劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全309件中、61~80件目を表示

1.0自分には合わない

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

高評価なんだけど、自分には合わなかった
グッとくるところもなかったし、ワクワクも感動もなかった
ただ、淡々と日常が描かれている。また、そこがいいんだと言われればそれまでなんだけどね。

同じ病で苦しんでいる人の辛さや大変さがすこしでも世の人々に浸透してくれればいいなと願う

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千恵蔵

3.5人生の接点での深い出来事

2024年3月2日
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PMSの若い女性と、パニック障害の青年。その病が泣さなければ出会わなかったかもしれない二人が、成り行きで会社で隣同士の席となる。
誰しもその人生でたくさんの人と出会い、すれ違うが、ほんの短い期間、あるいは一度切りの接点しかなく、場合によっては名前も知らないその人から、大きな気づきや深い学びを受け取ることがある。そんなことを思い起こさせてくれる作品だった。

【注】以下は若干ネタバレ。
プラネタリウムでの、社長の弟の言葉。地球が公転し、自転し続ける限り、一度として同じ夜はない。夜は必ず明ける。
自ら人生を終えているその弟のことをあえて描かず、観客に委ねたところにも、監督の哲学を観た思いがした。

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ダーレム

4.5好きです、この映画

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

とても良い映画だった。
現代社会で生きることの辛さが根底にありつつ、
なんかほっこり、観ていて嬉しくなる、優しい映画。
すきですね😊

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しょうたろう

5.0生きづらさを感じる人たちと社会の距離感

2024年3月1日
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ポスター見て恋愛ものか‥といかないつもりだったけど、勧められたのでいったけどよかった‥!
生きづらさを感じる人たちと社会との距離感の話だった
恋愛とかベタベタしたところではなく、いい距離感を保ち見守って人たちのいる職場(社会)は優しい
ラストの夜明けについての語りがいい
主演の2人がよかった。見てよかったな

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サート

4.0生き辛い、しかし、生きたい

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

うつ病が心の風邪と言われて久しいが、実態は何も変わっていない。本作は心の病に苦悩しながらも、社会と向き合い懸命に生きようとする二人の男女の物語である。

人間は一生の間に色々な病に罹る。治癒する人もいれば、持病として一生その病と闘う人もいる。それでも、大抵の人は、普通の社会生活を送ることができる。日本の社会もそれを認めている。しかし、一つだけ日本の社会が許容できない病がある。心の病である。

本作の主人公は二人の男女。PMS(月経前症候群)で、月に一度、月経前に精神状態が不安定になり発作が起きる藤沢美紗(上白石萌音)と、パニック障害で、突発的な発作が起きる山添孝俊(松村北斗)である。二人は転職先の会社で隣り合った席になる。そして、ある日、山添のある行動が美紗の発作を誘導してしまう。そのことを切っ掛けに二人は自分の境遇を打ち明け、友達とも恋人とも違う互いに助け合う関係を築いていく・・・。

二人の距離感が絶妙。発作が起きた時には助け合う。普段は自己主張をぶつけ合うが、喧嘩にはならない。心の病に罹った者同士の相互理解、相互信頼ができ、心の病と闘う戦友と言うべき関係だから。

生き辛い、しかし、生きたい。という文字が画面に映し出された時には、はっとした。二人は心の病に不寛容な生き辛い社会に絶望せず懸命に生きようとしている。挫けていない。胸が熱くなった。

二人は、出会ってから徐々に生気に溢れ、プラネタリウムの企画では、見事にミッションをクリアする。生まれて初めて二人が生きている喜びを感じた瞬間だろう。

二人が出会った転職先での仕事仲間達は、二人の病に寛大で、出来過ぎ感、違和感があったが、社長もまた心の闇を抱えた人間だと知り得心した。己の痛みを知るものは他者の痛みを理解できるのである。

日本社会の心の病に対する不寛容は、過去の偏見と理解不足が生み出したものである。心の病を熟知し、心の病に罹った人達が生きがいを感じる社会作りが喫緊の日本社会の課題だろう。

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みかずき

4.0社会の中で苦しんでる人を知ってもらうことも映画の魅力

2024年2月29日
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鑑賞方法:映画館

パニック障害、PMSなど見た目では認識できない病が沢山あります、私達が認識することで優しい社会になっていくんだと思った。
零細企業の社長役の光石研さんがとても優しい、それが社員に連鎖していく。
そんな優しさに上白石萌音、松村北斗の心も穏やかに周りのことも見られるように変化していく様子がわかりやすく描かれている。
中でも松村北斗が会社や同僚に否定的な態度だったのが、自転車に乗り、会社の作業着を
着るようになり、出先から差し入れを買って帰る。
病で苦しんでる人だけでなく、精神的、家庭環境に苦しむ人を助けるのも周りの人なんだな。周りの人の優しさは伝わり、連鎖するように。
夜を苦しみに例えるならば夜明けは優しさという太陽により夜明けが来るとさえ思えた、人に優しくなれる映画でした。

