ドント・ルック・アップのレビュー・感想・評価
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ルックアップからはじめる
現代のアメリカ社会を皮肉った映画。
見ててもやもやする人しか出てこない映画。
けど、真剣な人を小バカにして、SNSの面白い方に流され、現実を直視せず、やるべきことも誰かに任せて家で動画やゲームをして他人ごとで過ごせる今の世界が良くない方向へ進んでいるという現代社会へのアンチテーゼとして見るのならば、とても価値ある映画。
インフルエンサーって怖いよね
のっけからアダムマッケイ節炸裂な編集で掴まれました笑
予備知識無しで観たので何だこの映画…どこへ向かうのか予測不可能過ぎて振り回されました。
正解とは何なのか。
誰が言うのか、聞くのかで正解は変わるし、変えられる。
影響力に左右される現代社会への痛烈な批判だと思いました。
インフルエンサー、バズるという言葉が怖いなぁと感じで居たので、この切り口で映画にしちゃうアダムマッケイは天才すぎる。
ふざけてるように見えますが大真面目なテーマがしっかりある映画でした。
シニカルで面白くてキャストが最高
すごいですね、Netflix
こんなに豪華キャストと内容が。。。言えないけど
お金かけてますね
シニカル シニカル 当の本人は大統領では今ないけど
超面白すぎてエンディングまで見て欲しいw
個人的には豪華キャストの中でディカプリオとシャラメが絡むの面白かった、以前の美少年と今の美少年
まぁ、個人的な感想です、そこは…
いやぁ、映画もドラマも宇宙関連で24日以降は盛り上がってしまってる
おすすめしまくってます
まさかの一人勝ち(負け?)
ある天文学者グループが彗星を大発見‼喜んだのも束の間、計算してみるとなんと彗星は地球に向かっていることがわかり…。政府、メディアにこの危機を伝えるが真面目に取り合ってもらえず、さぁどうしましょう、といった物語。
まずは、キャストがとんでもなく豪華。テーマ的なものと、ネトフリってこともあるでしょうが、これだけのメンツで日本ではメジャー作品扱いされていないのが逆に凄い。
さておき、主人公のミンディ博士と助手のケイトは地球の運命をどうにかしようと一心不乱に駆けずり回るが、待っていたのは好奇と嘲笑の視線ばかり。やっと彗星の存在を認めだされたと思ったら、今度は政治利用に発展し…。
コメディ要素がふんだんに散りばめられていながらも、アメリカという国、さらにメディアや政治というものを非常に上手く描いている作品だと思います。
そりゃあ確かに、いきなり彗星だなんて言われたらにわかには信じがたいし、気持ちはわからなくはないですが、エンタメの的として2人を嘲るメディアはとても腹立たしい。
そして大統領や胡散臭すぎるどっかのCEOとか、仮に本当にその時になっても同じようなことをするだろうか、しそうだなと思ったら本当に恐ろしくなった。世界の命と秤にかけても…金か。しかしこいつの本当の目的ってもしや…。
さらに、そんな権力者達に踊らされるのが国民。こんなにも脆く分断されるのはかの国らしい。やっぱり出て来る陰謀論者。あれ!?なんか現実世界でもこんな輩達がいるような…。
それとライブシーンで流れた歌は良かった。プロパガンダっぽい歌詞は少し鼻につくが、曲の雰囲気はホント終焉のバラードって感じでグッド。
そんなこんなで、序盤はちょっとうつろうつろするくらい退屈でしたが、後半からは一気にガチモード‼ちょくちょくいらんこと言ってパニックを引き起こすケイトに少しイライラ(笑)しつつも、非現実なテーマを、現実世界の風刺としてうまく落とし込んでいたストーリーに拍手です。
ちょっと長ったらしいけど、今まさに皆がハッとさせられる作品ではないでしょうか?
