FALL フォールのレビュー・感想・評価
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海底47mの上空版
海底47mのスタッフが手掛けているとの事で、かなり似ています。
あまり乗り気ではない主人公と、グイグイ引っ張っていく友達、幻覚を見るシーン、希望を見せた後に絶望を与える感じ、ラストの主人公だけが助かる結末など、似ているところが盛りだくさんです。
海底47mも最後主人公だけ助かるので、今回も主人公は助かるだろうなと予想して、見事に当たりました。
個人的には予想を裏切るという意味でもバッドエンドで終わって欲しかったところです。
シチュエーション頼みでは無い。残り5分の展開がスッキリの良作。
クライミングの事故で夫を失った女性が、そのキズを癒やすべく友人と600メートルの鉄塔に登るが、頂上でハシゴが外れ二人で取り残される。
果たして地上に戻れるか、もしくは外部に助けを求められるかという話。
多くのシーンが高所となり、ドキドキの展開に。
正直、夫を失ったあとの飲んだくれシーン、なぜ鉄塔に登るのか感情移入しにくい、完全に準備不足、誰にも事前連絡無しの自業自得パターンと、序盤は厳しい。
頂上に登る際の緊張感と外部へ連絡しようと四苦八苦するところは期待通りの展開。
が、この映画の見せ場は最後に待っていた。
外れそうなボルト、ハゲワシの存在、友人の男の影、充電裏ワザなどベタな伏線だな~と思っていたがそれがある意味ミスリードだった。
ドローンはなぜ主人公が飛ばすのか、
水を断る友人、
リュックを取らなかった友人、
食べ物は頂上にもあるとの言葉。
それらのモヤモヤが最後に全て繋がってスッキリ。
友人が落下したと思って下を見下ろす主人公とイヤイヤ生きてるよと思った観客の逆転現象。
一回あった夢オチもミスリードに。
ハゲワシと死体を生きるために利用するシーンで映画館に見に来てよかったと思いました。
友達は選ぼうね
嫌がっている人に強要するのにも限度がある。恋人の男性の死も、リスキーなスポーツをしてるんだから、死は覚悟しときなよ、と素人としては思う。そこが嗜好の違いなんだろうけど。そんな友達が、途中から急に死んだことにされてて草。幻覚とはいえ長すぎだろ。最終的に主人公だけ助かるが、肝心の救出方法が伏せられてて草。あれだけ広大な土地にある600メートルの鉄塔を解体する時は、解体業者がわざわざ登ったりしないで、横にパターンと倒すのが楽なのかな、なんて妄想をしているうちに映画は終わった。
タイトルのダブルミーニング
ホラー映画より怖い作品でした。
リアルな感じが凄いです。
ハンターさんが犯した不倫や数々の挑戦、後悔などの「失敗」と、落ちていく「落下」。どちらも「fall」。
ダブルミーニングなタイトルでとても凄いです。
個人的には主人公が、ハンターの死に気づくシーン、
ここが1番ゾッとしました。
構成のうまさが目立つ作品でした。
なっとく
このシチュエーションでやれることは限られるよね。
はじめに「どうして二人はタワーに登るのか」っていう背景説明があって、そこはイマイチ感あるパートになるんだけど、まあいいやって流すの。
そして伏線説明が入り「なるほど、これらの伏線が順番に出てくるのか」ってなって、タワーに登るのね。
そこからは「困った、困った」「こうやれば!」「それだ!」「うまくいきそう!」「だめだった……」を繰り返すの。
そして《海底47m》のスタッフが贈ってるから「そうですか。その技、ここで出しましたか」ってなってエンディングに。
この人たち、救急に連絡がついたとしても、救うの超難しそうなんだよね。
ヘリが近づいたら、暴風でもう落ちちゃうんじゃないかなっていう。
その辺はまあ、いいんだろうな。
予想通りに面白かったので、また、《海底47m》のスタッフが贈ってくれたら観るよ。
ワンシュチュエーションでここまで持たせるとは・・・
「降りられない」
それだけでも怖いが、その1点突破でこの時間を持たせるとは思わなかった
途中で仲間割れを起こす何とか考えていた
ハンターと亡き夫の恋愛クラッシュを彷彿とさせる部分が出ていたので
「これが原因で・・・?!」と思わせてからのあの展開
腹をくくった1人の力で解決した映画になった
ツッコミを入れると色々あるだろうけど、ツッコまずにのっかってみると凄く良いと思う
怖いけど、観たあとスッキリはしない。 疲労感…。 歯の食いしばりの...
