さかなのこのレビュー・感想・評価
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きっと子供の頃はもっとたくさんのエピソードがあったのではと想像しま...
きっと子供の頃はもっとたくさんのエピソードがあったのではと想像しますが(特にお父さんとの関係とか)、多くの人に勇気を与えてくれる映画ではないでしょうか。本人登場には思わず笑ってしまいましたがw(登場の仕方も)
のんさんの自然な感じも良かった。あまちゃんを思い出させるようなシーンがいくつか出てきますが、あれはわざとなかなー。
味方になってくれる人が身近にいることの大切さを感じました。
おかしな映画だが泣ける
まだ若い人の半生記
身の回りにも似たような子がいたけど スポイルされてしまうよな
恵まれた環境だったのかそうさせてしまう/考えてしまう彼の心のありようなのか
好きなことやって幸せに生きていけること自体才能だと思う 今後も頑張れ
のんはいい イヤミが無く幸せをまとってる感じ
私を食い止めてでも思ったけど不思議な安心感が和ませてくれる
好きこそ物の上手なれ
まさしく…このことわざが頭を過った
…さかなが大好き!な女の子
さかなの絵を描くのが好きで
とっても上手~い
この一途さは凄い。
…この情熱はどこから
なかなかマネ出来ないです
のんちゃんのキラキラした瞳が
さかなを見つめる横顔が
記憶に残った
余談…兜ガニの赤ちゃんが
可愛い♡
ほのぼの、だけど退屈しない不思議な魅力
穏やかな物語の中で、のんさん演じた主人公の素直さ、まっすぐさが光っていました。
そして、ふらふらと流されていってしまいそうな人生なのに、その時々の一期一会によって、なにかに導かれていくように成長していく過程が素晴らしかったです。
少しだけ疑問?なシーンもありましたが、
全体を通してそこが引っかかって集中できないことは無かったです。
ゆるゆるしているのに、退屈ではない、不思議な魅力ある映画でした。
エンドロールのCHAIの音楽もピッタリで最高でした。
好きなものを追い続けるということ。
魚が大好きなミー坊が家族や友達に見守られながらさかな博士になるまでの半生を描いた話。
この映画が良いのは、魚大好き変人ミー坊が努力してさかな博士になる成功物語じゃなく、ずっと変わらない魚大好きミー坊を周りの人が暖かく見守ってアシストしてさかな博士にさせる話だから。
そりゃあ、さかな博士になる正攻法は勉強して海洋系の大学行って好きなだけ勉強することだろうけど、大学に入るためには魚以外の勉強もある程度出来ないといけない。ミー坊は不器用ながらも、どうにかして好きなことと関わり続けるために色々な仕事を試してみれど全部上手くいかない。
友達がいなければミー坊は、最初に出てくるさかなクン演じる不審な魚おじさんのように悲しい末路が待っているのは容易に想像がつく。身近にいるちょっと変わった人を、"普通じゃない"と排除するのか、仲間に迎え入れるのかは私達の手にかかってるんだなと思った。
好きなことを仕事にするに限らず、全般的な仕事において、自分のことは自分で考えてやっていくべきで人に頼るのは甘いって何となく勝手に思ってたけど、全部自分でやらなくても良いんだよね。自分が助けて貰えるように今のうちから友達に恩を売っておこう(笑)
ミー坊がずっと好きなことをやっていけたのは、お母さんがずっと背中を推し続け、友達もミー坊を肯定し続けたから。そんな人からの言葉がなくても本当に好きならずっとやってけれるなんて絶対嘘で、人から言われることって自分の意思の何十倍も強い力を持ってるよなと思った。
私は好きなことをやり続けるために、好きじゃない事で安定した収入を得てその代わり他の時間は全部好きなことに使う道を選んだからミー坊が眩しかったなぁ。
期待してなかった
期待してなかったが、面白かった。
