夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのレビュー・感想・評価
全204件中、21~40件目を表示
久間田琳加
モデル出身だから、美人で可愛いのは当然だけど、彼女は声がいい。
芯が通っていて、意思の強さを感じさせる声。
凄く、存在感があるんだよな。
役柄上、登場シーンの半分以上でマスクをしているが、くぐもった声でも耳障りがいい。
個人的には、今、20代前半の若手女優の中では一番魅力的だと思うし、将来性も感じる。
吉田ウーロン太をパパ役にしたキャスティングも良かったと思う。
この家族には何かぴったりという感じ。
映像も美しかった。
蜷川実花の映画のように原色を多用されると押し付けがましさを感じたりするのだが、この作品はナチュラルな風景を映し出していて、何となく心地いい。
アスミック・エースの映画は尖った作品が無い分、安心して見られる。
ただの青春恋愛映画とはちょっと違う柔らかな空気感が程良い良作。
この目に映る世界の全てを
先ずは。いつもお世話になっているココの投稿陣にお礼を。観るか観ぬか悩む時の最後の一押しありがとうございます。お陰様で今回も大成功。良い。時間が経つとより良い。これは好きだ。
原作が良いのであろう事は勿論だけれども、アイドル登竜門系青春映画は避ける私でも唸る快作。恋愛もので何よりも嫌う余計な三角関係もなく、ただただ其々をジワジワと掘り下げていく感じは堪らなく好みでした。正直中盤位までは主人公(女子)が無理だったけれども、それを払拭するカタルシスと"その理由"にオジサン涙腺崩壊でした。好きです。
これはいい裏切り
青春映画には全く縁がないのだが、これ結構評判が良いようなので鑑賞。
縁がないとは言ったが、この作品何度かYouTubeの広告で予告を見たことがあり、その段階では全く興味を持たなかった。前述の通り、恋愛ベースの青春映画が刺さらないタイプなのと、主演俳優に演技力をあまり感じなかったから。
でもこれはただの恋愛青春ものとは違いますね。進むにつれてテーマも深掘りされていくさまが良かった。また、全体的に画が美しい。
ただ、主演俳優は今回の役柄や雰囲気、求められるビジュアルど真ん中に刺さっているだけで、けして演技は上手くないと思います。なので、ゴリ押しや過大評価はせず、地道にやってくれることを祈る…。
世代を超えて観れる作品
とにかく映像がキレイ。
恋愛映画だと思ってたけど、家のこと、学校のことの苦悩をリアルに感じれる作品。茜の苦しんでる姿が切ない。茜を変えようと手を差し伸べる青磁が冷たい中にも愛を感じました。
胸キュンポイントもたくさんあります。
観に行く回数が増える毎にストーリーがすっと胸に入ってくる。
私は屋上のシーンが大好きです。
たくさんの世代に見てほしい作品です。
観に行く予定じゃなかった娘も見に行って良かったと言ってくれました。
青磁は本当にかっこよくて、茜は本当に可愛いかったです。
主題歌のGradation最高です。
世代を超えて楽しめる映画
あまり映画館で映画を観ないで生きてきた主婦ですが、学生時代のあの甘酸っぱくキュンキュンを感じられた、切なくてとても考えさせられる作品だなと感じました。最初のシーンから息を飲む様な感じで惹き込まれたし1回だけでは足りなく2回目も観たけど内容を知った上でまた違う視点から楽しめました。そして1番は映像がとにかく美しかったし曲も素晴らしかったです。
青磁と茜
夜明けの色だ。
若い人たちの恋愛ものって、いまさらって感じで避けてたけど、最近の恋愛青春映画はよくできている。
この作品も、どろどろしていない、過激なシーンがない、悪い奴が出てこない、みんないい人。画がきれい。主人公がかわいらしくて魅力的、前向きになれる。
おじさんたちの時代は、小説でも映画でも、なんだか人間の嫌な部分や暗い面を描くことが高尚であって、評価されがちだったけど、今の若い人たちの描くものは明るくて前向きで、いいなぁ。
あの狭い階段の上の丸い入り口から、どうやっていろんなもの屋上へ運んだんだろう、とか、雨降らないのかな、なんて思ったらダメですね。
こういった作品を観るようになったのはこのサイトのおかげです。レビュアーの皆さんありがとうございます。
久間田琳加さんの演じる茜に終始心が揺さぶられました!
映像美と音楽とが合わさり、素晴らしい映画を観せていただきました!最後の茜の笑顔が本当に素晴らしい!何度も劇場で観ようと思います。
色鮮やかな世界
最初に予告編を見た時の期待以上の出来でした。映画内で伝えたいメッセージもしっかりしていたのも良かったです。夕焼けを見るシーンは特に良かったです。他の実写化が星3ならこれは間違いなくそれ以上なので4か5ですが…最後にかけての尻すぼみ感が気になったのでこういう評価です。
マスク美人が印象的。解放感を感じる映画
全体的にインパクトや盛り上がりが弱い感じがしましたが、遊園地のシーンから雰囲気が良くなってきました。
りんくま(久間田琳加)のマスク美人姿が印象的でした。
解放的な気分になり、終わり方の演出も良かったです。
けっこう好きな部類の映画でした。
予告に騙されるべからず!大人に刺さる珠玉の青春映画
まず予告を見て「あーはいはい、携帯小説原作の甘々なやつね、恥ずかしくてゾワッとなるだろうなー」とか思ってる人が大半なのではないだろうか。私も本編を見るまではそんなことを思っていた。だがそんな人に言いたい!
