ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのレビュー・感想・評価
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伝説にするにはまだ早すぎるかもね
最近、ミュージシャンの伝記ものが流行っていますが、今回の作品は、映画「ボディ・ガード」で主演、主題歌を行ったホイットニー・ヒューストンのお話、彼女がどのように歌手になったのか、どのようにスターに登りつめたか、そしてどのような人生を歩み、50歳前で死去する事になったのかを物語にしている。
実は、ホイットニー・ヒューストンって私的には、好きでも嫌いでもなく、正直真剣に彼女の曲を聞いた事はなかったので、映画「ボディ・ガード」の主題歌にか記憶にないのだが、1人のミュージシャン、1人のエンターテイナー、1人の人間として映画の内容を問てみると、人に勝る才能があり、人並み以上の富が得られたとしても本当の幸せに繋がるわけではない、しかし、どうしてもミュージシャンや俳優さんって、ドラックに溺れ、結婚に恵まれず、家族や友人に裏切られ・・・
ただ、ホイットニー・ヒューストン自身が私にとってリアルタイム過ぎるので、まだまだ本作品を見てもピンとこないかな・・・
内容を通して一番良かったのは、ラストに近いシーンで、ファンバーテンダーの方が、ホイットニー・ヒューストンに声を掛けるシーンは、良かったかな・・・
ミュージシャンにとって、ある意味うざい存在であり、しかし、逆の心の支えになるファンの存在、あのシーンは、私にって何でもないシーンに見えるけど大変にジーンとくるね。
しかし、分からなかったのは、なぜ、旦那さんと何時までも繋がっていたのか・・・
お父さんにも不満が有ったのなら、早い所、断をしても良かったのではないか・・・・
ちょっと見ていて、この辺のホイットニー・ヒューストンの苦悩がいまひとつ大雑把に作られていたので、見ている私には伝わらなかったかな・・・
唄声の天使として、綺麗に内容を作り過ぎているのかもしれないね。
PS
数年前から、日本のお正月映画のラインナップにときめきと言うかドキドキ感が無くなってきたな・・・
何か寂しいな・・・・コロナだからと言うモノではなく、その前から正月映画の番組の構成の作り方に、何か不満、不安を持っているのは俺だけかな・・・・
今回のお正月映画も本当に寂しい限り・・・・
歌姫の犠牲
まず、時間経過がわかりにくい。
物語は1983年(彼女が20歳のとき)から始まるが、それ以降は表示されず、「8年経ったな」とかのセリフや、「マンデラ釈放」「湾岸戦争」などの歴史的な事件でのみしか表現されない。
アメリカ国民にはなじみ深い出来事かもしれないが、日本人のオイラにはイマイチピンと来ず。
有名な国歌斉唱は91年、映画「ボディガード」の主演は92年だ。(表示ナシ)
オープニングとエンディングに1994年(これは表示アリ)のアメリカンミュージックアワードを持ってきているので時系列的にも混乱する。
まぁ彼女の絶頂期がココなので、アワードを最後にしたかったのはわかるが。
ここまで犠牲を払って育てた娘クリスティーナも3年後の2015年に亡くなっている。(しかも母とよく似たシチュエーションで)
クリスティーナの恋人ニック(遺産管理人が彼を訴えている)も2020年に死去した。
この辺は作品には描かれないが、なんて呪われた一家なのだろうかと思う。
ちなみに母のシシーは2022現在も健在である。
伝説になった
全盛期を知るものとしては、彼女は伝説の歌姫になったのだな..と思った。彼女の華麗な外見、素晴らしい歌声は唯一無二。
「すてきなSomebody」で初めてホイットニーを見たときの衝撃は忘れられない。
「How will I know」のPVシーンが再現されていたのにはワクワクした。
映画としてはホイットニーの歌ありきの出来だった。その他ストーリー的にも期待通りの作品だった。それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、追悼の思いでしみじみ感じ入ってしまった。
大好きだったよ、ホイットニー
Two Thumbs Up!
同世代のラジオパーソナリティの強力プッシュで、暇に任せて鑑賞。いやはや、素晴らしい作品でした。やっぱり”The Voice”ホイットニーの歌声は凄い! 演じた女優も熱演で、歌唱部分を吹き替えされていても、まったく気になりません。ステージパパゴンの存在は広く知られてましたが、あまり幸福でなかった結婚生活の陰に、色んな葛藤があった事、スーパーボウルのパフォーマンス、マンデラ復帰後の南アフリカの式典への出演など、色々と知りませんでした。不幸な最後だけは、リアルタイムで涙した記憶ありましたが、本当に史上最高のDIVAの一人として生き抜いた事が分かりました。年末にセリーヌの無期活動中止発表もあったし、本当に残念。あと、スタンリートゥッチがまた良い。The music has no colors, and no boundaries!
