劇場公開日 2023年2月10日

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エゴイストのレビュー・感想・評価

全226件中、181~200件目を表示

4.0社会派ドキュメンタリー

mさん
2023年2月12日
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泣ける

知的

難しい

予備知識を入れずに見に行ったら思いっきりぶん殴られた。
社会派ドキュメンタリー映画のような本作。LGBTQのみならず貧困や母子家庭、ヤングケアラーといった社会的弱者が現代日本で生きていくことの難しさを突きつけられる。この映画を見てあなたは何を感じるのか、またあなたに何ができるのかと問いかけられているような気がした。
主人公は自分を責めるがではどうすればよかったのか。個人でできることは限られる。あの母子にとって主人公に出会ったことはむしろ救いだったはず。弱者を切り捨てない世の中にするためにメッセージを受け取った一人でも多くの観客が意識を持つ必要がある。自分に課せられた荷に帰路の足取りは重くなったがそれでも見てよかったと思える映画。
前半のゲイカップルの生々しいインティマシーシーンもこの映画に説得力を持たせる。そしてとにかく役者の演技が見事。冒頭でも述べたようにまさにドキュメンタリー映画のような違和感のない演技には脱帽した。
エゴなのか愛なのかそんなことはどうでもいい。人が寄り添って生きていくことを誰も咎めることはできない。最後の母の言葉とそれに応える主人公に涙がとめどなく溢れた。

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m

4.0エゴイストという題名の意味

2023年2月12日
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前半はゲイの映画か?エゴイストってなんでつけたのだろう?と謎が多かったが、全編みると自分なりに納得。
鈴木亮平さんは今更感だが、役への探求が凄まじい。
本当にそうなのか?と思うくらいのはまり役。
影のある人物を演じた際の宮沢さんの色気も流石。
原作未読だがらかもしれないが満足。

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ダルメシアン07

4.5人と出会うことの豊かさ

2023年2月12日
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 一面の青いシーツと白い背中のビジュアルが印象的な本作。全く身構えていなかったというと嘘になる。けれども、実際に観てみると、セクシャルな話というよりも、大切な人と出会うことがもたらすもの、がじっくりと描かれている物語、という印象が強く残った。
 華やかなマスコミ業界で働く浩輔は、ファッショナブルな服を鎧にして淡々と生きてきた。そんな彼が駆け出しパーソナルトレーナーの龍太と出会い、強く惹かれていく。
 クールに仕事をこなし、夜はオネエ言葉で賑やかに仲間と過ごす。それなりに満たされていたはずが、龍太との出会いで、やり過ごしていた日常がみるみる彩られていく。大切な人に会って、共に過ごす喜び。見送る寂しさと、別れてからの余韻。一人のときは相手を想い、冷静さのみじんもなく心を浮き立たせる。しかし、そんな日々が、突然断ち切られてしまう。
 龍太を核として、龍太の母と浩輔が、心を通わせていくくだりに、しみじみと胸を打たれた。共通の大切な人を持つ同士が、ためらいながらも少しずつ距離を縮めていく。喪失は埋められないが、全くの他人だったはずのふたりの間に、恋人同士とはまた違う、陽だまりのようなあたたかさが生まれたのだ。
 日々のありふれた時間を、誰かとささやかに営む喜びに気づいていく浩輔。寄り付かずにいた故郷に、鎧なしで帰るという変化ももたらされる。やっとたどり着いた、父と息子の穏やかな時間も忘れ難い。
 浩輔は、龍太親子に金銭を交わすことを提案する。それが「エゴイスト」の由来なのかもしれない。けれどもそれは、関係を繋ぎ止めるためのものではなく、望むならば去ることもできるという、対等な関係を保証するものと思われた。家族であれば、金銭的な支えも特別なことではない。法的に家族となれない彼らの、悲痛な思いも垣間見えた。
 高価な贈りものといった特別な理由なしで、ごく当たり前に誰かと時を過ごせる豊かさ。新たな喪失が予感されるが、彼の心は、揺らぎながらもきっと穏やかだ。窓辺に繰り返し飾られる、小さな花束のように。