怖いけど、観たあとスッキリはしない。
疲労感…。
歯の食いしばりの癖がある人は、マウスピースがあると良い。
Tower of Top
600mの塔のてっぺんに取り残される…?どういうこっちゃという感じでワクワクしながら鑑賞しました。
いやー最高でした。高所恐怖症とかでは無いんですが、ずっとお股がヒュンヒュンして、手汗が出まくっていました。
タワーへ登る動機は旦那が亡くなった恐怖を乗り越えようぜ的なノリで向かうので、ベッキーが不憫に思えますが、そうでもしないとあんな高いタワーに上らないと思うのでこの動機は致し方ないなと思いました。
タワーへ向かう前にいきなり事故りかけるもんですから、ハンターのズボラさが滲み出ますが、終盤までへこたれることなくこのテンションが持続するので、キャラはずっと保っていたので良かったです。
ハンターはしょっちゅう揺らしたりするので、そりゃ壊れるわなと思いつつ、ベッキーは常識を持って宥めながら進み、タワーへ辿り着きますが、よくここまで登ったなと思いました。足がすくむとかの問題ではなく、タフネスすぎね?と思えるレベルで笑ってしまいました。
タワーで立ち往生している時に、極限状態あるあるでのギスギスは発生しますし、お馴染みの浮気が要因ではありますが、長い時間やり合うわけではないのが良かったです。2人が協力する流れに自然になるのも良かったです。スマホをロープで垂らしてインスタの投稿を試みたり、スマホを靴に靴下とかで包んで下に落としたり、人が来たからカラーガンを撃ったら車を盗まれたり、ドローンの充電をてっぺんにあるランプで試みたり、ドローン飛ばしたら車に見事に轢かれたりと、中々濃厚でした。
やたらベッキーにばっか仕事任せるなと思いましたが、ハンターが最初の段階で落下死していたという種明かしは中々衝撃的でした。その跳び移りは無理だろうなと思っていましたが、成功して良かった〜と思っていたらしっかり失敗して、挙げ句の果てに鷲に食われまくるというのも絵面のインパクトが凄かったです。その鷲をとっ捕まえて、肉を貪り食うシーンはなんともジャンキーでした。ハンターが貪られた腑にスマホを突っ込んで、無事インスタの投稿&父親にメッセージが届いて、救助隊が爆速で駆けつけてめでたしめでたしというのも急展開すぎましたが、悪くなかったです。
ワンシチュエーションながら尺を持たせて、高所ならではの恐怖を通常形態の劇場で感じさせたのも最高でした。粗いところはありましたが、挑戦的な作品は大好物です。
鑑賞日 2/7
鑑賞時間 16:25〜18:20
座席 K-4
高所恐怖症でない人も高所恐怖症になるかも
地上600メートルの老朽化したTV塔のてっぺんから降りられなくなると言う、高いとこ=恐い所を突き詰めた一発アイデアのド直球サスペンスで、めちゃ怖かったです。錆びつきガタつく鉄塔を登るシーンは、カメラが徹底的に見下ろすアングルで攻めてくるので、すごい緊張感で冷や汗が出ます。てっぺんの足場は一畳程度の広さしかなく、ここからぶら下がるシーンもドキドキします。主人公達が救援を呼ぶためのあれこれの工夫も、伏線もあってなかなか面白いです。これで足場が崩れそうになる設定があったら、心臓には悪いけどもっと怖かったかも。役者さんはあまり知らない人だけど、相棒役のバージニア・ガードナーのユーチューバー振りがよかったです。
高所恐怖だけ、ではない面白さ。
ロッククライミングで夫を亡くした女性が老朽化した600mのテレビ塔に登る?!という、あまり考えにくい動機はともかく、劇場は満席に近い人気でした。
実は高所恐怖がぜんぜんないわたしには、高所による怖さは手に汗握るほどではなかったんですが、いろいろ起きるアクシデントにはハラハラさせられっぱなしでした。