23-004
80年代、誰よりも素晴らしい歌声と
誰もが知る名曲と名作映画で時代を牽引。
記憶にも記録にも残る歌姫の半生を描く作品にしては、、、
スーパースター故に誰よりも波瀾万丈な人生を歩んでるとは限らない。
公私の悩みからお薬の力で身を滅ぼす。
とてもとてもドラマチックとは思えない。
素晴らしい名曲のオンパレードな歌姫だけに、もっと楽しめる作品にして欲しかったなぁ😅
けっこうよかった
ドキュメンタリー『ホイットニー』が記憶に新しく、気の毒な晩年が印象深いのだけど、こちらもお父さんとの最後の会話が「金よこせ」で終わっていてえぐい。ボビーブラウンもすごいスターだったのにホイットニーにたかる側に回っていて、どうしたことなのだと思う。
時代に恵まれず80年代後半から90年代のキーボードのペタペタした音ばかりで、嫌だったのだけど、この映画ではそれがすっかり消えていて生ホーンみたいなアレンジで、そういった音源があったのか、それともアレンジし直したのか、曲のよさや歌のよさが今さら分かる。すごくいい。
『ボディガード』のシーンはあっさりだ。
The voice まさに歌姫
小学生の時にボディガードを観て、ホイットニー・ヒューストンの声に魅了されました。
国籍も年齢も性別も関係なく、彼女の声のパワーは心に響くんだと思います。
だから、The voice。
どうしても、彼女の人生には、薬物と金とろくでなしの男が付きまといます。
知ってたけど、とても悲しい…。
最後の日、ステージを前にして、また薬物に手を出してしまう悲しさが、切なくなります。
映画としては、主演のナオミ・アッキーの、まるでホイットニーが憑依したかの様な演技力が、本当に凄い!
歌はホイットニー本人の声で吹替ですが、歌っている表情や姿が、そっくりでした。
ホイットニーのステージとしても、十分楽しめる映画でしたが、やっぱり最後は悲しいですね…。
名曲オンパレード
ヒット曲の多さと歌の上手さが断トツですので、もう、これはまとめて彼女の歌を聴けるだけで、大満足です。
大スターへの階段を駆け上っていく様子にワクワクしました。
成功のためには、実力以外に、プロデューサーやルックスが大事なんだなぁ…と思いながらみていました。
奴隷解放運動家ハリエット・タブマンを描いた「ハリエット」のケイシー...
奴隷解放運動家ハリエット・タブマンを描いた「ハリエット」のケイシー・レモンズ監督の最新作「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」を観る。今作は政治的な部分は皆無で、「ボヘミアン・ラプソディ」(同じ脚本家)と同じ様にアーティストの楽曲を大事にして、その素晴らしさをいかに伝えるかということに力を注ぎ、ホイットニーの歌を愛する人には感涙ものの作品になっていました。ホイットニーの最期を知る人は物語の着地点をどうするかを気になっていたと思うんだけど、ここもさすがの手法でクリアしていたな。
歌唱シーンが素晴らしい
ホイットニー・ヒューストンといえば、リアルタイムで全盛期を観て聴いたディーヴァ(歌姫)。同時代(ややその後だが)にはマライヤ・キャリーやセリーヌ・ディオンもいたが、やはりディーヴァといえばホイットニーの印象が強い。それくらいに彼女の歌声は伸びがあって力強く、そして繊細だった。しかも容姿もスタイルも際立っていた。こんな女性歌手はそうそう出てこない。
ボビー・ブラウンと結婚したあたりから彼女の曲を聴くことは少なくなっていたが、悲しい最期は知っていたから、観るのがつらくなると思っていた本作。何より驚いたのがホイットニー役のナオミ・アッキーの歌声。ホイットニーのデモ音声とかを吹替で使っているのかと錯覚したくらい。
その歌声を発掘され、全米を席巻する流れは同時代で観ていたからとてもワクワクしたし、映画「ボディガード」の制作秘話的なエピソードもよかった。
でもこの手のアーティスト映画につきものなのが、彼女(もしくは彼)の取り巻きで彼女が稼ぐ金を食い物にする輩たち。本作では父親や夫(ボビー・ブラウン)だった。全世界で売れることで払う代償として多いのか少ないのかはわからないが、あまりにも定番すぎる流れなのであまり感情移入ができなくなってきた。同性愛の要素が入ることはとても意外だったが、それもいまやありがちと言える流れかもしれない。
