虹が落ちる前に

劇場公開日:

虹が落ちる前に

解説

関西を中心に音楽活動をしながら、音楽プロデューサーやミュージックビデオの監督としても活動するKoji Ueharaの長編初監督作品。優柔不断で気弱な売れないバンドマンの青年が、一度すべてを失ったところから再び前に進もうとする姿を描いた。20代後半でアルバイトをしながら売れないバンドを続けている公平。バンドではキーボードと作詞・作曲を担当しており、公平の才能を信じてくれるメンバーがいる一方で、売れないのは公平の作る曲のせいだというメンバーもいた。公平にとってバンドメンバーは大切な存在だったが、バンド活動を続ければ続けるほど関係が悪くなっていった。また、恋人の珠江も、公平を支えてくれているが、2人の将来に不安を感じている。そんなある日、公平はある事件に巻き込まれ、すべてを失ってしまう。夢は消え、現実に押しつぶされそうになる公平だったが、それでも新しいバンドを立ち上げ、自ら歌うことで道を切り開いていく。

2021年製作/115分/G/日本
配給:BABY OWL
劇場公開日:2022年3月19日

スタッフ・キャスト

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(C)2021「虹が落ちる前に」製作委員会

映画レビュー

4.590点

2023年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

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コウセイ

3.0公平にイラつく僕は、監督の思う壺なんだろうなぁ

2022年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Tatooガッツリ入ってて、チーマーみたいな服装で、ガタイがデカくって見るからに怖くて近寄りたくないなぁって思っていたが、実はとても礼儀正しくって真っ当な社会性を持ち、青臭い夢を今でも当たり前のように追っている・・・みたいな人と出会ったような気持ちにさせてくれる作品でした。

書いてる自分もよくわからなくなっていますが(笑)いいバランスでの清濁、ご都合、青春(青臭さ)があり、エンタメとして十分成立しているのでないでしょうか?主人公の公平が非常に良いです。人物像として秀逸ですね。監督自身が音楽業界の方ですからこのような方をたくさんご存知なんでしょうねぇってくらいに、いい塩梅で中途半端でイライラします。何度心の中で「おいっ!」ってつっこんだことか。それほどにわかりやすいです。その他の登場人物も皆明確なキャラクターで、安心して見られる作品です。あーだこーだと思考を巡らせなくても楽しめる一本だと思います。

良くも悪くもわかりやすい物語なので、どこか物足りなさを感じるかもしれません。また、えー、それってベタすぎない?そんなポエム的展開ある?格好つけすぎじゃない?ってのが多くて、青春マンガかよっ!って思うことも多々ありましたが、でしっかり作られている作品だと思います。個人的な好みで言えば、リアルな楽曲は入れてほしくなかったし、心情の深掘りに時間を割いて欲しかったかな。内面が大事な物語のはずなのにその辺りの描写が薄いんですよね。

けど十分楽しめる一本です。

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バリカタ

2.5どうせその100万はドブへ…

2022年3月19日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

今では売れる様になったバンドの中心人物を軸に、売れなかった時代のトラブルと売れる切っ掛けとなった出来毎と。

地元のタワレコを訪れた主人公をみせた後、程なく昔の話になっていくけれど…20人も呼べないって言われるまでさかのぼったの気付かなかったっす。ちょっと判り難い。

売れない5ピースバンドという体だけど、そもそも2人はヘルプですか?演奏シーンもないし、ただバンドかやりたいのか、ただ音楽がやりたいのか、やりたい形や目指すところが良く判らないし、結果としてはこれで良いけれど、元々のバンドやメンバーの設定はこれじゃない方が良かった様な気がする。
最後の展開も、あれ?別れたんじゃ?別れてない?やっぱり別れた?と釈然としないやり取りだったり、それだけでこんなにということは、2人が余程のものだった?とちょっと急展開過ぎるし。

話自体はなかなか熱かったし面白かったけれど、ちょっと大袈裟に設定を振り過ぎちゃってしっくり来なかった感じ。

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Bacchus

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