劇場公開日 2023年7月28日

イノセンツのレビュー・感想・評価

全171件中、21~40件目を表示

4.0子供の実在感

2023年10月8日
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鑑賞方法:映画館
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Pocaris

3.0子供の遊びが狂気に変わる

2023年10月5日
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退屈な夏休みを過ごしている子供たちが超能力的な不思議な力に目覚めてしまうサイキックスリラー。無邪気な子供たちの遊びが狂気に変わっていく姿を上手く描いている。これは、世界中の子供たちにも共通するものであり、周囲の環境次第で子供の生活が大きく変わってしまうという強いメッセージ性を感じた。

2023-153

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隣組

5.0「超能力」に「科学」を見た

2023年9月30日
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SP_Hitoshi

5.0見た後しばらく立ち上がれなかった

2023年9月24日
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「凄い映画見ちゃった・・・」と言うのが鑑賞直後に頭に浮かんだ言葉。完成度高く、映像・脚本・子役達の演技、すべて秀逸な良くできた映画なんですが、とにかく怖い!ホラー的にじゃなく心理的に怖い!余計なものが削ぎ落とされた、北欧ならではのセンスの良さみたいな空気感のある作りが、いっそう怖さをマシマシにさせるのかも。 残酷なシーンが複数あるので、軽くオススメとは言いにくいですが、心理描写の表現方法や、説明くさいセリフを排除してるのにしっかり伝わる脚本とか、本当によくできた作品だと思いました。そして子役が素晴らしすぎる。 猫好きな人は見ない方がいいかも。

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cycycy

2.5ノリきれず

2023年9月24日
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単純

もう少しパンチが効いた作品であってほしかった

猫ちゃんをああいう目にあわす必然が感じられないよ😿

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Sue Cat Boy

1.0オレをそして娘をみて、おっさんは本作を見てこう思った。

2023年9月9日
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鑑賞方法:映画館

もうとうに昔のことだが、オレが子供の時は、さすがに猫はないが、カエル、ザリガニは当たり前のように爆竹で破裂させていたし、近所の子供に平気で石をぶん投げていた。

それは、やはり環境によるもので、そういった行為は無垢とか無邪気とか、変に理由をつけたり、ましてや正当化するものではなく、程度こそあれ、生きていくうえでの通過点だったと今は思っている。

よく言われることだが、それを「イノセント」と呼ぶのは、子供ではなく、大人であり、もっというと、「そんな経験もしていないのに、想像の」ノスタルジーに浸る、ただの気持ち悪いオトナである。

そして子供を怖いというのも、あんた、子供だった時がないのか、と。





「イノセンツ」

本作の興味深い点は、子供の「その無邪気な行為」を大人の空想で「超能力に置換させたらどうだろう」という点。

まあ、子供の時だって、「超能力があれば・・・」と思ったりしたこともあるだろう。念じてアイツの頭が破裂すればいいのに、とかね。

そういや、自分はダミアンだと信じて、トモダチの脳血管をぶち切ろうと念じたら、自分の鼻血が出たな。

はっはっは。

だからね、この映画、まどろっこしいのよ。音でドキドキさせなくても、そんなタメ、要らないよ。サっとやっちゃうからね。

で、自分が子供を持つようになって、娘のそういった兆候をみたりするのよ。

「ああ、そうだよね。」てね。

でも、娘は猫はおろか、カエルも殺さないだろう。

だって、カエルがいないから、というのは冗談で、カエルを殺すことを求められないから。
感情的にものを投げることはあるよ、だってその方法しか知らないんだから。

だから、この映画はそんな怖いとか、ましてや、子供の無邪気が怖いとかそんな見方をしてはだめなんだって。

オタクが、日本のマンガに惚れて、なんとか映画にしました、っていうね。そこから楽しまなきゃ嘘よ。ホラーでも、社会派スリラーでもなく、サイキックバトルギャグ映画でいいでしょう。

