ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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オープニングがスナイダーのドーンオブザデッドみたいで滅茶苦茶カッコ...
オープニングがスナイダーのドーンオブザデッドみたいで滅茶苦茶カッコいい。何故黒電話から声が聞こえるのか、誘拐犯の目的は?等がぶん投げられているのもあまり気にならず。それが少年時代。それが青春。監督手腕があってセンス良いんだろうな。
おっと,ホラーって謳い、えっ・エッ…?¿
キャスティング等で観る作品を決める事も多々ある私だが、わりと格好えぇ“イーサン・ホーク“はホラーを演る!と言うんで観てみた。 コレまた期待を良い意味でも裏切ってくれた。 観た人は誰もが口にすると思うが,切れた電話線に掛かってくる助かる方法の助言を一杯くれる親友等の声。誰かも言っていた事の重複になっちゃうかもしれないが…,警察とか親友とか妹の誰かの助けでは無く、自分の力でだけで助かり,家族愛?も復活させたのは非常に好い❣️ ※一寸,イーサン・ホークの腹は頂けないと思ったが…。
非力な子供の脱出劇
ハラハラドキドキの脱出劇。「IT」や、「サマーオブ84」などのような、子供が頑張って事件を解決しようとする映画だが、いろんな工夫がある。
誘拐されて監禁され、助かる可能性のない中、線が切れてるはずの電話が鳴って助かるヒントをいろいろ聞ける。なぜ?一方主人公の妹には見えない物が見える能力があり、それは自殺した母親が持っていた超能力が遺伝したらしい。つまり、主人公フィニーにも?
といった設定がよく考えられており超常現象で事件解決というチートな展開だが作品世界の中ではリアリティがきちんとある。
なにより、妹の能力と警察のおかげで助かるのではないのは良かった。親友の励ましがあるとはいえ、彼自身の力で乗り越え、その結果日常に戻った彼は一皮むけてるというポジティブなラスト。
しかし、最後の対決は身も蓋もないというか。いや、ひどいことされてたし相手は弟の頭もかち割る変態なんですけど。やっちゃうんだー、とちょっと引く。そうか「透明人間」のプロデューサーなのか、と納得。
自分の身は自分で守れ
結構みんなに守ってもらってたね。
妹君かわいいしかっこよかった。
パパにおしおきされてる時は本当にかわいそうだった。
上手な子だな。
またひとり新しい未来の女優さんの誕生に立ち会えたよろこび。
ホラー苦手だけど、こういった感動できるの、後味のいいのは、いいですね。(観てみないとわかんないからなぁ。)
生きているなら、なんだって出来る!!!
来ました来ました。ブラムハウス映画です。
結構期待していました。でも、予告は1度も見ていません。初見で衝撃を受けたいからね。
...これめちゃくちゃいいな笑笑 この面白さを味わって欲しい。できるだけ情報を入れずに見て欲しい。完全初見で楽しみたい方は、スマホを閉じて今すぐ映画館へ!一応、ネタバレをしないようにレビューしますが、何も知らない方が面白いと思うな...。
ここ1年で1番、ハラハラドキドキビックリしました。結構驚く。不意をつくのが上手い。ホラー映画としての質、かなり高めです。ちゃんと怖いし、不気味だし。緊迫感半端ないし、映画館で見るべきだし。流石、ブラムハウスです。ホラー映画で驚くことって最近ホントに無かったけど、本作はビクッて何度もなっちゃいました。
サイコスリラーとしても非常に見応えがある。
イーサン・ホークがめちゃくちゃ不気味で、めちゃくちゃ恐ろしい。謎の優しさがチョ〜怖い。でも、よく良く考えればそんなに悪いやつじゃないのか?それもまた、謎の優しさなのかもな...あー、怖い怖い。ペニーワイズやキャンディマンの子どもを誘拐する化け物を所々でオマージュ。雨の中、黄色いレインコートには笑っちゃいました笑
オマージュしながらも、あの2人の化け物より人間味があって面白い。なんでがいっぱいなんだけど、この人って超緻密に計画しているか、超アホなのかどっちかなんだよな。そこも含めて面白い。こいつ、めちゃくちゃアホやんっていう見方したら、急にコメディに見えてくる。動機が不明なのはちょっとどうかなと思ったけど、サイコキラー自体が斬新で魅力的なキャラクターだから、正直細かいところはあまり気になりませんでした笑
タイトルの通り、黒電話が大活躍。
黒電話が、積み重なる。見てない人にとっては意味がわからないかもしれないけど、これがめちゃくちゃ面白い!ホラーかと思いきや、まさかの主人公○○物語。心が熱くなり、テンションぶち上げ。ラスト10分間の緊張感と追い上げ方はえげつなかった!たまんねぇ!一気に謎に解けるのが気持ちええ!この、いい映画見たなという満足感。この快感を得るために映画を見続けています。まさかこの映画でこんな気持ちにさせられるとはな...。
もうちょっとひねりが欲しかったな〜とか、もっと見たかったな〜とは思ったけど、個人的にはかなり満足でした。★4.0を付けた今年の映画の中ではトップクラスかも。★4.5に超近い★4.0です。ホラー映画を見ていると、お金をいっぱいかければいい映画になる訳では無いんだなと考えさせられます。それがブラムハウスだとより。安くても面白い映画は作れるんだ!ブラムハウス、サイコー!
