリウッドのトップ女優が主演をつとめるなど不可能にも思えるが、キッドマンはどうやら、他のプロジェクトの合間に、断続的にカーウァイ組に合流することを考えているようだ。さらに、共演として、北野武が“バッド・ガイ”役をオファーされているという。撮影は早ければ05年2月、上海でスタートする予定。