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梅じんの相棒

3.0やや単調

2024年2月29日
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単純

レビューが良かったので見てきました。
俳優の演技は素晴らしかったですし、評判が良いのも分かるのですが、大きな事件もなくて単調に時間が過ぎていった印象です。
職場は社長も含めて皆いい人過ぎて、もう少し波風があっても良いかと思います。
原作者がある別の邦画と同じと後から分かって納得。どうも相性が悪そうです。

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MAC

5.0自分と向き合う映画

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

美しい映画だった。
瀬尾まいこさんの原作を下敷きに、三宅唱監督がこの世界に向ける優しい視線が、上白石萌音さん、松村北斗さん、そして周囲を囲む役者の皆さんを通じて、心地よい体温を纏って伝わってくる。
映画館を出る時に、スクリーンを前に同じ時間を過ごした人たちを同志のように感じた。

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りんね

4.5人の優しさや愛って大事だなぁ・・と思い出させてくれる作品。 友人の...

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

人の優しさや愛って大事だなぁ・・と思い出させてくれる作品。

友人の話だと原作改変もあるらしいので賛否あると思いますが私は好きです。

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もちすけ

4.0えもさ

2024年2月28日
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という言葉でまとめていいのかわからないが鑑賞後とても気持ちがいい
プラネタリウムと繋げることが何よりすごいと思った
とっても分かりやすいし理解しやすい
日常の大事さに改めて気づかせてくれる作品でした

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ビタミン

5.0じんわり

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

自転しながら公転している地球には、同じ夜明けはない
夜があるから、地球の外の星に気づけた

など、生き方や他人とのかかわり合いなどを、星になぞらえていたのが印象的。

他にも、心にとどめておきたい名言が盛りだくさんでした。

多様性とか、その人らしく、とか声高に言うくせに、大多数の道からはずれた人の、なんと生きづらいこと。
山添くんや藤沢さんのまわりにいる人たちの、じんわりとしたあたたかさが、とても印象的でした。

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まみぃ

3.5ドキュメンタリーを観てるよう

2024年2月28日
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話題になってたので観て来ました。
上白石百音さん、松村北斗さんは、演技に定評があるので、楽しめました。上白石さんは、上手過ぎて、逆にリアルです。脱帽!前半にトラブルがあって、ちょっと胸がざわつきましたが。。。後半は、主人公の廻りにいい人ばかり、実際にどうなんだろう。。。淡々と話しが進んで行きます。悪くはないけど、自分は、上白石さんと北斗君が、恋愛の兆しが見えるまで行くと期待しちゃった笑笑。感動の波もなく終わってしまいました。
敢えて、恋愛に結びつけない方がよかったのかもしれません。

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つん

5.0一度は観てほしいです

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

皆さんのおすすめのコメントをたくさん目にしたので観てきました。映画に初コメントで緊張です。
光石研さん演じる栗田社長のモットー「無理なく、怪我なく、安全に」が心に沁みました。
日々、心に余裕のない仕事をしています。どうにか仕事を切り上げての鑑賞です。心が大怪我をする前にこの映画に出会えて良かったです。
全キャストが素晴らしかったですが主役のお二人は本当に素晴らしかったです!特に松村北斗さんの静かなる変化、成長がお見事でした。
たい焼きを買って渡した後、机に座って微笑む姿が堪りません。しば漬けにはちょっと声が漏れてしまって恥ずかしかったです。
わたしも横にいる誰かを助けられる人になりたいです。そして少しずつ無理をしない自分にしたいです。
もう1回観て、3回目はコメンタリーにも行きたいです。急がねば。
夜明け前がいちばん暗い。今真っ暗でも明日が夜明けかもしれないなんて、救われます。

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えみふる

4.0原作未読だが、原作の方がもっと心に染みるだろう。

2024年2月27日
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鑑賞方法:映画館

闘病の話より日常に着目点を置くなら、
もっと繊細に描かなきゃ物足りなさを感じてしまう、ところが残念だった。

特に最初の上白石萌音の語りが、病人の心境を表す重要なシーンだが、小説じゃないのに、語りなんて勿体無いと思った。
結果的には、最後のプラネタリウムの語りと対照的になって、後者がその応えのようなものになってよかったかも、が。
この映画はよく小説から洗練だれた内容で作られていながら、所々中身の薄さを感じるの仕方ないね。登場人物の物語を一々深掘りしたらまとまりが付かないし。

予備知識が全くない状態で鑑賞したが、
予想より日常的で変に恋愛感情とかをもたらしてなく、
良い雰囲気で、小説の描きたいこと、小説の良さが伝わった映画ではないかと感じた。

4.0より3.8くらいかな。

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レイン

5.0この映画に救われました

2024年2月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

私はPMSもパニックも両方あります。
子供の頃から生きづらく苦しみました。

企業に勤めていると、自己管理は当たり前の世界です。

自分を責め「なんで自分だけ」と若い頃から何度も自死を考えました。
私の場合は、死との境は本当に薄く際どい無意識でした。

もし越えてしまっていたら家族や近親者がどうなってたかという現実をみせられて、
自分でびっくりするくらい涙が止まらなかったです。

本当に踏みとどまり、頑張って生きてきて良かったと、心底おもいました。

そして今日もPMSですが、いつもより心が楽です。

私のすべての人生をとても優しく包み込んでくれる映画でした。

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jyosui

5.0寄り添う。

2024年2月27日
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ホリプロと出た時にアイドル映画かと思ってしまったが全然違った。