そして実はこの映画、高所恐怖だけではなくそれ以外にもいくつか仕掛け有りでワンシチュもののスリラーにしてはよくできててすごく面白かった。
実は亡き夫は、自分との結婚前に自分の親友と二股交際をしていて、それを自分だけが知らなかった。それが600mの上空で少しづつ明らかになるのがすごく面白いし、実は親友は途中で亡くなっていて、自分は幻を見ているだけだったと気づくとか、なかなか凝った作りで面白かったです。
グロ苦手なわたしには、高所のハラハラよりハンターの遺体やベッキーがハゲワシに突かれるシーンの方が怖かったです^^;
ワンシチュエーションでここまで作った、かなり意欲作だと思います。
最‘’高‘’の映画
これは映画館で観るべきという勘が働き、知らない俳優陣に期待できなかったものの観に行きました。
…『カメラを止めるな』的な満足度でした!
前半は俳優の芝居も含めてそうでもないけど、後半、つまり、タワーに登りきって降りる段階になってからが、ホラー映画より怖いです。
小学校の道徳の授業で、「登るより降りる時の方が気が緩んで怪我をしやすいんじゃ」と習ったことを思い出しました。
IMAXや3Dじゃなくても、こんなに臨場感出せるんですね。
予想では、スマホやドローンに頼るのはやめ、てっぺんからロープでまずパラボラアンテナまで降りて、ロープを回収し、そこからまたそのロープで足場まで降りて、自力生還を果たすと思ってたんですが、てっぺんにカラビナ付けて?ロープ括り付けてるんだから、ロープを回収できないと終盤の描写で気付き、すっきりと絶望できました。
優しい父親が、『ウォーキング・デッド』のニーガンに似てると思ったらそうでした。父親が正しかった、みたいな結末でしたが、浮気してた夫と親友のことも許して、志しのあるクレイジージャーニーになってほしいです。
あと「肉を切らせて骨を断つ」ではなく、「肉を喰わせて骨を断つ」でした…
物語る手汗
ワンシチュエーション・スリラーといえば、次々に変わる状況と様々な困難。
しかし今作の設定では猛禽類の襲来くらいしか思い浮かばず、どうなるかと思いながら鑑賞。
結果、そこは予想通りであり、「新たな危機」という面では物足りなかった。
基本は主人公たちが何かを思いつき、失敗しての繰り返しであり、そこに愛憎のもつれや親子愛を入れ込んだのは、好みの分かれるところかと。
個人的には、要素はよかったがやや間延びした印象。
種の蒔き方は分かり易くも丁寧で、女性の腕力でそんなことできる?ということも、それ自体を伏線としていたのは上手い。
(あのとき以外にも現実離れした場面は多いけど)
最後の解決策も、しっかり前フリが効いていて素晴らしかった。
だが、梯子を登るだけなら技術は必要なく、しかもそれがあるなら「使う人がいた」ということ。
難易度に対して犯罪性や老朽化による危険性が高く、バズるより炎上しそう。
などとツッコミつつも、異常な手汗が没入感を物語っていた。
理屈はどうあれ、身体や心が反応してしまったら認めるしかありません。
そもそも、風も強いであろう地上600mで手を離してる時点で恐ろし過ぎた。
劇場で観るべき作品だと思います。
超開放的なワンシチュエーション!
フリークライミング夫婦とお友だちの女の子がクライミング中に旦那を亡くしてしまい、1年経っても悲しみに暮れている奥さんに、立ち直らせるために600mの鉄塔を登ることを女の子が提案。女の子は世界を旅しながら危険な場所に登ってはイイネとお金を稼ぐインフルエンサーになっていた。二人は悲しみを乗り越えるために600mまで登り散骨を済ませ、たくさんの自撮りやドローン撮影を終わらせていざ降りようとすると老朽化したハシゴがサヨナラしてしまいさぁどうしよう?
