水は海に向かって流れるのレビュー・感想・評価
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すずちゃんの作品?
鑑賞動機は広瀬すずさんです。漫画は読みませんし、監督の過去作も特に記憶はありませんでした。
彼女は抜群でしたし、後半の怒の演技は凄いなと改めて感心しました。ただ、予想より若造くんの存在が大きく描かれてました。もっとすずちゃん中心がよかったです。
感情移入が困難というか、そこまで引きずるか? が最大のネックでしたね。「あたし、〇〇しないから、」は「あたし、不〇しないから、」でいいんじゃないかと。そうすれば、もっと早く千紗は笑顔になれたんじゃないでしょうか。
でも、作品として大満足して、今、帰路についているのは間違いないです。
それにしても、次から次からかわいい若手女優がでてきますね。當真あみさん、これまでは知りませんでした。かわいいし表情もいいですね。「海街」の頃のすずちゃんみたいでした。
最後に、すずちゃんは、朝でも、会社帰りでも、料理してても、部屋で寝ていても、雨が降っても完璧メイクでしたね。ちょっと疑問。あと、凄い小顔なんでしょう。普通体型なのに肩幅が目立つなと、つまらないことに感心しました。
「みつけてくれてありがとう」
原作未読だったが、観賞前に1巻のみ漫画サイトで無料だったので読済
漫画ではホンワカしたルックと話の奥深さに心を掴まれる読後感である
しかし一番の今作中の興味は"広瀬すず"その人である 映像での青みがかった結膜部分と黒く澄んだ黒目、彫刻のような横顔は、今作に於いて余すところ無く映されている スクリーン映えする俳優の中でも№1と言っても過言ではないと思う キャラクターとしても不機嫌さをあれ程演技してもまるで堪えない程の重装備のスペックにこれ又頭が下がる 彼女はテレビドラマでは本当に宝の持ち腐れになるのだから、このまま銀幕のスターで居続けて欲しいと願うばかりである
ストーリー展開は、フィクションならではのきっかけの偶然さと、その偶然が故に爆発的な化学反応が起るプロットである 原作からはそこまで逸脱していないみたいで、ラストの相違確認はしていない どっちにしようかのところでの心情でフィニッシュといった感じであった その後の方向は観客への委ねで、スピッツの曲が流れる組立てである
やはりキモは、不服で不遜である美貌の同居人の謎の解明が、自分の家族も絡んだ"崩壊"の経験に基づいたものであったということ そして成長が止まってしまった時間を巻き戻すべく、ケリをつけるため再び母親と対峙する 自分の父親、相手の母親双方から、金を請求することで(慰謝料ではなく、相手がダメージを可視化する手段)双方に落とし前をもたらすという方法は不思議と説得感を抱かせる話である 立ち止まったままでは心が壊れてしまう現時点を、遺恨は遺恨としてケリをつけて前に進もうとする出口への模索を描いた作りに落ち着く
簡単に二人が境遇の狭似に依り、恋愛に陥るかどうかは分らない 少なくとも女性は未だ未だ時間と経験が必要であろう 時間が感覚や精神を摩耗していき、若い頃の尖った潔癖は禿びていく ストレス発散である大量の調理や、一点豪華主義の食材でのアンマッチな味付が、若気の至りだったと懐かしく思える時には、心のウロはポロポロ落ちていることだろう 誰かから訊いた話だと、どんなに許せないことも50年経つとその感情が忘れるとのこと 意固地な程の純粋さを信じる若さは羨ましいし、そして雑味が加わる不純も又人生をまろやかにする
と、入力してみて、そんな表層的な事、本当にテーマにしたかったのか、そんな簡単な内容だったのか、偶然性が引き起こす人生の機微を暗示する話なのか、すこし不安を抱く 高級食材を使った牛丼や、うで卵、カレーに生卵投入、そして猫の演技の秀逸さ・・・ もしかして今作は料理&猫映画を制作したかったのでは?・・・