の割にギャグが足らない、ここぞという見せ場も、その路線で期待するから、勝手にやり過ぎみたいな期待も裏切られる。まあ、これはしょうがない。

ベンの意識が標的の窓に寄っていく「エンゼル・ハート」オマージュなところは好き。

追記

ラストは、姉ちゃんの手が止まる。

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しんざん

3.5鑑賞動機:『童夢』にインスパイアされている10割

2023年9月9日
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『童夢』は何度となく読んでいるが、もちろんストーリーは別物だけど、終盤の描写が思っていた以上に『童夢』でちょっとニヤついてしまった。ベランダとか赤ん坊とかブランコとか、そのまんま。そんなに好きなのね、うんうん。
最初はあまりにもやさぐれているので、大丈夫かと思ったが、子供はバカじゃないというスタンスが変わらないのは良かった。その代わり容赦もないけど。猫好きは…大ダメージを負う覚悟で。

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なお

5.0無垢と悪意

2023年9月4日
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エスカレートする力と無垢な邪悪。
起きてほしくないことばかりが起こり、見ぬふりをしてきた自分の意識を炙り出され、強い衝撃と重さに縛り付けられる、あまりにも恐ろしい映画だった。

まっすぐな感情のままに行動する子供たちだからこそ危うい。
悪意を孕まないただのサイキック遊びがどんどん意志を持ち始め、強い悪意に変わっていくさまがどうしようもなく辛かった。
ただ愛されたかっただけなのだろうけど。
最初の凶行、ズーンと衝撃を受けつつ、流れるような行動のシークエンスに目を奪われてしまった。

虫や小動物に対する残酷な行動って子供のころのあるあるだと思う。
大なり小なり誰しもが経験することじゃない?
ただしその中でも無意識にボーダーラインは引いているもので、その辺の境界の無さが露呈するシーンはとても印象的だった。

感情も感覚も知能も見えなかった姉の中身が少しずつ見えてくる瞬間、妹がちゃんと嬉しそうに笑ってくれたことにホッとする。
そしてテレパシーの遊びの中でどんどん「人間らしく」なっていく姉に私も嬉しく思っていた。

これってどういう感情なんだろうね?
障害があるだけで最初からずっと人間なのに、意思疎通ができないだけで途端に「人の形をした何か」みたいな認識がうまれてしまうような。

でもやっぱり妹を守るように立ちはだかる姉の姿にはかなり胸が熱くなるし、サイキックなサポートが無いときのフワフワした状態に戻ると少し残念な気持ちになってしまう。
普段は意思疎通が難しいからこそ、ほんの少しでも感情的な部分や本人の意志が見えた時のコントラストでグッと来るんだろうけど。

派手な演出はないけどどのシーンもインパクトが強い。
圧倒的な恐怖や精神的な負担が大きく、観ていて非常に疲れる上質なホラー映画だった。
タブーとされる感覚もストレートに表現して切り込む姿勢を感じる。
透明な空気を感じる北欧映画独特の映像美がとても好き。

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KinA

5.0子役がすごい

2023年9月3日
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楽しい

怖い

興奮

不思議な力がなぜ身についたのかは説明されていないが、幼少期の精神的な不安定さがうまく描かれている。なにより子役の演技と撮り方が凄く良く、言葉がなくても不安や恐怖、苛立ちがわかる。各家族人種がバラバラなのは何かの意図があるかもしれないが、イーダちゃんかわいい。

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しんかまぼこ

4.0良質なホラー しかし不快指数高スギ

2023年9月2日
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子供の純粋さ 故の残虐性みたいなものがとても上手く描かれてる。

しかし、動物好きな自分にとってはみるのがしんどかった。猫好きならやめておいた方がいいです。

見た後めっちゃ疲れたな。
音の使い方から何から本当に不快でゾクゾクしてホラーとしては良質な作品です。

公開してすぐ行ったのに、席に空きが多かったし過小評価気味ではありますね。

大友さんの作品が好きなので童夢も読んでますが、終わりとかそのまんま過ぎて影響受けたとかそういう次元か?ってなったので、ちゃんとしてください。

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ボイス

3.5オトナは蚊帳の外

2023年8月30日
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悲しい

怖い

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かばこ

3.0無垢で残酷な子供が超能力を持つと・・・・

2023年8月29日
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怖い

子供の頃、蟻の巣に水を流して楽しんでいた自分を思い出した。
悪いことをしているのはわかっていても、ゾクゾク感に酔いしれてやめられなかった。

この映画のベンジャミンもそういう気持ちで、悪意というより興味本位で超能力を悪用していたように感じる。
幼くて他人の痛みがわからないから、遊び感覚で他人を傷つけていた。