是非ご鑑賞あれ‼
ドン引きしながら笑う
もし彗星が半年後に地球に衝突することになったら……という設定の寓話。
笑えるんですが、(まだ)身近でない問題・危機に対してのメディアや政治家の反応が、他の実際に存在した問題のケースをあれこれと想起させるところがあり、リアル。
それだけに人類の度し難さを見せつけられるようで、途中までわりと本気で気が重くなりました。
にしても、みんな芸達者ですね。
食べて、祈って、愛する人と
わあ、プロットが全てですね。
面白い!
しかも豪華キャスト!
そうですね。今回の残された時間は半年あまりだったけど、地球温暖化は速度が違うだけなんでしょう。
逃げ切り世代か。生まれてくる時代は選べないね。今の我々、生まれ変わったら辛い目に合わされそうですね、このままじゃ。
アメリカのリベラルな人々の99%はセキュラー(無宗教)なんでしょうが、沈黙の「神」が主役でした。
隣にいるティモシー・シャラメくんに愛されるんだったら、私はもう何も望みません。
NETFLIX で見たけど注意喚起します!
エンドロールの後も見てね。
もっと、よく見て
巨大彗星の地球衝突が判明。
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスら豪華クルーがロケットに乗って立ち向かう…!
…なんて90年代に流行ったSFディザスター・パニックを今更やる訳ない。
だって、監督は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のアダム・マッケイだもの。
地球に衝突する可能性がある巨大彗星を発見したうだつの上がらない天文学者のミンディ博士と、教え子の大学院生ケイト。その彗星が衝突したら、地球上の全生物どころか、地球自体が…!
すぐさま大統領に危機を伝えようとするが…、散々待たされ、翌日まで待たされた挙げ句、大統領オーリアンと息子の補佐官ジェイソンは選挙や支持率以外関心無く…。
ならば、メディアへ。ブリーとジャックのニュース番組に出演。大統領も関わる最高裁判事のスキャンダル、人気歌手のインタビューの後、やっと出番。が、陽気な番組故、危機が伝わらず…。
SNS上では誹謗中傷。泣き叫んでまで事の重大さを訴えたケイトの顔はパロディ・キャラ化され、キチ○イ、笑われ、コケにされ…。
のっけからマッケイならではの風刺劇。快テンポで進んでいき、笑えるけど、チクッとする。
だけど、もし本当に巨大彗星地球衝突が判明したら…?
世の中の反応、こんなもんなのかなぁ…。
だ~れも信じない。
警告する人をキチ○イ扱い。
これは自然破壊や環境汚染にも通じる。
都合の悪い事実から目を反らす。
それが本当に起こって初めて慌てふためく。
皮肉たっぷりだが、“ドント・ルック”な世の中。
機密情報漏洩で政府に身柄拘束。
が、意外にも政府が計画やチームを立ち上げ、協力してくれる事に。
努力が実った!
…でも実は、支持率が上がらない大統領がこれを使って国民の支持を得たいだけ。
各々の内心はどうあれ、地球を救う望みの一歩が…。
計画はシンプル。
ロケットに核ミサイルを搭載して、発射。彗星を粉砕。
地球最強のアメリカ軍。地球最強の武器、核ミサイル。もはや鉄壁、完璧。
発射の日。地球の命運を託してーーー。
…あれ? ロケットが引き返して来たぞ…?
何かトラブルか…? 故障か…?
否! とんでもない理由。
この計画の出資者、大企業CEOで世界指折りの大金持ちのピーター。彼独自の調査によると、彗星には数百兆ドルにも及ぶ鉱物が…!
彗星を破壊するのはあまりにも惜しい! 何とか分解とかして、掘り出そう!