この映画を見たら、きっとエンドロールが流れる頃にはもう一回見たくなっているであろうと。
私の好きな青春映画は「リリイ・シュシュのすべて」とか「花とアリス」、最近だと年齢はちょっと上だけど「花束みたいな恋をした」なんだけど、世界観とか質感がちょっと近いものを感じた(個人の感想です)。あそこまでのエグイ痛みはなくてかなりマイルドであるものの、狭い世界に身を置いていると、いつの間にか自らを傷付けようとしてしまう気持ちや良い自分を演じようとする気持ちは、かつて教室の隅で皆に嫌われないように過ごしてきた身の私としてはひどく共感する部分が多かった。
誰もが一度は少なからず経験したことがある“あの時”が映画を通して追体験できるのだ。
ストーリーを一言で表すとすれば、エンドロールに流れる主題歌の一節にyou save meという歌詞が出てくるが、その言葉の通り救いの物語。
見終わると心がすっと軽くなるし、二人の主人公それぞれの視点で2回見るのをぜひおすすめしたい。
あとはこの映画のポイントでもある映像美は期待を裏切らない。どこを切り取っても絵になるとはまさにこのこと。
全体を通してもちろん青春を感じる胸キュンシーンもあるが、それ以上に胸にグッとくる、そんな映画だった。どうせアイドル映画でしょ、という偏見はぶっ飛ばしてぜひ映画好きの方にも見ていただきたい。
楽しみにしてました!!皆さん是非見て欲しい!!
原作のファンで映画するって聞いたとき不安でしたが監督が酒井さんだと知って楽しみにしてました!!!とにかく映像美で小物とか撮影アングルも凝っていたし光の入り方が綺麗で…なにより主演のお二人の演技がほんとに茜と青磁でずっとキラキラしてました!!屋上で絵の具を塗り合うシーンは「美しい彼」のシーンを連想する感じで酒井監督らしいなぁと思いました!ただラストのシーンに向けてのつなぎがもう少し尺がほしかったのと原作の展開が好きなので青磁が描いた茜の幼少期の絵見たかったなぁと思いましたが全体的に良い作品でした!
ティーン向けかと思いきや大人にも刺さるストーリーと映像美
アイドルの方が主演を務めているので、きらきらの青春ラブストーリーなのではと少し偏見をもって観ましたが、いい意味で予想を裏切られる作品でした。
冒頭の吸い込まれるような綺麗な映像と透き通った音楽。
漫画の世界から出てきたような白岩さんのルックスも相まって、終始幻想的な雰囲気でした。
ヒロインの茜が抱える苦悩や葛藤も上手く描かれており、誰しも似たような経験をしたことがあるのではないかなと思います。序盤はそんな過去の自分と茜を重ねて少し胸が苦しくなりますが、そこに現れる青磁の飾らない真っ直ぐさ、また青磁の描く空の絵の美しさに見ているこちらも救われたような気持ちになりました。
恋愛面でのきゅんきゅんシーンはもちろんあるんですが、そこを前面に押し出さずに、映像の美しさと2人の関係性の変化が楽しめる作品だと感じました。
社会に出れば、言いたいことが言えないなんて当たり前です。多くの理不尽もグッと心に飲み込んで生活しなくてはいけません。
そんな現代社会を戦う大人にも刺さるストーリーだったと思います。
また映像に隠された「色」のメッセージも多く、もう一度観てみたいと思いました。
若い子たちに是非見てもらいたい
原作は知らずに見ました。恋愛映画なので恋愛要素たくさんの漫画の世界観の様な内容かと思ったらそれ以外のエピソードにも焦点が当てられてて作品としてとても心温まりました。自分が母親っていう事もあり自分が知らない子供の苦しみに対してどう対応すればいいのかの悩みや葛藤に共感。そして恋愛要素よりは家族シーンで涙でした。
若手二人の演技
レビューの評価が高く気になり観に行きました!
恋愛映画でラブシーンやライバルが出てきたり予想していましたが全く違くて、生きているうちにやりたい事をやる、言いたい事は伝える事が大切だと感じました!
監督さんの思いが感じられました
原作を知らずに見たのですが、物語、映像美、音楽がとてもよく、あっという間の時間でした。
茜ちゃんの気持ちがわかる気がして、私もとても感情移入してしまいました。
青磁は、まさに役にぴったりでした。
二度目は、違う角度から見ることができると思うため、もう一度見に行こうと思ってます🎵
抱えてしまっている心が軽くなりました
細部まで綺麗で儚い映像が印象的でした。それだけでも観れて良かったと思いましたが、ストーリーも茜に自分を重ねたり、青磁の真っ直ぐな優しさを感じ、抱えている気持ちが軽くなりました。嫌われ者的な人物がほとんど登場しないこともあって終わった後もとても満足感が高かったです。主題歌やサントラも綺麗でした
全204件中、21~40件目を表示