対照的に、障害があって言語が使えないが共感力が高いお姉さんと、正義感が強い妹が、共に敵を倒すといった流れだろうか。

面白いけど、終始暗く、どことなく不気味な雰囲気なので好きな映画じゃなかった。

超能力の危険さを知り、使い方を探りながら成長していく、エスパー魔美のような超能力者が好きです。

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ジュンヤ

3.5ギョッとするシーンが2度ほど、、

2023年8月29日
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有りましたがそれほど怖さは感じません。
子ども達によるサイキックバトルが、家族の関係も絡めて描かれています。
子ども達の演技が秀逸なのと、カメラワークも面白くて、結構楽しめました。
童夢は昔読んだけどほとんど覚えてませんね。。

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やまぼうし

4.0親が知らない、子どもたちの世界

2023年8月28日
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ちょっとした悪戯が、どんどんエスカレートしていく、そしてそれによって友情や家族愛が歪んだり強まったりする。

きっと誰もが子ども時代に持った、子どもだけの世界や秘密を追体験するような映画。

子どもゆえの無邪気な弱いものへの攻撃の描写が、
一番怖かった。
そこ以外は最後までハラハラできた面白い映画でした!

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may1_ppp

4.0『童夢』を読んでる人も、そうでない人も。

2023年8月27日
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鑑賞方法:映画館

割引になる曜日、間違えて正規の料金で観ちゃったよ。
でも、面白かったからいいや。
途中、ずっとネコ飼ってる自分には耐えられないシーンがあって、しばらく眼を瞑ってたけど。

大友克洋の傑作『童夢』に触発されて作った映画と、かなり前から聞かされてて、観たいと思っていた作品。
『童夢』のようで『童夢』じゃない。
子供、団地、超能力などはそのまま。
あとは自由に作っている。
先が読めないので緊張感がある。

帰宅して『童夢』を読み返すが、やはり面白い!
俺は『AKIRA』より、こっちの方が好き。
世界中、マンガも映画も音楽も、触発しあって、影響受けあって、もっと面白いもの、もっと良いものが出来ていくといいな。

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Syouiti

4.5最後まで気の抜けないサイキックホラー

2023年8月27日
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悲しい

怖い

興奮

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由良

4.0幼さゆえの悪意の暴走

2023年8月27日
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悲しい

知的

サイキック映画ですが派手なVFXは無く、箱庭の様な団地内で淡々とお話しは進みますが、最後までちゃんと心を掴み続けてくれる稀有な作品でした。
子供特有の残酷さや繊細さがよく表れていて、時よりフェードアウト?する場面も効果的だったと思います。
劇中での「ママあのね、、、」には重大な事が隠れていました。
時間に追われる子育てですが、子供と話しをする際は、焦らず注意深く聞く事を心がけたいもので、20年前の自分に言ってやりたいです。
さて来週は、この映画の対局にあるサメ映画を観に行きます。

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のっぽ

4.5これは超怖い。。。

2023年8月27日
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怖い

超能力ものは好きなのですが、この映画は怖い。そして終始、不穏な空気が流れ不気味だ。
途中で劇場から逃げようかと思ったほど不気味でしたが、でもとても面白かった。
たしかに心に闇をかかえる子どもに、こんな能力が身についたらこうなるだろうな。
タイトルのイノセンツはなるほどです。

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光陽

4.0独立しているのに

2023年8月25日
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またぞう

3.5子供の無邪気さと加害性

2023年8月25日
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監督は童夢を読んで影響を受けたとのこと。童夢のような派手なアクションはないが、子供の持つ無邪気さと加害性が描かれていて最初から最後まで不穏で気が抜けないサスペンスホラー。
演技に見えない子役の演技が達者過ぎて不穏さに拍車をかけている。
子供達は無邪気さの中にも苦しみを抱えていて、特に主人公の少女が7歳にして自閉症の姉のヤングケアラーをさせられてる行き場のない閉塞感がこちらにまで伝わってくる。
白夜の団地の静けさが怖い。

※猫が酷い目に遭うので苦手な人はご注意。

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Jax