皆の目はドルマーク。勿論、国民には内緒。金持ちだけの特権。
共に行動していたミンディとケイトだが、袂を分かつ。
メディア受けが良かったミンディは引き続きTVに出たり、雑誌の表紙を飾ったり、ブリーといい関係になったり。が、家庭持ち。遂に妻にバレ…。
元々政府から目の上のたんこぶのケイト。彗星発見者なのにも関わらず、今後一切彗星に関わらない事を条件に政府から厄介払い。政府の考え、対応にいい加減呆れに呆れ…。故郷の家族の元に帰るが、家族からも見放され…。スーパーでバイト。その時出会った青年ユールに癒され…。
二人共、自分たちが見つけた彗星によって人生が狂わされる。
…いや、正確に言えば、取り巻く連中の私利私欲によって、か。
お察しの通り、ジャンル的には“ディザスター・パニック”だが、大迫力のVFXスペクタクル・シーンやパニック・シーンはほとんど皆無。
地球の危機を、自らの支持率アップにまで利用。
今のアメリカを風刺化したブラック・コメディ。
これは、笑えるコメディか、笑えぬコメディか。
いつもながらのマッケイの手腕と脚本が冴える。
そして、アンサンブル劇でもある。集まったディザスター級の超豪華スター。
情けないディカプリオ、感情爆発のローレンス、ヘンな佇まいの金持ちマーク・ライランス、ビ○チなニュースキャスターのケイト・ブランシェット、強烈インパクトの女性大統領メリル・ストリープ…以上、オスカー受賞経験者。
他にも、言動が鼻につく補佐官ジョナ・ヒル、実は一番まともそうな若者ティモシー・シャラメ、今時な女の子アリアナ・グランデ、時代錯誤なロン・パールマン、ニュースキャスターをクールに演じるタイラー・ペリー…キャストのギャラだけで幾ら??
中でも、唯一ミンディとケイトに協力する学者テディを演じたロブ・モーガンの好演が良かった。
ミンディとケイトは政府に頼らず、もう一度やり直し。政府の汚いやり口や内事情も暴露。
“ルック・アップ”
それに対し政府は、
“ドント・ルック・アップ”
スローガン掲げ、二大陣営の闘い。もうSFディザスター・パニック見てるより、選挙劇を見ているようだった。
と言うより、SNSを使っての誹謗中傷合戦は明らかに奴、か…。
ミンディとケイト側で思わぬ事故。全ての対策、望み、可能性が絶たれた。
ラストは秀逸。ネタバレチェックで触れるが、
ミンディとケイト、ユールやテディも含め、ヨリを戻したミンディの妻子と共にミンディの家で、最期の時を過ごす。
最期の最期で、穏やかな時。大切なものは、ここにあった。
一方…
上を見たら、マジで彗星が接近していた…!
国民皆、初めて大パニック! “ドント・ルック・アップ”と言っていた政府へ大非難。
が、逆にこれは好機。ここで政府が彗星を破壊すれば、アメリカTHEヒーロー!
20数基のミサイルロケットを準備して、発射!
トラブル発生。いきなり数発失う。これくらい、問題ナシ!
着弾!
…効果ナシ。彗星は原型を留めたまま。
…あれ、作戦と違う…。
…あれ? 気付いたら、いつの間にか大統領やピーターらの姿が居なくなって、司令室にはジェイソン一人…。ママ~。皆、戻ってくるよね…?