ちっくしょ〜!泣いちゃったよ😂
大好物のジャンル!浮かれながらの鑑賞でしたが…
まさかの涙溢れに自分でもびっくり!
兄妹の絆、友情…親子の再生にしてやられた😂
綺麗な顔の少し気弱な少年フィニーが絶望的な状況の中、友達の励力を借りながら事をやり遂げた後
「フィン」と呼んで!と自信溢れる表情に変化し心身共にたくましく成長した様も見応えあり
この時代自体、実際に連続殺人事件が多発していたらしいが
皆様もおっしゃる通り「奴」がこの犯行に及んだ動機と過程がいまひとつ分からないのが勿体なかった
と、少しアホだけど悪い人では無さそうな「奴」の弟が…気の毒だった
ちょっと怖いのは苦手💦って方に是非とも覗いていただきたい目からウロコ的作品です!
ファンタジー復讐劇
イーサンホークが街の子供達を次々に誘拐するマジシャン殺人鬼を演じた本作。
ホラー展開を覚悟して観に行ったが、思ったよりスプラッター要素や音で驚かすシーンが少なく、ファンタジーなストーリーでどちらかというと子供達が大人に立ち向かう内容で良かった。
イーサンホークの何を考えてるか分からない、意図の読めない気持ち悪さが終始漂っていてキャラが強かった。多くのレビューにも書いてある通り、この殺人鬼の動機や嗜好が分からなすぎてずっとフワフワしていたように思う。キャラとビジュアルが良いだけに少し消化不良だった。
主人公フィンと妹の兄妹愛は観ていて応援してしまうほど尊く、2人とも存在感があって物語を牽引していた。
子供達が知恵を凝らし、やばい大人をやっつけるシンプルなストーリーとしては👍
なぜ黒い風船?
観客層がよく見えない。ティーンズ映画の範疇で「IT」の系譜なのだろうが。ともあれ、少年のみをターゲットにしたシリアルキラーに誘拐されるストーリー。しかしピエロならぬマジシャンというギミックは、黒い風船とともに意味不明。なにに増しても「動機不明」なのが気分悪い。
ホラー映画なのにボロ泣き(笑)
予告を見て気になり、前情報や原作など一切知らずに鑑賞しました!
とっっっても面白かったです!!!そしてタイトル通り、ホラー映画なのに主人公フィニーとロビンの友情がとっても尊くてボロ泣きしました(笑)
特に、冷凍庫を開けられず泣いてしまうフィニーのもとにかかってくる電話…ピンチの時にいつも助けてくれるロビン、「泣くな相棒」でさらにボロ泣きする私…会いたいよロビン…
ラストの対決シーン、フィニーに言われていると思っていた黒電話の内容が犯人へ宛てた言葉になっているところに感動しました!
とても面白い映画でした!
自信を持ってオススメできます!