追記
原作のリスクをきちんと回避した制作陣に賛辞を贈りたい
26才OLと高校一年生男子の或る意味運命的な出会いと心の通い、そして結ばれる愛情 ポリコレ的にはまずアウトなプロットであろう それは法律的にだから・・・ でもだからといって心に灯った思いを無理矢理消すことは無理なのも人間である それは倫理的にとは真逆の心情 本来ならば制作陣も引越し先のベランダでのあの行動を映像化したかったのかもしれないと妄想が過ぎる でも、そこは「ばっかじゃないの?」で収束させた それは、もし続きを知りたければ原作読んで下さいという招待状だったかもしれない
興味深いアプローチであること、これは今作の特徴をきちんと踏まえた流れである
可もなく、不可もなく…⭐︎
レビューを拝見して、広瀬すずが良いというコメントが多く 鑑賞することに。
うーん、確かに榊役を上手くこなしているが、何だか物語自体が見終わった後にあまり
印象が残らない。
大西利空はキャリア豊富な若手で、高校生の純粋さ(?)を演じているのだろうけど
なんだかわざとらしさを感じてしまい、むしろ同級生の當真あみのほうが上手い。
広瀬すずの母親と大西利空の父親が10年ほど前にW不倫をして、その子供である二人が
大西の叔父(この役を高良健吾が演じるがあまり意味ない感じ)の住むシェアハウスで
偶然遭遇して、物語は進む。
このシェアハウスの住人のキャラクターが面白くて、こちらにもう少し重点を置いて
欲しかった。
広瀬すずと大西利空は10歳ほど歳の離れた設定で、親の不倫によって傷ついた二人が
お互いに共鳴していく。
他の役者さん達がそれぞれにキャラが立っていて上手い人ばかりの割に特にこれといっての
インパクトもなく、淡々と進む感じ。
ラストシーン、いやこうならないと良いな…と思っていた結末で、やっぱり違うでしょうと
いう感想。
偶然すぎるやろ 映画だけど
親同士がW不倫した子供同士が10年後シェアハウスで同居することとなりその葛藤を抱えながらお互い意識していくというお話
偶然すぎるやろ。狭い狭い世界の話やなぁ
しかもそれを知った子供が直接親に問い詰めもしない。でも怒ってるってどういうこと?
偶然寝とった男と寝とられた男がシェアハウスを訪ねるのに出会ってしまう。偶然すぎるやろ
そのため恋愛をしないと誓った女性が最後に告白される
ばっかじゃない?このことばを言わせるためだけの長いふりだったなぁ
特にこれといった印象も感動もなく終了です。
広瀬すずさんも大人になったね
お酒の飲み方が上手くなった
夏目雅子路線でちょっと汚れた役もそろそろやって欲しいな。
當真あみの走る姿はカッコよかった
高校に入学した直達は、通学のため叔父・茂道の家に居候することになった。しかし、連れてこられたのはシェアハウスで、親に内緒で会社を辞めマンガ家になっていた茂道叔父さん、会社員の榊さん、女装の占い師・颯さん、海外を放浪する大学教授・成瀬さん、と変わった住人たちとの共同生活が始まった。いつも不機嫌そうで、恋をしないと言う榊さんに恋心を抱くようになった直達だったが、榊さんとは過去に不倫絡みの因縁があった。さてどうなる、という話。
こんな偶然、有るかなぁ、なんて思いながら、観てたが、なかなか面白かった。
榊さん役の広瀬すずはさすがで、喜怒哀楽が素晴らしくて、腕相撲した時の笑顔は最高だった。
直達役の大西利空もボーッとしてるようで、内に秘めた思いを堪えてる演技が良かった。直達の同級生で颯の妹役の當真あみは走る姿がカッコよくて、可愛かった。
広瀬すずのイメチェン的な代表作に
内容的には跳んだカップル的な非現実的な世界観だがつい最近まで清純高校生役側だった広瀬が擦れたツンデレ女 高校生役に実年齢の無名に近い人を起用したことも現実味があって良かったのかと!