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cma

4.0清い愛

2023年2月12日
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泣ける

笑える

楽しい

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SAKURAI

4.0二人の演技が素晴らしい。世界観に浸れました。

2023年2月12日
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みんな、いずれ死ぬ。短い人生、男性とか、女性とか、家族とか、他人とか、誰でもいい。愛したい、大切にしたいと思う人が見つかって、その人に、何かを与えたい。エゴかもしれないけれど、それでいいじゃないか、と思いました。

みんなが愛する人に、ごめんね、と言わずに、愛してると言える社会にしたいですね。

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Sakiko

4.5タイトルの意味はよく分からないけど名作

2023年2月12日
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2023年劇場鑑賞34本目。
鈴木亮平と宮沢氷魚がめちゃくちゃキスをしている予告をちらっと観てちょっときついかもなぁと思っていたのですがさすが鈴木亮平、全然嫌悪感なく観ることができました。
いわゆるガチムチ系と中性系の典型的な組み合わせということなんですね。
ゲイのラブストーリーというところは実はそんなに大事ではなくて、日常に即した生活を描いているように感じました。

終盤の二人の会話は泣いてしまいました。

カメラワークがちょっと下手くそで、見せたいものをカット割で見せずにカメラをそのまま動かして見せるので初心者がスマホのカメラで気になるものを順番に映しているような感じのシーンが何回かあって、そこだけ醒めました。

後皿洗いは売春より過酷な重労働らしいので体力に自信のある人しかやっちゃだめらしいぞ!

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ガゾーサ

5.0夜へ急ぐ人

2023年2月12日
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にゃす

4.0以外にも、笑いあり、涙あり…

2023年2月12日
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静かな時間が、淡々と過ぎていく
そんな感じで、終わっていく映画かと、
思っていましたが、
以外にも、吹き出してしまうような、楽しい場面も
多く、構えなく見ることが出来ました

恋愛については、性別関係なく素敵だなぁ(ღ*ˇ ˇ*)。o♡
ドキュメンタリー的な描写が、凄く2人の心の動きを
映し出してキュンとなりました

愛のエゴ、ほんとに受け取る側の気持ち次第ですよね
正直私だったら、どんどん惨めになってしまうかも

きっと、愛は家族になったのかなぁ…
と、感じました

セックスの描写あったのですが、
劇場内が鼻息まみれになって、ちょっと笑えた

1人で見てて、良かった♡

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かえるパン

4.5余白が好き

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

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クリストフ

5.0愛とは何かを深く問われた気がしました

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館
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TamTam

4.5是非を決められるエゴではなかった

2023年2月12日
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エゴイストてタイトルで言っちゃってるから、すべてエゴとして見れるというか見てしまうんです。
浩輔が龍太のためにしていること。打算ではないし、見返りを求めているわけでもないと思いましたが、言ってしまえば自己満足。でも誰かに尽くすことで自分が報われるて全然悪いことじゃないし、浩輔の場合は財力があったからお金という生々しい(?)感じでの尽くし方になってたけど、愛は総じて自分が報われるために誰かに向けるものなのかなと思いました。
エゴという言葉の捉え方を大きく変えられた映画です。

終わり方が個人的にとても良かったと思っていて、エゴの報われ方として最高のかたちだとぐっときました。

龍太が魅力的すぎて、浩輔がどっぷりハマるのも大納得でした。しばらく宮沢氷魚さんのことしか考えられそうにありません。また早いうちに観に行こうと思います。

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チーズ饅頭

4.5多分、2023年1番映画!!

2023年2月12日
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いやー参りました。鈴木亮平なので、軽い気持ち観たのですが名作です。

序盤パートは、とても生々しく私的には“あー「窮鼠はチーズの夢を見る」的な救い様のない感じだろうなー”と思っていました。
が、終盤ストーリーが一変します。(スミマセンこの情報はない方がより楽しめると思います。)
そこから、あっという間に終幕!

