ヒントは「某野球チームのオーナー」?「隠し剣 鬼の爪」が完成

2004年8月10日 12:00


(左より)吉岡秀隆、松たか子、 山田洋次監督、永瀬正敏、緒形拳
(左より)吉岡秀隆、松たか子、 山田洋次監督、永瀬正敏、緒形拳

今年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「たそがれ清兵衛」の製作チームが、山田洋次監督のもと、再び藤沢周平の原作に挑んだ大作時代劇「隠し剣 鬼の爪」。その完成記者発表が8月4日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行なわれ、山田監督以下、主演の永瀬正敏松たか子吉岡秀隆緒形拳らが出席した。

本作の製作を振り返って、山田監督は「『たそがれ~』はシンプルだったが、今回はストーリーとしても女中と下級武士とのラブロマンスを軸に友情、復讐劇と盛り沢山であるほか、キャストも豪華で色彩豊かな映画に仕上がった」と語った。また、初の侍役をこなした永瀬は「マイナスからのスタートだったが、山田組スタッフ他、周りに支えられて乗り切ることが出来た」とコメント。そして、永瀬の敵役を演じた緒形拳は「『オレのことを誰だと思っているんだ!』という台詞が上手くいかず、悩んでいた時に山田監督から『某プロ野球チームのオーナーを思い出してみては如何ですか?』というヒントを貰いました」と語り、笑いを誘っていた。「隠し剣 鬼の爪」は10月30日より公開。

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