キレイな色で描かれる田島列島
オープニングがすごいね。「いい構図と色だな」と思っていると様々な色の傘が現れるっていう。
全編通じて色へのこだわりがすごいね。誰が決めてるんだろう。
部屋に置かれた小道具や、登場人物の衣装の色の組み合わせとか、あれだけの色を出して画面がそんなにうるさくないのがすごいの。
それ観てるだけで楽しかったから、誰が色を決めてるのか教えて欲しい。
監督なのか、撮影の人なのか、小道具なのか。
その人がやってる作品は観たいな。
話は「田島列島だな」って感じの話だった。《子供はわかってあげない》しか読んでないけど。
そんなに分かりやすい話じゃないから「後で原作読も」と思って、ストーリーじゃなく画を観てたよ。
田島列島は女の子の決め台詞が面白いよね。『何を隠そうこの私……私のことです。ご理解いただけたか』は良かったね。當真あみがまたいいね、このシーン以降、出番が減るのが残念だった。
ラストはあれでいいのかなと思って原作読んだら、やはり違うラストだね。
フワッとしてて面白い
一見重くなりがちなテーマになりそうだけどそんな時にクスッと笑えるシーンがあったりとフワッとしてる感じが良かった。
悪い人が出てこないところも楽しく見れた。
広瀬すずファンとしても素晴らしい演技が見れて大満足でした(^^)
広瀬すずの魅力が満載
別に大ファンというわけではないですが
広瀬すずの旬な瞬間をフィルムを通して観ているだけでも、感動します
広瀬すずが、テレビの番宣で、恋愛映画じゃなくヒューマン系みたいなことを言っていたので
高校生の同じ傷みを持つ彼とは
歳も10個離れてるし
まさか
恋愛には発展しないって
言っていたので
安心して観てましたが
だんだん
あれあれ
まさか
あー
でしたね
いつの間にか大ファンになってました
シェアハウス系ほっこり癒しムービー。
母と試写会で見てきた。
大人お姉さんの広瀬すずさん、新鮮だったけど良かった!
直達くんの小ちゃな抵抗、カツアゲが可愛すぎたし。
料理でむしゃくしゃを発散する榊さんも可愛かったなぁ。
こういうちょっと笑えて癒されるほっこりムービー好き。
あのシェアハウスのメンバーがみんな良くて癒された。
高良さん演じるお茶目なおじさんと、戸塚さん演じるクセ強占い師特に良かった。
鑑賞後感そこそこ良かったし、気楽に楽しめておすすめ。
ぶっちゃけ良く解らなかった邦画。 本年度ベスト級。
広瀬すず&當真あみサン目当て。
二人の演技はとても良かったけど、ストーリーはいまいちハマらず。
榊役の広瀬すずさん。
ある時から時間が止まったまま生活している感じ。
豪快な料理をする姿が印象的。
食べ物が全て美味しそう。
酔っぱらって土手をフラフラ歩くシーンの演技が素晴らしかった(笑)
楓役の當間あみさん。
期待以上の演技に驚く。
演技以外でも走るフォームがとても美しい(笑)
これから多くの作品に登場する予感。
登場人物の繋がりが複雑。
相関図で説明するシーンで納得するものの、楓が何故あそこまで拘っているのか理解出来ず。
実際にあり得ない様な人間関係だけど、もしあったなら榊の気持ちが理解が出来るのかも。
高校生の直達と楓のラブストーリーと思いきやそうでも無く。
直達。そっちなんかぁ~い!って展開が想定外(笑)
結局、榊の止まっていた時計が動き出した事がメインストーリーって感じだけど、あまりにも中途半端な終わり方だった印象。
猫が可愛いので鑑賞中、飽きる事は無かったです( ´∀`)
不倫が絡むと普通の離婚とは違うよな。
予告編も原作も観てないが、広瀬すず推しなので、何の情報も入れずに着席。
実家からだと通学に時間がかかるので叔父の住むシェアハウスに引っ越してきた高校生の直逹(なおみち)、雨の中迎えに来てくれた榊千紗さんは10歳上のお姉さん。ここから歳の差ラブストーリーが始まるのかと思ったら、この千紗さん、クールというか感情押し殺し感、半端無し。めっちゃ乱暴な感じなんだけど、作る料理うまそう!最初のポトラッチ丼、肉のデカさにビックリ。すずが料理作るシーン、初めてかな。俺も食いてぇ!