台風の影響で、主要な商業施設が休業する中、映画館は営業、観客席はかなり空いてました。
「普通って何?」のんさんのセリフが印象的で、好きな事を貫くことはとても大事なことなんだなぁと感じました。
観てよかったと思える映画
映画を見終わった後、原作になった
「さかなクンの一魚一会」も読了。
さかなクンを、のんさんが演じ、
映画のために脚本が書かれ
監督自身が
「これは、さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではありません」
と仰っていたが、
観ていた自分が感じたのは、
「これは紛れもなく、さかなクンだよ」
ということだった。
フィクションが限りなく真実に近づく、
「横道世之介」を見た時にも感じた、
不思議な感動。
【さかなクン】だったらあり得たかもしれない
お話(フィクション)が
実際の【さかなクン】へ繋がっていく凄さと自然さ。
物語のために創られた登場人物の自然さよ。
終わった後、検索しそうになった自分がいた。
観てよかったと思える映画。
映画の良さが詰まっています。
沖田修一&前田司郎のタッグは要注目です。
暖かい気持ちになる映画
みー坊のお魚に対するまっすぐな気持ちと、さらにはみー坊の周りの友人たち、幼馴染のひおや高校自体の不良の総長達との関係など、とにかく周りの人達のみー坊を見守る優しさに包まれていて見ていてとても優しい気持ちになれる映画でした。
主演ののんさんの天真爛漫な姿がとても良かったです。また柳楽優弥さんや、総長役の磯村勇斗さんなどの役者さん達もとても良かったです。
のんがミー坊役にぴったり。これまた、音楽がパスカルズ♪
好きなことを、好きって言える素直なミー坊。好きなだじゃ生きていけない世の中かもしれないけれど、少なくとも、好きなことを追いかけている人がいたら、否定をせずに、応援してあげたいな。
ミー坊を取り巻く友達たち、ヒヨ、総長、カミソリの籾、モモコ、みんな素敵(豪華役者さん!)。
テレビを観ながら、お父さんとお兄さんが笑ってるシーンは良かったです。
見た!
のんは無敵だな。
彼女以外はなかったかな。
原作物でよくある性別の入れ替え、ではなく、そこは変わってないけど…3年前なら絶対に作ってない映画。
これからもこんなのが増えても全く気にならない…
高市とか、櫻井にも見てほしいね。
あのお母さんの手記があればいいな。
読んてみたい。
ほっこりコメディ
さかなクンの半生の映画化ということで、彼の強烈なキャラクターがどう培われたのか気になって観に行った。
きっと色々人間関係で大変なこともあったのだろうけど、周りの人々に恵まれた状況をコメディタッチで描いていた。
子役が可愛く、主役を演じたのんも好感が持てたし、存在感のある脇役陣も面白かった。
主人公のキー坊(さかなクン)がどんな風にしておさかな博士になったのか、流れがわかって納得した。
「好き」ってとてもない原動力になるのだろうけど、周りは迷惑だったり振り回されたり、大変なのだと思う。
そんな中でも、互いに個性を認めあう心が、才能(好き)を伸ばして開花させるのだと感じたし、これからの世の中はこうあれば良いな~と思って+0.5ポイント。
子供たちと教師に観て欲しい映画だ。
舐めてた
他に見る映画がなかったので鑑賞。
さかなクンの半生をのん(能年玲奈)が演じるという、正直大人の鑑賞には耐えられなさそうな映画だと思ってましたが、前言撤回でかなりの良作でした。
個性的な子って日本だとはみ出し者扱いされて潰されてしまうんですよね。。さかなクンという圧倒的な個性が死ななかった成功事例としてこの映画は良い教育映画だと思います。
ただ、「ギョギョギョ」と「じぇじぇじぇ」が似てたから能年玲奈を起用した説は捨てきれませんが。
のん×沖田監督による、さかなくんという奇跡の誕生物語
噂には聞いてたけど、凄い良い映画だった。
ジェンダー、個性、多様性がテーマの映画。
開始30分の、私の気持ち