ハリウッドのこの手の作品の場合、ヒーローみたいな主人公が居て、必ず地球を救うが、本作は、
主人公のディカプリオらは幸せな最期を迎えて死亡。
大統領は無様に逃げ出す。
それどころか、本当に地球に彗星が衝突して、終焉。
ハリウッド・ディザスター・ムービーとして異色の終わり方。
風刺たっぷりのSF爆笑劇…と、ただ見てもいいが、
ラストの碎けた地球。まるで、人間の傲慢(自然破壊、環境汚染、核開発)が続けば、地球はこうなると言ってるような気がした。
劇中の彗星はそれを代弁し、表したのだ。
“ルック・アップ”。もっと、よく見て。
それに対しての“ドント・ルック・アップ”。上を見るな。
劇中では大統領側のスローガンだが、現実世界では皮肉にも自分たちに降り掛かる。
都合の悪いもの、見たくないものから目を反らす。
思い当たる連中は少なくない筈。
エンディング後の映像。
あの連中があそこで生きられるとは思えねーし。
おめでとう。ダイエット終了です。
茶化すねえ。出てくるキャラが、わかりやすく楽天家と現実主義者に分かれている。でも、楽天家は善人ではなく、現実主義者は理性にあふれている。"世紀末"をここまでコミカルに、そのくせバカバカしさを笑い飛ばすにしては実はリアルで、笑った口元が歪んでしまっていた。
地球規模の決断を自国の専権事項とさえ思い込んでるアメリカ人の、傲慢、偽善、我欲、大仰さ、見栄、自尊心、功名心、、、そんないろんないやらしさが満載。権力側の連中は、それを表に出さず(まあその手の人種は案外見透かされてしまっているが)、最大限のスマイルで隠す演技巧者ばかり。アメリカ人自身がこの映画を作っているのだから、自覚があるのだろうなあ。結末をああすることで、なんだか「いいとこ全部持って行ったりしませんから」とでも言いたげな、せめてもの言い訳を感じた。
豪華キャストだけではない現代版アルマゲドン
巨大隕石による地球滅亡危機に直面する科学者の奔走劇、あらすじは単純だが、滅亡の事態に政治やメディア、人間の行動をリアルに描き、GAFAのような国に影響を与える程の大企業が巻き起こす
政治や社会風刺、差別に対する皮肉たっぷりのメッセージを孕んだ大作
巨大隕石と聞いてアルマゲドンを思い出すが、そこに対しても皮肉を交えたシーンがあり、全体的にコメディテイストであるので重くなりすぎず最後まで楽しめた。
名優たちの演技も長尺で楽しめ、先を予想してはうまく裏切られる展開に満足
地球滅亡という現実味のない恐怖を演出するのに真逆であるコメディを取り入れてるのが素晴らしい それによりシリアスな部分の引き込まれ度合が大幅に増していて、滅亡や死への恐怖が引き立っていた
続編を希望するほど面白い作品に仕上がっている
笑えるけれど笑えないシニカルコメディ。多分、現実味がありすぎるから
巨大隕石による人類滅亡を巡る奮闘を描く本作。
シニカルでブラックなジョークをふんだんに盛り込みながらも、人間の闇の部分や本質的な部分を描いている作品だと思う。
笑えるところももちろんあったが、心の奥からは、どうしても笑えないと感じていた。
このシニカルでブラックな映画が、この世界をある意味忠実に描いているように感じたからだ。
資本主義、政治、真実、嘘、本音、建前、正義、偽善、善意、悪、無意識、平和、闘争、愛、我執、欲望、無関心、etc、etc。
あらゆるものが絡み合い、ぼくたちの世界は出来上がっている。
そんなことを感じさせるような、面白くて笑えるけれど、どこか恐ろしい映画だった。
あなたの信じる世界の『真実』も、この映画の中にあっただろうか?
シリアス?コメディ?超シリアス!