という導入ですが、話としてはフローズンのような高いところで物資もない中であれやこれや試してみるワンシチュエーションものですが、今回はとにかく景色が良く、高いところが得意ではない私はしばらく両手にじんわりと汗をかいてしまいました。
途中で死んだ旦那と女の子がよろしくやっていたことが分かったり、途中で寄ったダイナーでの盗電した方法が活かされたりとありますが、全体としてはまぁそうだよね、そうなるよね、という感じで状況に手に汗握る感じにはなりませんでした。ワンシチュエーション故に盗電方法が活かせそうなのはすぐに分かってしまいます。
しかしワンシチュエーションものとしては基本を抑えており、かなり狭いですが初めてのワンシチュエーションものという方にはオススメできる良作だと思います。
すごく面白い
あんな鉄塔なんか上る必要がそもそもなくて、やらなければいいだけのことなのがいい。そりゃそうだわとしか思わない。
友達のハンターがちょっと太くてクライミングは無理ではないだろうか。筋力がどんなにあってもあの太さでは筋肉のスタミナが持たない。途中で死んでいるのが分かった時はびっくりした。
高所恐怖症ではないけど、落ちて死ぬのは充分怖い。
良かったのは、高所のスリルと意外なホラーと、そして○○!
他の映画を観に行った時、この映画の宣伝をみて絶対に観たい!と期待を寄せて見ました!
とにかくこういう登場人物も少なくてシーンもほぼ一ヶ所っていう映画が好きなんです。
地上600メートルの高所でのスリルあふれるシーンや展開は圧巻でした、一つだけ注文するとあれだけ細長い塔だからもっと揺れてもいいと思いました。
ちょっとホラー要素があったのもいい意味で裏切られて良かったですね。確かに途中からはもう1人の方が活動的ではないのが何故かな?と思っていましたがそういう事かと納得できました。
あと、良かったのはおっぱいかな(笑)
すみません、、、。
海底の次は高所で取り残され
題材と監督が好きで鑑賞を決めた作品。
最初のクライミングのシーンが安っぽく
感じてしまい、どこからともなく
B級臭が漂ってきて、主人公が酒浸りの
演出も感情移入がしずらかった。
もう少し夫婦の演出に時間を使っても
良かったんじゃないかなと思った。
タワーに挑むシーンからは最初の一歩で
きしむ音や上からのショットで鷲掴み!
コレは劇場じゃないと伝わらないかも。
伏線あり、海底47mみたいな仕掛けあり
で楽しめました!
エンドロールのマディソンビアーの歌詞が
作品をグッと引き締めてて良かった。
書き下ろしかな?和訳が出てたから
そうかも。ザリガニのテイラーも
そうだったしなぁ。夜9時近い上映だった
にも関わらず客数は意外と多め。
最近は劇場に1人ぼっちが多かったから
みんなで楽しめた感もあり満足です。
カッコ良くて切なかった
皆さん仰ってますが手汗かきまくり。
2時間近くの間手に汗かき続けたのは初めての体験です。
私は高所恐怖症なので怖かったけど、パニック映画好きなので面白かった。
お金あまりかかってなさそうだなとか思い、巧みな作りに感心させられつつ、恐怖を堪能しました。
主人公がどのようにして救出されるに至ったのかネタバレを鑑賞前に偶発的に目にしてしまったので、『その状況はいつどのように来るのか』をメインに据えての鑑賞でした。
序盤から伏線いっぱいなのに気付いていながら、肝心の瞬間は気付けませんでした。
それでも、ベッキーを600mに連れ出した責任を取るかのように危険なトライを進んで請け負っていたハンターがいつの間にか動かず励ますだけになっていたり、ベッキーはどんどんゲッソリとボロボロになっていくのにハンターは小綺麗なままで、ああ、そうか、ハンターはもう。。。と悟るに至り。
私はこの映画を女の友情と立ち直りの物語と受け取りましたが、でももしダンのことがなかったとしてもベッキーはスマホ入りの靴ああしてハンターをああすることが出来たのだろうか、とちょっと意地悪なことも考えてしまいました。