ストーリーは恋愛って流れじゃなく、千紗がなぜそんな性格になったのか、成長する為に何が必要なのか、直逹と出逢った事で進んで行く事になるヒューマンドラマ。だって直逹と千紗の関係って他人なんだけど、かなり運命的。俺ならこんなオバサンじゃなく同級生に惚れちゃうと思うけどね。
すずも大人になったなぁ。ちょっとアリスっぽい表情もあったりしだけど「可愛い」から「綺麗」になった。可愛いさではムーちゃんの方が上だったね。最後のセリフ、超納得。俺、ばっかじゃね。最初から最後までずずの魅力全開で楽しめました。脇を固める高良君、戸塚君、北村さん、生瀬さん、楽しかったです。皆んな不倫しないでね。
いろんなことに疲れた(嫌になった)時に見たいと思える作品‼︎
•まず家の雰囲気がすごい好き!トーテムポール欲しくなる笑
•榊さんが無愛想(不機嫌)なのに直達に優しくしてるの良い。
•直達の料理の褒め方下手すぎ笑カレーに生卵入れるのやってみたいと思った!ポトラッチ丼も作ろうと思う!あと、ゆで卵食べたいのとお酒も飲みたい!
•ゆで卵食べるのちょっと張り合ってるシーンにやけてしまった笑
•直達が怒るのめんどくさくなって自分は冷たい人間だというシーン、榊さんの「冷たいんじゃなくて冷静なんだよ。そういう人は、世の中に必要なんだよ。だから救われてる」に自分も直達みたいに急にめんどくさくなってどうでもよくなる時があるからすごい心にきた。
•榊さんの「怒らないのは許してるのと一緒」は心に残ってる。
•榊さんの母親の新しい家族の子が物を投げつけ悪役にされるシーンは心がギュッとなった、、、
•榊さんの母親反省してるようには見えない、こういう人は直達みたいにどうでも良くなるのが一番だと思う。カツアゲはスカッとしたけど笑
•同級生である楓の直達との(好きな人との)距離感がすごい良い。
•榊さんがストレスが溜まるとスロットだったり料理を作りすぎちゃったりするのすごい面白い!
•母親が悪いのに榊さんが酷いこと言ったから帰ってこないと思ってるの良い人すぎるよと思った。
•ダブル不倫で、直達が怒りを抑えて榊さんの為に我慢してたのを知った時のシーンも良かった。
•「自分をちゃんとした人間だと思いたい」と言葉に共感したが、直達の「自分のことばかり」でギクッてなった。
•謝罪を受け入れることで罪悪感を減らすのは許せないというのはめっちゃわかる。
•海でのシーンもbgm含めてすごい好きだった!
•広瀬すずのファンになりました!
めっちゃ余韻に浸ってる。今日の夜は牛肉にかぶりついた笑
2023年9月9日2回目の視聴
プライムビデオで配信開始したので視聴!
原作の漫画も読んだ!
ポトラッチ丼やカレーに卵入れたりして食べた!めっちゃ美味かった!スロットも経験した笑
•人が謝ってくるのを対応するの面倒に思う時があるけど、これ見たらいいんだと思える、、
2024年5月12日3回目の視聴
ブレスミー笑
•定期的に見たくなる映画!
•見るたびにキュンキュン以外に何か不思議な気持ちになる、、
広瀬すずを堪能しよう!
完全にこちらの落ち度で、コミック1巻読んだ状態で劇場版、そのあと2.3巻と読みました。そえすると、やはり物足りない感が。企画が広瀬すず劇場を意図したなら大正解です。ただ実際に映画として成立するかといえばかなり危ういラインだと感じました。コミックの方はずっとギャグがあり、おや?重いかな?ということろでギャグを振ってくるというリズムでずっとおもしろいからです。うーん、悩ましい。あ、あと猫のムーちゃんは素晴らしいです!今年の主演ネコですね
大人な広瀬すず
2023年劇場鑑賞133本目。
ネメシスや流浪の月でつい最近まで子供にチカイ大人を演じていた広瀬すずが、ここではだいぶお姉さんとして男子高校生を翻弄していました。ただのツンデレかと思ったら、まぁ結構面倒な背景があってなるほどねと思いました。
途中のクラスメイトの女子のセリフはかなり萌えました。言われてみてぇ〜!