前知識なく、ディカプリオ出演作なので見た。冒頭はジェニファー・ローレンスや、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、マーク・ライアンス、ジョナ・ヒルなど豪華出演陣なので、隕石衝突の地球滅亡危機を描いたシリアスな映画と思っていたら、めちゃくちゃアメリカンな下らないおふざけ満載で、遅々として、危機回避にストーリーが進まず、かなりイライラ、ディカプリオもカッコ悪いし。いや、これコメディなんだと、思い直し、見ていると、あれ?これ、まんまトランプ政権のSNSを駆使して他者を誹謗中傷、排斥して自らを正当化する姿勢や、国益優先するため、先進国の歩調が合わない現在の環境問題を思いっきり揶揄してるなと気付く。そうか、バイスや、マネー・ショートを撮ったアダム・マッケイだったかと納得。映画の結末のようになる前に、今対処しなきゃ、いけないと強く思う。
お金をかけたブラックユーモア
カラフルな文字で彩られたタイトルロールはわくわくさせた。
切り替わりの速いカットで滑り出しがいい。
とんとん拍子で進み気分もあがる。
が、じょじょにたわごと感が増していく。
コメディなのはわかるけれど、笑いの質がアイロニカル。描写も狂騒的でエゴイスティック。そのブラックユーモアがリアルな肌感のある監督のタッチと不協和してくる。
票取りだけの大統領や、マザコンの首席補佐官や、非科学的なインフルエンサーに地球の運命を託す展開にじょじょに嫌気がさしてくる感じ。
総じてまともじゃない側の人物描写がやりすぎ。
かれらと、まともな人物との落差が興醒めにつながっていた。と思われる
ただし。
お金のかけ方がものすごい。
こんな(と言ったらなんだが)話を語るのにとんでもないキャストと物量が投じられている。
さらに挿入されるイメージ/点景がVivid。
マネーショートでも感じたが、多種多様な「実際の映像」的な画を、矢継ぎ早に挿入して、ハッとさせる。アダムマッケイ監督の得意技だと思った。
筒井康隆みたいなスラップスティックな終末の話を、ばけものみたいな予算で映画にした──という様相だが、終末は愛する人と過ごしたいというエモーショナルな値と、ブラックユーモアで押し切る値が、同時に描かれていて困惑した。
結果として(個人的には)スベっている気がするが贅沢なキャストとボリュームに圧倒されたのは確かだった。
好かれ役も憎まれ役も全員上手。
個人的にいちばんよかったのはシャラメが出てくるところ。
スーパーのレジで腐っているケイトのまえにあらわれたボーダーの輩っぽい風情がすげえかっこよかった。男臭いキャラクタを見たことがないせいだろうか、この映画のシャラメは純情で男子っぽくてシンプルに魅力的だった。(万引犯だけどね。)
壮大な話。
たとえスベっているにしても、こんなもんつくれるのはアメリカ映画だけである。
じぶんの国に世界的スターが山ほど居る。役名「ライリービーナ」のライブシーンがわりと長くとってあるけれど、演じているのはアリアナグランデ。博士ディカプリオに研究生ローレンス。大統領はメリルストリープ。いつになく淫奔なブランシェット。体重もどしたジョナヒル。
見知った大スターが役を演じる楽しさ。地球の危機をアメリカだけが対処するAmerica Firstな展開さえ、違和感はまったくない。
米映画を見て、しばしば『戦後世代ではないし、もはや戦後でもないが、率直に言って、よくもまあこんな映画をつくる国と戦争をやったもんだ──と思った。』と評することがあるが、これもそんなことを思った。
投じられた物量に圧倒され、それが主観的な感想に勝ってしまう──という感じ。そもそも加入者のとある晩を楽しく過ごさせるネットフリックス映画として、なんの不満がありますか、てな映画だった。
とても一貫して皮肉ってるのが笑える。
テンポの良い、面白可笑しくシュルレアリスム。
みんないつか死ぬ、これがほんとの話。それだけが生けるものに与えられた平等。
それをこれだけコメディーにできてることが凄い。このテーマで全く真剣じゃない。監督の皮肉がマジで凄い。
あなたは、最後に誰と過ごしたい?隠し事なしで終わりたいですか?