開始5分面白そう。
開始15分くらい、この映画さかなくんの反省がテーマだったよな。フィクションとノンフィクションの境目分かりづらくて少し見づらいな。
開始30分、子役の演技きついな。続きが不安。
しかし、高校生になるあたりから、物語がぐんと面白くなるので安心してください。
この映画の魅力ではなく、私が感じたこと
①個性を伸ばすことって大切だということ。
まず母が素晴らしく主人公ミー坊の魚好きという個性を伸ばそうと協力する。
その結果、母はおそらく離婚している。
行き過ぎた個性は周囲の犠牲と善意が必要になってくる。
行き過ぎた個性は周囲と馴染めず、いわゆる社会不適合者になってしまうという社会問題がある。ギフテッドによる不登校など。
最近はそのような個性を救うシステムもでき始めてる。例えば、東京大学が作った“新しい学校”「異才発掘プロジェクト」。
行き過ぎた個性を伸ばすシステム、助けがないと、その個性は落ちぶれてしまう。
私が最近読んだ小説の記憶にある一文。
善意は常にあるとは限らない
だからシステムで守らなくてはならない。
ミー坊は周りの善意によって助けられてきたが、実社会ではそうとは限らない。
突き抜けた才能、個性を守るシステムが今後の課題だろう。
② 責任は個性を殺しかねない
友達の桃とその子供がミー坊の家に転がり込んできた。決して裕福じゃない生活。子供が短いクレヨンで絵を描くのもを見て、ミー坊に頑張らないとという責任が生まれてしまった。そして、大好きな部屋の魚をお店に持って行ってしまう。理由はお金のため?部屋を広くするため?
また定職に着くこともミー坊の個性を殺す結果になっていた。
私が気になったシーンとして
ヒヨの彼女と高級フレンチを食べるシーン。
ミー坊が将来はお魚博士になりたいという発言を笑ってしまうヒヨの彼女。
この映画には悪者、いじめ、中傷が一貫して出てこない。彼女の笑いもバカにした笑いじゃないように私は感じた。それは彼女役の島崎遥香の演技からも、そう感じた(下手だからかも、、)
お魚博士という言葉の響き、発言の驚き、この子面白いなーっていう笑いに私は感じた。
だから彼女は悪くない!!!
そして、EDがCHAIという。
「NEOかわいい」、「コンプレックスはアートなり」というコンセプトを掲げて活動していて、ルッキズムについての歌詞も多い。
結論、良い映画であったけど、個性や多様性を尊重しよう的なのが詰め込み過ぎてて正直お腹いっぱい。
最近は他の作品もこのテーマが多いので
そろそろカウンターの文化や主張が出てくると予想される。
とりあえず、のんが最高だからそれだけでも見る価値あり。
さかなクンという奇跡の誕生のきっかけも感じられる傑作でした。
普通ってなに?!
ってことなのかなー
まとめると
映画予告でその言葉を見たとき
さかなクンに向けての
普通じゃない評価に対しての
問いかけだと思ったら
あ、そっちなの?!って。
魚もそれぞれ顔が違うように
多様性の中で普通に縛られることなく
違和感を気にすること自体
不要なのかなって感じさせられました
そう考えると最初の
男も女も関係ないが理解できるなと
子供時代の教室でのやり取りも
いじめにならずの関係性が
後味の良さにつながってると
思いました。
のんは素敵だけど、何の映画だっけ?
ああ、そうさかなクンの半生の映画だわ、となりました。
多分、さかなクンの半生の映画としてではなく、沖田監督の映画としてのみ観たほうが違和感なく観られるのかもしれません。
一方でさかなクンの半生の映画をのんが演じるという情報で観る方が大半なので、このほのぼのファンタジー感は違和感があるんだろうな、と。
沖田監督好きですが、主演がのんという点含めて、どう演出するのか期待してたので、その点ではちょっと残念でもありました。
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