なんか、ときめかない
こんな感じの恋愛ものは好きなはずなんですが・・・・・
この二人が引き合っている・・・様に見えなくて
すずちゃんが無駄に美人でもったいな過ぎる
なぜそこまで長く引きづっているのかも理解できなくて
中盤から後半で欠伸前回でした
もう少し高校生役の子が良ければ面白かったかもしれないですね
でも、広瀬さんファンなので☆追加!
原作と違う?役者の無駄遣い?(笑)
『田島列島』の原作は既読。
ついでに言えば〔子供はわかってあげない〕も〔ごあいさつ〕も読んでおり。
映画版の〔子供はわかってあげない(2021年)〕は
「WOWOW」で観ているが、
元教祖の『藁谷友充(豊川悦司)』が教団を離れることになったエピソードが
尺の関係もあろうが、
まるっと抜けていたことがかなり不満。
探偵の『門司明大(千葉雄大)』の活躍が描かれる部分でもあり、
あまりに惜しい構成。
結果としてはアリだったものの、
青春ラブストリーの側面が濃くなり過ぎ
ドラマとしての物足りなさを感じた。
今回の原作は更にだいぶんの全三巻(前作は上下二巻)。
切り方・纏め方によっては目も当てられない状態になるなと危惧していれば、
その心配の半分は的中。
衝動的な思いが強く出て、
その背景が薄っぺらい{ボーイミーツガール}になってしまっていた。
『榊千紗』役の『広瀬すず』は、
実年齢二十四歳なので、ほぼキャラクターとは等身大。
もうこんな役柄を演じるようになったのね、と
ちょっと感動。
『茂道』を演じた『高良健吾』は
まるっきりミスキャストとしか思えず、
何故このような起用をしたのか。
『田島』作品の特徴である
会話の妙による笑いをバッサリと削っており
それならばアリとの判断か。
『直達』の『大西利空』は
何をかいわんやのレベル。
これも原作で多用されるモノローグを全て削っているので
なんとか成立している状態。
当然その分、主人公の心の動きが掴み辛くなるわけで
本来的には心中の喜怒哀楽が次第に強くならねばならぬのに
最後まで平板。
鑑賞を前に改めて読み直せば、
一回り近い歳の差を越えて二人が惹かれ合うためには、
それなりの流れやいきさつが必要。
漫画でも複数回を読み返さないとそれは納得が行かないのに、
ここでは相当を端折ってしまっているために
唐突さしか感じない。
『直達』に想いを寄せる『楓(當真あみ)』の心象の変化もそれは同様。
もっと細やかにふれてあげないと。
他方では、一コマの中でのちょっとした仕草を
きちんとカットに落とし込む丁寧さは存在。
伏線とまではいかぬものの、
後で反芻すれば
なるほどと感じるシーンが随所に見られるのは嬉しい。
『千葉雄大』がカメオ出演するかと期待したが、
結局は肩透かし。
唯一、封筒に印刷された探偵事務所の名称がアップになるだけの処理は
なんとも残念。
殆どの人は、何の意味か理解できなかったろう。
あー、モヤモヤする‼️
明日も雨かぁ。
じゃあ、今日のうちにジョギングしておこうっと。
早速、Bluetoothのイヤホン装着。YouTubeで選んだのはサザン。シャッフルして再生スタート❗️
真夏の果実の次に来たのが『ラブアフェア』
🎶棄ても失くしも僕は出来ない
連れて歩けない役柄はいつも他人🎶
次の曲は『Soul コブラツイスト』
🎶幸せになれる訳ないのに
何故いけない人を好きになっちゃうんだろう
決してひとりぽっちで生きてるんじゃない
かならず明日はやってくるんだろう🎶
桑田さんだって、不◯を良しとしてるわけではないし、ましてや奨励してるわけでもありません。
劇中、勝村政信さんも言ってました。
そういう世界があることは知ってたけど、まさか自分の家で起こるとは…