教授たちが感謝しながら終わりを迎えたのがとても良かった。どんな時も感謝しながら穏やかに生きたい。
どこまでいっても人間はこんなに馬鹿なら、こんな死に方がいいなぁ。
メリルの最後はウケた。こういうのがお決まりパターンを最大に活かしてるやり方だと思う。特権階級気取りのクズ息子は孤独に苦しみながら死んでいくという皮肉。本当凄いゎ。
クリスマスに観れてよかった。家族に感謝。
ブラック度がアルマゲドンな秀作コメディ
Netflix発の強烈風刺コメディで、相変わらず作品のレベルが高く、ハリウッドの大手スタジオも見習ってほしいです。お話しはアルマゲドンみたいな巨大彗星の衝突による地球滅亡を訴える天文学者のドタバタで、マスコミからホワイトハウスまでバッサリとコケにしている監督のアダム・マッケイのキレのある演出が冴えてます。ビックリするのは、アカデミーウィナーの皆さんの怪演ぶりで、ディカプリオのあたふたぶりから、ジェニファー・ローレンスのブチ切れ演技、なによりもメリル・ストリープとケイト・ブランシェットのビッチ振りはビックリです。
コメットさん
もっとおバカ映画なのかと思っていたら、結構怖い映画だった。最近やたら耳にする“想定外”なるコメントがあるが、それもあくまで地球の範囲内(地球温暖化も含めて)で、大気圏の外のことにまでは意識が及ばない。この映画の基調はスラップスティックなのかもしれないが、巨大彗星の衝突というのはあり得ないことではない。現実にこのような事態に直面した時、回避する手段があるんだろうかと心配になった。
個人的には、国家プロジェクトとか民衆の暴動とかの大層な話に発展させず、地球の運命を左右する大発見が俗世間によってのらりくらりと矮小化される様に徹した方がよりシニカルだったように思う。時折インサートされる自然界の営みの映像は、人間の愚かしさとの対比を際立たせている。
30歳超えのジェニファー・ローレンスが、大学院生を演じて違和感がないのはさすが。
エンドロール明けの大統領補佐官のひょっこりはんは、どう考えても2万年後のシークエンスの方が時系列的には後だろうから、逆の方が良かったのでは?
このメンツで、この内容・・・。
Netflixの分類に「コメディ」ってそういえばあったのです。
最初は彗星が云々、ハラハラしてたのに。
ええ?それで終わり?!。
エンドロール最後のおまけにも、マジかよというお口あんぐり。
まあ昔の「マーズアタック!」を楽しめた人には。
面白いブラックコメディかも知れません。
あとメリルの大統領、っていうのを見れたのは良かったです。
やっぱりしっかりとクセがあった!ちゃんとやりたいことやりきってます!! 右往左往慌てふためいて顕になる人間の本性るつぼSHOW
国家機密の漏洩級の攻めた作品?はたまた"政治を持ち込むな"と言いたくなるようなブッ飛んだ珍品?? どんな笑っていられないような汚く醜い話題もコメディに昇華してしまう、タブーに切り込む鬼才。独特なアダム・マッケイ節炸裂ワールド!この世界観がたまらない、待ってました!って感じ。それも『デューン』なども超え間違いなく今年一豪華キャストだろうという面子が揃い踏みで楽しみにしまくっていた本作、いよいよ登場。
いや〜クリスマスの朝から笑いまくった。正直、純粋な笑える度合いで言えばもっと全面にコメディしていたウィル・フェレル主演作とかのほうが上だろうけど、このキャストでこの規模感で、これだけ各方面の交錯する思惑や政治・国家の中枢で繰り広げられる実にバカげた=コメディとしか言いようのない人間模様・猿芝居を展開するのはお見事!これに尽きる。各所の思惑など少し『シンゴジ』なんかも頭をよぎったけど、地球の緊急事態への対処の仕方や反応もアメリカ的?
ディカプリオが普段から力を入れている環境問題という点でもピッタリ合致!メリル・ストリープとジョナ・ヒルは最高に楽しそうに最低な役を演じているし、マーク・ライアンスは登場こそスティーブ・ジョブズ彷彿とさせつつ結局のところいつもの彼っぽい。ケイト・ブランシェットとタイラー・ペリーによるテレビ番組司会コンビはなんともリアル。特にケイト・ブランシェットのメイクや髪型、そして佇まいや雰囲気、キャラの作り込みが!他にも傭兵ロン・パールマンや若者ティモシー・シャラメ。けどもちろんふざけて終わりなどではなく核がある…?なんでも持ってたな。ダイエット完了!
豪華キャストで送るかなりアイロニーの効いた笑えない風刺映画😅 コロ...
豪華キャストで送るかなりアイロニーの効いた笑えない風刺映画😅
コロナ禍の安倍政権、菅政権ってこんな感じだったのかもね。トランプ政権も。
日本の俳優は、アメリカの俳優を見習わなきゃね。
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