話としてはそこまで質の高いものではないが、やはり彼女の存在感や歌声を再度(疑似ではあるが)体験できることの価値はある。
歌姫の栄光と闇
ボヘミアン・ラプソディ以降、こういう映画が多いですよね~、
去年のエルヴィスもそうだし。
と言いながら、観に行ってしまった。
彼女がデビューしたころ、私は中学生、洋楽にどっぷりはまっていたときに、
すい星のごとく現れ、瞬く間にスターへ。
まさに、その一気に駆け上がっていく、栄光を勝ち取るまでの姿が前半描かれていた。
聞く曲、すべてが懐かしい、そして素晴らしい歌声。
そして、あのスーパーボウルでの国歌斉唱も再現。
さらに、映画「ボディーガード」への主演のシーンも。
ケビン・コスナーの姿もチラチラ。
と、ここまでは知っているのですが、
ボビー・ブラウンとの結婚後はさっぱりわからず。
歌も知らない。
その闇の姿を後半は描いていた。
そして、結末は・・・
何となく知ってはいたけど、エルヴィスといろいろな点で重なる。
スターの苦悩、暗闇、重圧、金に絡む周りの人間、そしてドラッグ。。。
久しぶりに、彼女の歌を聞きましたが、やはりすごい歌声ですね。
演じた女優さんも素晴らしかった。
彼女のファンではなかったけど、残念の一言です。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。
結局・・・
2時間30分位の作品なんだけど、この人をダイジェストで振り返りましょう的な内容。
したがって、エピソード部分で物足りなさを感じるかな。
まぁ、難しい題材ではあるけど、転落から復活の部分に焦点を当てて描いても良かったような気もするが、人生の転機になった部分を強く描いたほうが、説得力が増したようにも思えた。
名前は知っているけど、深くは知りません。
ただ、アメリカンドリームを掴んだ人って、プレスリーの作品もそうだけど、やはり、金に群がる連中と薬が絡むんだね。
薬は若い時からなんて字幕あったけど、やはり売れると、相当なプレッシャーがあるのかなとか思えてしまう。
父親と旦那は相当なクズにしか見えなかった。
ただし、第二子授かったのかな?
最後の方で出ているんだけど、旦那と復縁したのかが作品鑑賞してても訳分からず、描き方不足なんだよねぇ・・・
結局、母親がしっかりしていたのが救いだったのかも。
「そう言えば名前聞かなくなったな。」なんて感じだったが、そうだったの・・・
ご冥福をお祈りします。
あの曲は カントリーミュジックのドリー・パートンよりの
音楽伝記映画の流れで、ここの所メジャー映画館でかからない作品もボヘミアンラプソディ以来、昭和から平成時代の大御所アーティストが作られている。それらは本人の映像を使ったもの、俳優が演じたドキュメントドラマ的な物の二種類。この作品は、ボヘミアンラプソディ的なエンタテインメント・ドラマ。
主演のナオミ・アッキーがホイットニーと思わんばかりの歌に演技に快演、レコード会社アリスタのプロデューサー役スタンリー・トゥッチがホイットニーを表裏から支えた良き人材役であり好演。また、良き友で理解者ロビン役、幼少の頃厳しかった母親(歌をきたえあげ、後に応援した)。作品見るとロビンが去らなく、家庭内が円満なら・・・ホイットニー・ヒューストンは、今も歌声を聞かせてくれていたのではと・・。
できれば映画会社の枠をのりこえて、映画「ボディガード」の映画部分やグラミー賞受賞場面とか、最大のヒット曲 I Will Always Love Youのカット無しの演奏Liveシーンなど入れてほしかった。入れば★1つプラスに
ドリー・パートンの曲だったとは
★Digital5.1CH鑑賞
★重低音 ★
★音圧 ★
★分離度 ★
★移動音 ○
★サイド(左右、後、活躍度★★
★サラウンド ★★
音の作りとしては歌のシーンでも、臨場感あるサラウンド成分をサイド後方全体を使った場面、音楽楽器演奏もサラウンド側にも振り分けた場面など、要所要所で使い分けて表現。
久々に盛り上がれた音楽伝記映画!
