劇場公開日 2023年3月24日

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「完全復活とまでは言えないものの、ニコラス・ケイジの活躍はやはり嬉しい」マッシブ・タレント tomatoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5完全復活とまでは言えないものの、ニコラス・ケイジの活躍はやはり嬉しい

2023年3月24日
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本人役を演じるニコラス・ケイジが、自虐ネタを連発して笑わせてくれるし、若かりし頃の自分との掛け合いも面白い。
ケイジの出演作を中心とした過去の映画ネタも絶妙で、特に「パディントン2」と「不機嫌な赤いバラ」の使い方には泣かされた。
ペドロ・パスカル演じる大富豪との友情物語にも、思わず胸を熱くさせられる。
ただし、潜入捜査モノとしては、スリルやサスペンスが今一つで、凡庸な出来と言わざるを得ない。
一番最初の、気絶しそうになりながらのミッション遂行のようなドタバタ(特に「アクション」のくだりは最高!)がずっと続けば、もっと楽しめたのではないかと、少し残念に思ってしまった。

tomato