緊張続きだったので見終わったらどっと疲れてしまいました。
でも更なるスリルを味わいたいので、もう一度今度は最前列で見てみたいな。
高所恐怖症人は見れませんな
フィクションであり、特撮合成バリバリの映画と分かってはいるものの、この映画は、終始かなりドキドキハラハラさせられる。
冷静に考えればアリエネー。の連続なのだが、見事な撮影で、あたかも自分がそこにいるような錯覚にまでおちいってしまう。高所恐怖症の人は見てられないだろうな。
途中から最終的には全滅は無いだろうからどうやって救かるのか気になってしょうがなかった。
そんな中、これで助かる!と思ってからのどんでん返しの連続で、お約束の連発の繰り返しでストーリーは進んでいく。
途中、夢シーンの連発は、果たして必要だったか?と思うがそれがラストの幻覚のフリになっていたということか。
ツッコんだら負けの高所恐怖ショー
全然ノーマークでしたが
予告でたまたま見て面白そう
という事で鑑賞
こういうB級バリバリなやつは
シチュエーション一発だけで
細かいとこは気にせず楽しめば
いいのです
でどうだったか
まさにその通り突っ込みどころ
満載でしたが
どうするのかも見当がつかない
ほどの絶望的な空間で予想を
裏切ることに終始する展開は
かつての東映パニックもの
のようで結構面白かったです
ロッククライミング中の
不慮の事故で最愛の旦那を失い
酒浸りになったベッキー
そんな男は忘れろと
心配する父も振り切り
自殺企図も考えるとこまで
いったところで
旅に出ていた女友達
ハンターが地元に帰ってきて
ベッキーを勇気づけるため
「冒険」に誘います
その冒険とは
2000フィート(600m)もある
古いテレビ塔のてっぺんに
登る事
(調べたらこの塔は
KVLY-TV塔といって
実在するようです)
ハンターは6万フォロワー
と銀盾をもらうほどでも
ない程度のYouTuberで
ネタにするそうです
ベッキーは事故以来
高所に上ることを怖がって
いたようですが・・
果たして
ダンを失った悲しみを
克服する事がどうして高所に
登る事になるのか?
というモヤモヤはあります
「生きたいなら死ぬな」
みたいなダンの残した言葉が
あるようですがでアンタ
死んでるやんってのもあるし
この二人はそうした
クライミングの心得が
あるのかどうかわからない
くらいテキトーな格好で
登っていきます
まあ細かいとこはいいや
塔は途中まで骨格の中に
梯子があって上の60mは
外側に梯子がある構造
上部にはアンテナがあり
その間をすりぬけて
登る必要があるなど
テキトーな作りで
老朽化でボロボロ
登るときに梯子が壊れたり
ボルトが緩んだりする描写
だんだん強くなる風
これが非常に怖い
あの「タマヒュン」感が
観ててジワジワやってきます
ここは本当に素晴らしい
ベッキーはなんとか登り切り
上でドローンを飛ばしたり
色々ネタを取りますが
その後ダンの遺骨を
散骨して弔います
ハンターもなぜか泣いてます
(もうこの時点でああ
そういうことってのは
もうわかります)
さあ帰ろうと
ベッキーが降りると
なんと上60mの梯子が崩壊し
命綱でなんとか上げられますが
薄着で取り残され
ベッキーは足を負傷
水やドローンが
入ったリュックが
30mくらい下のアンテナの
上に乗っかったまま
スマホは電波が入らない
というほぼ詰んでる
状況になります
今いる足場には緊急と書かれた
箱に双眼鏡と照明弾が
入っていました
で二人はまぁ色々やります
まずハンターのコンバース
を緩衝にしてスマホを落として
メール送信しますが反応なし
その際人がいる事を
双眼鏡で見つけ照明弾で
助けを呼ぶも
逆に車を盗まれただけ
次第に体力が落ちてきて
30m下のアンテナに
引っかかったリュックを
ハンターが取ってくると
言い出します
リュックにはわずかに
届かなかったので
