劇場公開日 2022年9月16日

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「暗くてよく見えなかった」クリーン ある殺し屋の献身 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5暗くてよく見えなかった

2022年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

エイドリアン・ブロディが主演、プロデュース、脚本、音楽を担当するというヴィンセント・ギャロぶりだが、それだけでも本当にやりたかった映画だという事が伝わるが、設定はそれほど目新しいものではなかった。

クライマックスに到達するまでには抑揚が一切なく、長く退屈な時間が続いてしまうので、途中どこかで過去の片鱗を垣間見せるなどの小さなイベントがあっても良かったのではと思った。
逆にギャングの三下に後ろから頭をかち割られ暫く安静を求められ凄腕なのか良くわからないのだが、そもそもあの件はどう言った意味があり、何に繋がるのか良く分からなかった。

ラストの銃撃戦も照明弾を撃ち込むところなど見所はあったが、終始全体に見づらく、誰が誰で、何をしているのかの理解に苦労しながら観なくてはならずかなりのストレスになった。

所々説明が欲しかったり、画面が暗かったりでよくわからないところが多かったのは残念だった。
クリーンをかつて雇っていた人(名前忘れた)のはどういう人物なのか?亡くなった娘は何故薬物を打ったのか?薬物を何故クリーンが持っていたのか?ディアンダはさらわれたのか、自分からパーティに行ったのか?などなど・・・。

カツベン二郎