ここ数年ミュージシャンの伝記映画が増えていますが「ボヘミアン・ラブソディ」以来の満足感を得られました。それもそのはず、「ボヘミアン~」と同じ脚本家らしくあの歌この歌を物語のどこに持ってくればよりエモーショナルになるのかをよくわかっていらっしゃいますね。
ホイットニーとはほぼ同世代ですので、彼女のデビュー当時から全盛期をリアルタイムで見て(というか聴いて)おりました。元夫であるボビー・ブラウンの来日公演や従姉のディオンヌ・ワーウィックのカウントダウンディナーショーinハワイにも行ったことを映画を見ながら思い出しました。
彼女が薬に溺れてしまったのは、ボビーのせいだとばかり思っておりましたが出会う前からやっていたとは。いずれにしてもボビーが死期を早めた原因の一つであることに変わりはないのでしょうが。
映画の後日談にはなりますが、今作中にも登場しているボビーとの間の娘さんもホイットニーと同じような最期だったというのも本当に胸が痛みますね。間近で母親の悲惨な姿を見ていたはずなのに。
でも彼女が当時最高に輝いていたのはまぎれもない事実で、驚くべき歌唱力であったことは誰もが認めることでしょう。
そのパフォーマンスを主演のナオミ・アッキーは忠実に再現しておりましたが、とにかくホイットニーはプロポーションも抜群だったのでね、そこ(ビジュアル面)を比較してしまうとちょっと残念なんですけど。ってそこまで求めてしまうのは酷ですかね。演技力は素晴らしかったですから。
音源はほぼホイットニーのものを使用されているので、十分にその歌唱を楽しめました。
ホイットニー・ヒューストンの輝き、永遠なれ。
歌唱シーンをが多く見応えがあった
歌声を聴かせる事が避けて通れないテーマの映画。
ホイットニー・ヒューストンはデビューから映画「ボディガード」辺りまではよく聴いていたので、たくさんの歌が懐かしく個人的には凄く楽しく観る事ができた。
プロデューサーのクライヴ・デイヴィスが契約時に多くの才能あるアーティストがドラッグで身を滅ぼしたことからホイットニーの身も案じていたが、結局その通りの悲しい結末になってしまう。
まもなく娘、その後ボビーの(劇中に名前だけ出たキムとの)息子も亡くなるなど米国での有名人とドラッグの問題はいつになったら無くなるのだろうか?
ボビー・ブラウンと結婚した時はずいぶん年下なので大丈夫かと勝手に心配したものだったが(年がばれる)、ボビー役はもう少しカッコいい俳優さんに演じて欲しかったw。
歌声は素晴らしいが
ホイットニーの人生の結末を知っているだけに、成功し始めたあたりから非常に辛かった。急激にスターダムに上がったものは、降ろされるのも一瞬だ。その金に群がる家族や夫。アメリカエンタメ界の闇を感じる。
ストーリーはスターの人生の栄光と没落、復活で、よくあるものだ。2時間半が長く感じた。もっと歌声を聴けると思ったのに、残念。
ザ、ボイスは誰でしょう‼️❓
最近流行りのミュージシャンものの中では、素晴らしい。
クイーンやプレスリーのと比べたら雲泥の差です。
でも、映画館で観たから、最後まで観れたけど、テレビなら途中で飽きたかもしれない。
ストーリーは上滑り、人種差別にしろ、同性愛にしろ、ステレオタイプな描写にしか過ぎない。
世界一なのは英語圏の市場規模が最大だから。
私は、あいみょん、中島みゆき、幾田りら、が最高のザボイスだと思う、まあ、それぞれの主観なんで、ご容赦願います🤲
先日、中島みゆきのライブシネマを観ましたが、この映画🎞🎬🎦の百倍素晴らしい、度々主観で、ごめん🙏でござる。
加えて、幾田りらが中学生くらいの時、ヒューストンのカバーをYouTubeにあげていたが、この方が感動した、主観がくどくて、ひらに謝りまするよ、テヘペロ。
洋楽嫌いではなく、ビートルズの全曲聴いてるし、初めて買うアルバムはストーンズでした。
正月早々主観ばかりで、ごめんくさい🙏今年は良い年でありますように、では。
「THE VOICE」我々に感動を与えてくれた歌姫の耳にはどんな声が届いていたのか
リアルタイムで衝撃的な訃報を知っている身としては終始切ない想いで映像を見つめてしまった。
本来ならば護るべき存在であるはずの家族が富と名声に踊らされ無理を強いてしまう恐ろしさ。
他の誰にも代えがたい才能がこうして芽を摘まれて行くのは耐え難いことだと感じてしまう。
23歳で頂点に上り詰めたホイットニー・ヒューストン、一人でなんとかしなければと考えたのだろうか・・・
せめて身を案ずる誰かの声が届いていれば、違った人生を歩めていたかもしれないと、過ぎてしまったことではあるが、悔やみきれない歴史の中の出来事であった。
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