『略奪愛』なんてのもありましたから、そういう感情は、男女を問わず、幾つになっても起こり得る。
協議離婚で法的手続きを経たのだとしても、親権を巡るいざこざで、母(父)に捨てられたと傷つくこどもはいます。
大人になりつつ、世の中の色々な清濁を知ってしまうと、嘆きつつも諦めの境地に至り、でも、自分だけはなるべく正しく(正しさの基準なんてのも人それぞれバラバラですけど)ありたい。そうやって日々悶絶してるのが、一般的な大人たち(たぶん)。
仕事が面白くて或いは忙しくて、とか、推しの追っかけをやったり、映画を年間100本見てレビューを投稿して、なんて風に一定のルーティンがあれば、まぁ、滅多なことは起きないはずなのですが、配偶者とうまく行ってない人が、たまたま職場で一緒だったりすると…
うっせーわ‼️
何をごちゃごちゃ言い訳してんだ‼️
16歳の正義感の前では、本当にすべてが嫌らしくて許しがたい。怒ること以外に、感情の持って行き場がない。
そういえば自分もそうでした。
タバコのポイ捨てをするおじさん、お年寄りに席を譲らない若者(多くの場合、足を組んで幅広に座ってた印象がある←たぶん思い込みが強いだけ)。
怖いもの知らずで注意して、ケンカになりかけたこともあったなぁ。
あれ、何を言いたいんだっけ?
この映画、テーマというか論点が未整理なままなので、モヤモヤしか残らない。
唯一、モヤモヤしないのは、圧倒的な広瀬すずさんの美しさ。
・16歳のまま、感情に蓋をして成長の止まった彼女の再生とスタートの話なのか
・16歳の少年と26歳だけど心は同い年の少女の恋愛なのか
・倫理や道徳では律しきれない人間性についてなのか
・そして、それは誰にでも起こり得る(当事者であろうが、周辺家族の立場であろうが)
・犯してしまった罪を償えるのか
・自分の罪悪感の軽減のためなら、それも許されないのか
・罪を犯した人が幸せになってはいけないのか
・被害者だったはずの自分が、今は幸せを掴んだ父や母の家庭(幸せ)を壊すことは新たな罪を生み出すことにならないか
・いつまで怒りの感情を引きずるのか、どう折り合いをつけるのか
・サカキさんが大人の恋愛を始めたら、少年よ、君はどうするのか(結婚していなければ、不倫にはならないが、横恋慕の感情をコントロールできるのか、それは16歳の正義感からはどう見えるのか)
・思春期特有のウジウジした自己嫌悪もこんな程度なのか
・すずさん、あんなに食べなきゃいけないなんて。撮影中の体重管理、さぞかしご苦労されたこととお察しします。
・そういえば、あのシェアハウス、『夕暮れに、手をつなぐ』の舞台と似てないか?
違和感…
お話は面白い。しかし感じるそこはかとない違和感…
その正体を知るため、我々はアマゾンの奥地に旅立っ…
た訳じゃなくて、未読だった原作を購入。
田島列島の「子供はわかってあげない」は原作も映画も好きな作品だったが、こちらは読んでなかった。
結果、広瀬すずは榊さんのイメージとは違ったんじゃないかと思った。喋り方の愛想のなさとか、彼女自身も作りかねてるように見えたし、ディレクションにおいてもそれを放置したのではないか?そういう疑念を拭いきれない。
原作にある田島列島らしい会話も、言葉はそのままなんだけどあまり伝わってこなかった。
楓ちゃんも當真あみではなかったな。可愛いけど。
そういう意味で、職業監督として無難に纏めたプログラム・ピクチャー以上のものにはならなかったんだと思う。残念ながら。
しかしそれにしても、あの話を最後まで描かずあそこで止める意味ってなんなんだろう…
よく分からん…
全168件中、101~120件目を表示