失礼ながら、本作監督を知らなかったのですが今後に期待したいです!!

俳優陣も少数精鋭で、宮沢氷魚も繊細な青年を好演でした。
特に、言わずもがな鈴木亮平が、やはり凄過ぎて…。“慟哭”のシーンでは泣いてしまいました。人間、絶望するとホントあんな感じで…(*´Д`)
年齢を重ねると色々あります。ただ、そこを乗り越えると少しだけ大きくなれるかもorずっと気持ちを思い続けて血肉にするしかないんですよね。

後は、個人的に脚本も秀逸でした。(ただ、仲間内のシーンはアドリブでしょうね笑)
終盤のベンチシーンは総括していたと思います。
受け取った側の気持ちを簡単に決めるな!的な意味、タイトルのエゴイストの意味が分かると思います。そこから、お土産の本質も理解しました。

私的には、ハッピーエンドと捉えました。
全てにおいて。

久しぶりに胸くる本作。是非、映画館でご観賞下さい!!(鈴木亮平の時計はロレックス:ミルガウスと思われ)

追記:忘れておりました。阿川佐和子の、命が燃え尽きる間際の感じも非常にリアルで感動しました。(特に声の感じ)

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白長須鯨

3.5軽くみるべきではない!重い。悲しい。でも良かった

2023年2月11日
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鈴木亮平の演技が好きなので観てきました。

親子、友達と観に行くにはなかなか難しいかも。。
1人で見てきました。
周りは男性カップル、女性1人などがちらほらと

やっぱり鈴木亮平の演技が凄い!リアルです。
本当にその人のような、ドキュメンタリーを見てるかのような

前半は、リアルな生々しいセックス描写が多めでした。
(なにを観てるんだろうと。。。)

ゲイはオネェという偏見が少し入っているのか
分かりやすくしようとオネェ要素を入れているのか分かりませんが、なんかその辺ちょっと気になってしまいました。

後半は話がガラッと変わり重たい。悲しい。
展開は読めましたが、やはり悲しい。

個人的に最後まで、どの辺がエゴなのか、
エゴイストなのかはイマイチ分かりませんでした。
しかし、共感できる方にはガッツリ来る作品だと思います。

めちゃ号泣してしまいました。

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86

4.0エゴイストとは

2023年2月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

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レント

3.0エゴイストなの

2023年2月11日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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しろくろぱんだ

4.0ドキュメンタリー映画

2023年2月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

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ノブ様

4.5 氷魚くんがよかった。亮平さんは頑張ってスタイルを探されたと思う。...

2023年2月11日
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 氷魚くんがよかった。亮平さんは頑張ってスタイルを探されたと思う。
 ただ、この映画が何だったのか、謎ではある。
 ワーキングプアーであることはわかっていたのだから、お金を貸して、先に独り立ちするサポートをしてあげるべきだったのでは? 車を買うより。いまいち物語の設定が謎。
 原作のカラーがしっかりあるのか、ファッション他のスタイル。
 ゲイの関係性の中に現れる疑問なのだろう。異性愛なら、子どもとか社会的な家族とか、いろいろなものに組み込まれてしまうし。ゲイは、より複数の性関係にまみれているし。

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えみり

4.5それぞれの“エゴ”

2023年2月11日
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泣ける

ただ、日常。

それ以上でも以下でもなくて

生きているし

存在する

わざわざ言わなくても……

そういう事。

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BAMBi

5.0ゲイ映画ではない

2023年2月11日
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泣ける

知的

萌える

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ヨシオヘミング

4.0愛とはなにか

2023年2月11日
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悲しい

唐突な展開にびっくり。後半は全く別物の話。主人公の色んな意味での純粋さに胸を打たれた。辛い事や後悔があっても人は生きていかなくちゃいけない、そう改めて感じる。主人公の行動がエゴだとしても、受け取る側が愛だと感じたなら愛になるんだなと、単純そうで深い話だと思った。
とにかく鈴木亮平のすごさ!これぞ役者だと思う

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hihin