ハンターはなんと
アンテナに飛びついて
リュックを確保
ロープにリュックを
括り付け自分も捕まるから
拾い上げてくれと
ベッキーに言うので
やりますが足場まで
あと一歩でハンターが
足を踏み外します
その後「意味深な間」が
ありますがベッキーは
ハンターを拾い上げます
リュックから水とドローンを
なんとか確保しますが
ドローンに手紙を付けて
来る途中で泊まった
モーテルまで飛ばす
という事を考えますが
バッテリーが足らず
充電が必要でした
(ドローンの電波は
3キロ位はいけるらしい)
万策尽きたというところで
ベッキーはダンとの結婚式の
動画を見ていると浮かない顔で
それを見つめるハンターの
姿が後ろにあることに
気が付きます
そしてコンバースを脱いだ
ハンターの足にあった「143」
というダンがI love you
の代わりに言ってた言葉の
タトゥー・・
はいもうおわかりですね
ハンターとダンは不倫して
たんですねぇ~
父は正しかったんです
ここからこの足場で
キャットファイトでも
始めてどっちかが落ちる
っていう展開かと思ったら
淡々とハンターが不倫を
打ち明ける話が進むんで
アレっと拍子抜け
でもこれには後述しますが
理由があるのです
さて
ドローンの充電をどうするか
というところでハンターが
モーテルでやった電球のソケット
から直接電気を得る伏せ・・
あわわ裏技を塔のてっぺんにある
航空灯から得ようとします
でも10mくらいよじ登って
ドローンの充電が完了する
(数時間?)
ずっとソケットを押さえたまま
頑張るというかなり
ムチャクチャな事をやり始め
申し訳ないが笑ってしまいました
しかも電球が家庭用の
しょぼいやつなんですよね
いや航空灯ってもっと
大きくて立派な奴だろと
誰もが突っ込むはずです
なんだかんだドローンの
充電は完了します
でドローンをモーテルに飛ばすと
ゴール目前でトレーラーに
ドローンが撥ねられて終了
ここまでダメだと
笑ってしまいます
だって助かったら
話終わっちゃうからね!
で失意の中夜に目覚める
ベッキーは気が付くと一人
ハンターはどこにいったと
探すとハンターがゾンビの
ような顔をして横にいました
実は・・
リュックを取りに行った後の
ハンターは踏み外して
アンテナの上に落ちて
死んでたんですが
ベッキーが助けたと
思い込んでいただけ
だったのです
不自然なカットが
確かにいくつかあったり
不倫を知っても
淡々としてた理由が
なんだかわかります
こじつけくさいですが
よくよく考えると
こういうとこ妙に
しっかりしてる映画です
じゃあベッキーは
薄々ダンが浮気してる
事は知っていたのでしょうか
完全に詰んだベッキーは
ぐったりしていると
来る途中で野犬をつついてた
ハゲワシがやって来ました
すると「適者生存」という
言葉が浮かんだベッキーは
なんとそのハゲワシと
格闘の末ぶっ殺して食べだし
まさかのジビエに
呆気にとられます
おめーらが勝手に
登ってきて適者生存も
くそもあるかと
ツッコむ事必至
山ガラスは普通に食べれて
うまいって言うけどねぇ
そして体力全開した
ベッキーは
アンテナに降り
死んでるハンターの
死体を「緩衝材」にして
スマホから緊急メールを
送信して助かります
終盤の展開は正直ポカーン
600mから死体落ちたら
緩衝も何も粉砕だと思いますが
遺体袋に入ってます
GTAかな?
まあこんなですが
極限状態を作り出し
そこからどうするかという
ハラハラ感だけで客を引っ張る
力はしっかりある映画でした
つくづく最近は動画配信のために
バカなことをやるという動機が
映画では便利に使えるなぁと
思いました
それは映画の話で
現実世界での回転寿司バカは一生ものの
損害賠償を背負って一生苦しめば
いいと思います
それが「適者生存」
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