先人たちの知恵を借りて
子供の失踪事件が多発する街で、その被害者になってしまう少年と不思議な能力を持つ妹の話。
この誘拐犯は誘拐した後積極的に脅しに来ることはなくて、ドアに鍵をかけないで放置して油断して出てきたところを"お仕置き"というていで殴る受け身のサイコパス。そして、監禁された部屋に現れる被害者の少年たちの幽霊は、主人公に脱出の知恵を授けてくれる味方。
ホラーなのに明確に襲ってくる脅威はいなくて、主人公にとっての一番の敵はいつも怖気付いて逃げることしか出来ない臆病な自分。だからホラーというより、電話をかけてくる幽霊たちが手助けして主人公を強い男にしていく成長物語。
ただ、助けてくれるんならそんな怖い出現の仕方しないで欲しいのよ(笑)味方だと思って油断してると急に現れてびっくりする。もっと優しい登場の仕方できませんかねぇ。
先に誘拐された少年たちが主人公にとって心強い存在だったように、弱くても妹にとってはいつもそばにいてくれる大好きなお兄ちゃんなのが見てて微笑ましかった。いくら友達いないとはいえ登下校も一緒にして、めっちゃ仲良い兄妹だな。まぁ家の中で味方はお互いしかいないからそりゃそうなるか。
マデリーン・マックグロウが可愛くて存在感が凄い
コロラド州デンバー北部の町で、子どもの連続失踪事件が起きた。少年フィニーは学校の帰り道、マジシャンの男に、手品を見せてあげる、と声をかけられ、そのまま車に拉致されてしまった。気が付くと地下室に閉じ込められ、そこは鍵のかかった扉、鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。突然、断線しているはずの黒電話が鳴り・・・。一方、行方不明になったフィニーの妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見た。
フィニーを救助できるのか、という話。
あまり怖くは無かったし、犯人が子供を誘拐する理由も殺す理由もよくわからなかった。自分の弟も殺すし、何だったのだろう?
犯人はほとんどマスク被って顔を隠してるので、イーサン・ホークを使う必要を感じなかった。
フィニー役のメイソン・テムズは少年だけどカッコよかったし、妹グウェン役のマデリーン・マックグロウは賢くて可愛いくて存在感がすごかった。
いわゆるホラー・オカルトもの。迷ったらおすすめ。
今年195本目(合計471本目/今月(2022年7月度)7本目)。
前の「リコリス・ピザ」が本当にタイトルからわかりづらく、スマホに入れている英英辞典で調べて「なるほどねぇ」というところで、30分違いで同じシアターの同じ席でこちら。まさかこちらも「そんなことはないだろう」といろいろ調べたのですが、「黒電話」以外の意味はないようです。
そのタイトルの通り、誘拐された主人公が(主人公を誰にとるかは微妙なところもありますが)黒電話が部屋にあるのを発見すると、そこから謎の電話がかかってきて…という趣旨のホラー・オカルト系映画です。
趣旨内容的に誰が犯人だのどういうトリックだのという点を書きづらく(ただ、他の方も書かれている通り、犯人の動機が若干謎、というのは気になりましたが…)、どうにもこうにも評価のしづらい映画です。
※ ここのサイトも、この手の「評価が難しい類型の映画」についてはガイドラインが欲しいです。
やはりこちらも、まぁ今でもリアル日本でも、おじいちゃん・おばあちゃんがいる方だと、黒電話を「今でも」見ることができるのかもしれませんが、もう日本ではおよそ見ることがないタイプの電話です(当時は普通にあった)。ただ、電話は電話なので(それが、便利な多機能電話になり、PHSになりスマホになり…というに過ぎない)、気になるなら「黒電話」くらいで調べておけば有利かな、程度です(ただ、本当に10~20台くらいの方で「見たこともない」という方程度)。
確かに「犯人の動機が若干謎」(謎というより、何をしたいのかよくわからない)という点はあるにせよ、序盤の「普通に考えればどうでもよさそうなセリフ」が後半大きな意味を持ってくるなどトリックはそこそこ複雑な仕掛けに作ってあり、こうした点は評価できる一方、特に減点材料は見出しにくく(結局、犯人の動機が怪しいというのも、狂気か何か?という考え方にしかなりえない)、減点なしにしています。
とても良い映画
なかなか面白い、猟奇犯罪を取り扱ったホラー作品でした。
電線の切れた黒電話からかかって来るのは、あの世からのメッセージ…というアイデアは斬新でした。