冒頭の数分で、藤沢さんの症状と置かれた状況がよくわかる。
あとは、光石研と渋川清彦が演じた社長と前の会社の上司と同じように、藤沢さんと山添くんに寄り添って見守っている。見守っている2人も哀しみを背負っている。

山添くんが今の職場に居場所を見つけたことを察した時の渋川清彦、こちらもついもらい泣きをしてしまった。

主人公二人だけじゃなくて登場人物みんなの気持ちがすんなり入ってくる。
映像も演技も演出も音楽も、すべてが優しい気持ちになれる。

この題材を、このキャストとスタッフで作ってくれたことに感謝したい。

もっと早くこの映画に出会えていたらよかった。

どんな映画を観に行っても、上映前にアニメの予告編を見せられますが、「ボーはおそれている」や「哀れなるものたち」観にきてる人がハイキューやガンダムを観に行くとは思えない。
アニメ観に来てる若い人たちに、今作のような映画の予告編(上映中でも)見せて観にきてもらうようにすればよいのに。

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大吉

3.5星と照らし合わせてみる

2024年2月26日
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どうにもならない障害との関わりを遥か遠くの星とシンパシーを交え、あえてゆっくりなぞる様なストーリーに仕上げた素晴らしい作品だと思いました。

どうにもならない・できない事、逃れられない現実・苦難も人との出会いで味方ができ見方が変わる事で感じ方や向き合い方、しいては痛みや辛さが和らぐ場合が無限にあると思いました。

作品が伝えたい事を劇中でゆっくり受け取れました。

少しでも多くの障害に星の光が届いて、その光が人を優しく包み救いになる事を願います。

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カノキ

4.5清々しい映画

2024年2月26日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

PMS(月経前症候群)とかパニック障害とか、人には言いにくい障害をもった人は意外と多いと思う。自分の周りにはそういう人が複数いる。そういう人たちの救いとなるような映画。

仕事のやる気のなかった山添君が藤沢さんのことを少しづつ知って、仕事への取組みや周りへの対応が変わっていく。藤沢さんも山添君という同志ができて互いに助け合うようになる。
それだけの映画だけど、それがとても心地いい。

会社の人たちも過剰に干渉せず、そっと見守っている。それぞれが辛い過去を持っている。PMSとかパニック障害ではなくとも、何かしら心に影を持っている人は多い。それをみながお互いに支えあっているというのが分かる。

恋愛関係にならないのもよかった。
あくまでも信頼しあえる同志といった感じでラストは拍子抜けするほど。
それが軽やかで鮮やか。
なんて清々しい映画だろう。

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ひとふで

2.5悪くはないけど退屈

2024年2月26日
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北斗ファンにはかなりオススメです。
本人にキャラが似ていて自然体です。

映画としては、45分ぐらいならいい話だなーで終わったと思います。

原作もそうなのかわかりませんが、人との絆を描く作品なら主人公と恋人の関係をもう少し大事に表現してほしかった。
付き合っているのかわからないぐらい終始冷徹。
ヒロインとは楽しそうに関わる一方で、支えてくれる恋人にはなんの感情もないようだった。
それならそれで、終盤のモノローグでもかまわないから一言、大切にできなかった旨を話してくれていたら印象が変わった。

同世代の女性が男性の家に上がり込むきっかけや頻度も個人的には受け入れがたかった。
自分たちは別に友達だからいいじゃんって感覚でも、恋人からしたら嫌だろう。
ヒロインはなぜここまで男慣れしているの?

人のぬくもり、優しさ、つながり、寄り添いがテーマの作品だと思うが、恋人があまりに不憫で、主人公たちの自己完結物語に感じた。

いっそ恋人の存在がなければ見方も変わったかもしれない。

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匿子

5.0副音声オススメです

2024年2月26日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

鑑賞する前は正直、地味そうな映画だな…眠くなりそうだな…と思っていました。
鑑賞後は心の中でスタンディングオベーションしていました。
劇的な展開があるわじゃないし恋愛要素もないですが心に沁みる素敵な作品でした。
伝えたい事を全部説明するのではなく映像から汲み取る作品なので汲み取るのが苦手な人には向かないかもしれません。
主演の北斗くん、萌音さんの自然で繊細な演技に引き込まれましたし光石さん演じる栗田科学の社長も凄く良かったです。
主題歌無しですが、この作品に主題歌は不要ですね。
穏やかな劇伴が心地よいです。
エンドロール大変良いので是非最後まで見て下さい。
あと26日からスマホに音声ガイドのアプリを入れるとイヤホンで副音声が聴けるようになりました。
三宅監督、萌音ちゃん、北斗くんの撮影裏話が聞けて面白いので是非!

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ぷちまぐ