ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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無理じゃ無い‼️❓だつて、お前は、まだ、生きているじゃないか‼️❓
キングダムの予告編の、このセリフが、そのまま当てはまる、奇跡の映画です🎞🎬🎦
主人公の少年と、その妹の、諦めない、ひたむきな姿に涙が出て止まりませんでした。
粗探しをすると、いくらでもありますが、丁寧に作られているのと、熱演で、鬼気迫る作品になりました。
ミステリーとして、最高。
ホラーとして、最高。
映画として、最高。
生きる勇気をもらえる。
結末が、最高。
全てが、最高。
最高を、是非。
子供時代や十代への思い残しに劣等感なんて断ち切って殴り飛ばせ!アブラカタブラ
がっつりホラーだった『ドクター・ストレンジ/MoM』を降りたホラー畑スコット・デリクソン監督 × 一番好きな役者と言っても過言じゃないイーサン・ホーク =『フッテージ Sinister』コンビが放つ「黒電話」の映画化は、このジャンルの醍醐味/王道な要素が詰まっているばかりか、思った以上に直接的な暴力と密接に結びついていた…。威厳というより威圧感に満ち、時代も相まって余計に強権的家父長制を体現するような父親像。野球、喧嘩、そしてピンボール/アーケードゲーム(?)、それぞれが周囲から一目置かれるようなアティチュード/アイデンティティーを確立する中で、どこか影の薄い主人公。そして、それらを奪う存在を殴り飛ばすことで勝ち得る自信と気になるあの子。タイトルにもなっている黒電話や実際の出来事を夢に見る能力については、自分が見逃しているだけかもしれないけど、細かなネタバラシ等なくて却って良かったと思った。信仰や遺恨、当時のまだまだ理解できないものとしての"心を病む"表象としての能力の現出。犯人グラバーの犯行理由含めて謎だけど、彼が極端に自身の顔を見られるのを嫌がっていたところから自己肯定感が低く、そうした"青春"的なものへの嫌悪感というよりは心残りみたいなものがあったのかなと思った。主人公が捕まってからは舞台的密室劇で、演出の効果もあって不思議な空気を纏う。だから外の世界で画に変化や動きをもたらせるのは妹や、彼女の力に注目している刑事たち。そして時代は『悪魔のいけにえ』の70年代から子供の大冒険80年代へと流れていく。
P.S. ちなみにグラバーの弟役は『IT CHAPTER2』の人だよね?同じ系譜に出る。あと、ブラムハウスのムービングロゴ変わったのか
My dreams are just dreams.
【イーサン・ホークの魅力少なき、サイコ・スリラー。だが、後半地下室に監禁された少年が、死地を脱しようとする姿には、ハラハラした作品。スティーブン・キングの諸作品に似た雰囲気を感じられる作品でもある。】
ー 私は、イーサン・ホークのファンであるが、今作では、サイコ・キラーを演じた彼の魅力は殆ど発揮されない。
だが、序盤のフィニーや妹のグウェン、そしてフィニーと交流の合った子供たちが、サイコ・キラーの常に気味の悪い仮面を被っているグラバー(イーサン・ホーク)に誘拐され、ついにフィニーまでもが地下室に囚われた辺りから、物語は恐ろしく、哀しくも動き出す。
◆感想
・フィニーとグウェンの愚かしき酒浸りの父親の姿。平気で子供を鞭打つ姿に、嫌悪感を覚える。
・フィニーが囚われた地下室には、マットと黒い電話が置いてあるだけ。電話は繋がってはいない。
・だが、時折黒電話は鳴り、グラバーに同じ地下室に監禁されていたと思われる複数の少年から謎めいた電話が掛かって来る。
ー 野球相手だった少年は、懸命に脱出のヒントをフィニーに与えようとし、年上の問題児だった少年はぶっきら棒ながらも、幾つかのヒントを同じく与える。-
・霊感があると思われる、妹のグウェンは、自分が見た夢から、兄が囚われている場所を探そうとするが・・。
・皆の協力で、死地を脱したフィニーの姿にホッとするとともに、今までの自らの行為を泣きながら謝る父親の姿に、”更生しろよ!”と内心激しく突っ込む。
<1970年代のコロラドが舞台と言う事で、作品テイストは原作を書いたジョー・ヒルの父、スティーブン・キングの諸作品に似た雰囲気は感じられる。
フィニーが、グラバーに殺された子供たちから、数々のアドバイスを黒い電話を通じて与えられ、脱出方法を幾つもトライしていく姿には魅入られたが、気味の悪い仮面を被っているが故に、イーサン・ホークの表情が殆ど伺い知れずに、隔靴掻痒感が募った作品。
何故に、イーサン・ホークはこの作品に出演することを決めたのであろうか・・。
それが、私にとっては一番の謎である。>
タイトルの通りキーポイントは黒電話
始まって20分くらいはなんでブラックフォンというタイトルなのかよくわからなかったですが、主人公が攫われてからは黒電話が物語を進めてくれます。それだけでなく、犯人を殺すときも黒電話で殴って首絞めるというオチ。ホラー要素も所々に散りばめられており、どちらかといえば人間的な怖さに比重を置かれていた映画だったと思います。
1つ疑問を投げかけるのならば、犯人がなぜ児童を5人も監禁させて殺したのか、目的がはっきりしていなかったので(拐われた児童に目立った外見的特徴もなく、、)そこは最後明かして欲しかったのはあります。
暑さ忘れる恐さ
ここ何日か異常な暑さだからこそみたいこの手の映画。上映中は恐さでひんやり震えます。
ちょっと古い時代の話で、ネットやガジェットなど余計な設定が必要ないシンプルな構成だからこそ活きる黒電話とひ弱な少年が、サイコ野郎からいかに生き延びるか、見ていてドキドキしっぱなし。
ストーリーも編集も無駄がなく粗もない。
軽い気分で見るスリラーとして良く出来てると思います。
変に期待大きくして見るハズレ大作映画より、よっぱどいいかも。
主役の子供達もいい演技してくれます。
こういう所にハリウッドの人材豊富さを感じるね。イーサンは・・・言うことないでしょ。
言われんかったら誰が分からないし。スゴイ。
でもね、満足して映画館から出たらやっぱ暑いんだわ。
あ〜宇治抹茶かき氷食べたい。
やはり黒電話がポイントになる
誘拐犯からの脱出を試みる少年の映画です。タイトル通り、黒電話が重要な鍵を握ります。最後の方で、そういうことかと思いました。
スリラーなので適度なハラハラ感があり、飽きませんでした。
家族愛も感じ、後味は良いです。
舞台は1970年代で、イットを思い出すような懐かしさを感じる良作です。
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