ホラー作品としては、色々と使い古されたプロットが満載でしたが、それらを如何に面白く見せられるか?は、やはり監督や製作者の手腕なんでしょう。そういう意味では、全く飽きのこない作品だったと思います。
イーサン・ホークが猟奇殺人犯役というのも珍しく、その演技も見ものでした。
そして、この作品が、他のホラー作品とちょっと違って、面白くさせているのは、主人公の少年の成長やその家族の物語に共感出来る部分があったからだと思います。
ホラー的な怖さ(あまり怖くないけど笑)と、どこか青春モノみたいな初々しいところが、上手くブレンドされた良質の作品でした。
この夏、オススメ!笑
*地下室で物音たて過ぎ!とか、少年が殺人鬼を殺してしまうのん?とか、ツッコミどころはありますが、そういうのも含めて楽しめました。
*フィニーたちの父親…どう見てもガース・ハドソン(The Band)やった…笑
オチはいいんだけど・・・
黒電話が鍵となり、黒電話でオチる。
この部分は面白い。
ただし・・・
物語が淡々と展開していき、正直、「えっ?これで終わり・・・」って感じ。
この手の作品では珍しく、緊張感やらスリル感も感じられず。
スクリーンから出てから、頭の中は「何が原因?」状態。
少し整理して、「子供が相手だからか。」が個人的な結論。
鑑賞側からは、犯人はハッキリしている。
子供がターゲットになる理由が良く理解出来ないし、子供相手だと、監禁スリラーが題材でも、ソフトな描き方になっちゃうか。
70〜80年代の作品なら問答無用なんだろうけど、昨今のハリウッド製ホラーって、残虐描写は減ってきてるし、カメラワークやら編集で上手く見せている印象を受けるしね。
案外、黒電話の設定だけ使って、フランスあたりでリブートしてみたら面白いかも。
『マーターズ』って作品見比べた時の印象思い出したけど、フランス映画はやる時はトコトンやるからね。
想定外の感動にやられました😂
『ヴェニスに死す』のあの美少年かと思いました。
髪型もかなり似ていたように感じましたが、思い違いかしらん。
霊的な力はいったい何に由来するのか。
場所的なものなのか、特殊能力を持つ妹のように兄もまた何かのチャネリング能力を受け継いでいたのか。
もしかしたら、イーサン・ホーク演じるマジシャン・グラバーもスピリチュアルへの関心が強く、〝選ばれし能力を持つ少年〟にいつか出会うことを夢見て、媒介としてのあの電話を残して置いたのではないか。
色々と解せない部分もありながら、兄と妹はまるでヘンゼルとグレーテルが魔女を倒したように…。
そうか❗️
これはヘンゼルとグレーテルの現代版。
先に犠牲になったこどもたちも含めて、少年少女に感情移入しちゃった人(私もそうです)にとっては、涙と感動無しでは見られない逸品だと思います。
いわゆる「無駄遣い」
イーサン・ホーク本人が言いそうですもん。
「ホントに俺じゃなきゃダメ?」
なんどすが、コレが結構おもろい。104分でサクサク流す溜めのなさ。霊界電話の演出も控え目ですが、派手派手したのに飽き飽きしてるので、コレくらいで丁度良いです。イヤ、これ、なんかレトロ。踏み込んだ家は違います!も、すぐにバレますが、弟の存在と自らが闘うと言う流れ、と言うか繋ぎが丁寧で、するっと入って来ます。
なんか、小ネタをジックリ練り上げて丁寧に撮りました!なソリッド感が好き。
冒頭の豪速球にはドン引きでしたが、ラストの「フィンが良い」、つまりは名前を失くさずに帰って来た少年の成長を象徴するセリフに、ニヤってなりました。
なんと言っても、妹ちゃんのキャラと台詞回しが、いかにも「グゥエン」。この子、糸は出しませんけどw
良かった。かなり。
何もかもが「匂わせた」だけで終わる
誘拐犯の動機や人間関係、主人公周りで起こる数々のオカルト要素、監禁部屋の仕組み等など…どれもこれも、ちょっと不気味さを匂わせる程度にしか描写されず、とにもかくにも全てが薄味。
誘拐ものに本来必要なハラハラ感が全く無く、たまに出てくるびっくらかし以外は怖い要素もまるでない。
「繋がってないはずの電話が鳴る」という、本作の最大にして最初の恐怖要素すら、主人公がわりとすんなり受け入れてしまう上、電話の内容もさして不気味さもなく、全ッ然怖くない…
ホラーやサスペンスに馴染みがない人なら怖がれるのかなぁ…
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